2006年05月31日

ブルーポイントでドイツ・ワールド杯

bluepoint.jpg今日は、白金・プラチナ通り沿いのブルーポイントで打ち合わせをしました。

深夜まで開いていて、車でのアクセスもよいことから(パーキングメーターが通り沿いに豊富!)、15年前から、よく利用しているお店です。自宅からも歩いていける距離とあって、ぶらぶらするにも絶好のロケーション。


point.jpgブルーポイントでは、ドイツ・ワールドカップの開催中、ワールド・ビア・フェスタを実施するそうです。

世界各国のビールを堪能しながら、パブリックビューで試合観戦できるしくみ。放映日程は、以下の通りです。


【6月の放映日程】
9日(金) 1:00 ドイツ−コスタリカ戦(A)
10日(土)22:00 イングランド−パラグアイ戦(B)
      1:00 トリニダード・トバゴ−スウェーデン戦(B)
11日(日)22:00 セルビア・モンテネグロ−オランダ戦(C)
      1:00 メキシコ−イラン戦(D)
12日(月)22:00 オーストラリア−日本戦(F)
      1:00 アメリカ−チェコ戦(E)
13日(火)22:00 韓国−トーゴ戦(G)
      1:00 フランス−スイス戦(G)
14日(水)22:00 スペイン−ウクライナ戦(H)
      1:00 チュニジア−サウジアラビア戦(H)
15日(木)22:00 エクアドル−コスタリカ戦(A)
      1:00 イングランド−トリニダード・ドバゴ戦(B)
16日(金)22:00 アルゼンチン−セルビアモンテネグロ戦(C)
      1:00 オランダ−コートジボワール戦(C)
17日(土)22:00 ポルトガル−イラン戦(D)
      1:00 チェコ−ガーナ戦(E)
18日(日)22:00 日本−クロアチア戦(F)
      1:00 ブラジル−オーストラリア戦(F)
19日(月)22:00 トーゴ−スイス戦(G)
      1:00 サウジアラビア−ウクライナ戦(H)
20日(火)23:00 エクアドル−ドイツ戦(A)
21日(水)23:00 ポルトガル−メキシコ戦(D)
22日(木)23:00 チェコ−イタリア戦(E)
      4:00 日本−ブラジル戦(F)
23日(金)23:00 サウジアラビア−スペイン戦(H)

■ブルーポイントのホームページは、http://www.b-point.co.jp/
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2006年05月29日

日本旅行作家協会

jtwo06.jpg赤坂プリンスホテルで開催された、日本旅行作家協会JTWOの総会ならびに例会に出席しました。

国際文化交流を目的に、会員数約300弱の旅行作家で組織するこの協会は、会長に斉藤茂太さん、副会長に兼高かおるさん、役員には下重暁子さんや椎名誠さんなど、著名な方々が名を連ねる、旅のスペシャリスト集団です。

毎年9月下旬に開催される世界旅行博(通称JATA博)では、ツアー・オブ・ザ・イヤー事業を。また、阪神電鉄との共同事業などを展開しています。


mrsaitoh.jpg斉藤茂吉氏のご子息で、ドクトル・マンボウ北杜夫氏の長兄でもある斉藤茂太会長も、ご高齢にもかかわらず、例会には奥様ご同伴で欠かさずご出席。やさしい物腰と、ユニークなスピーチで、会場をいつも沸かせています。

この日も、奥様とご臨席された斉藤会長。山形・上山温泉の老舗旅館【古窯(こよう)】は、斉藤一家御用達のお宿。古窯さんの話題で、ご挨拶を交わしました。


jtwosan.jpgこちらの写真は、商船三井客船の日野社長(写真右)とカナダ専門の旅行会社カナディアン・ネットワーク林氏(写真左)で記念に一枚。
昨年乗船した、にっぽん丸クルーズでの様子が、『わたしのクルーズスタイル』(イカロス出版)から発売されたばかり。一部寄稿、写真提供をしておりますので、ぜひお手にとってみてください。


さて、香港政府観光局の加納局長が音頭をとり、ANTOR−JAPAN(在外外国観光局協議会)のPRの場がありましたので、内容をお知らせします。

ANTOR-JAPANでは、日本からの海外旅行者を増やす施策として、【Let's go 海外!】というキャンペーンを実施。
来たる7月2日(日)10時〜17時
東京駅徒歩1分、「TOKIA(トキア)ビル」(=東京ビルディング)1階ガレリアにおいて、Let`s go 海外のプロモーションを行います。
後援は国土交通省、協賛はJATAならびに三菱地所です。
航空券や宿泊券の抽選会もあるそうです。ご興味がある方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。


■日本旅行作家協会JTWOは、http://www.jtwo.net/
■世界旅行博(通称JATA博)は、http://jata-wtf.com/
■にっぽん丸公式ホームページは、http://www.mopas.co.jp/


ラベル:旅行作家
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2006年05月28日

連載【日経マスターズ】夢をかなえるロングステイ入門

日経BP社が発行する団塊世代向け情報誌【日経マスターズ】に「夢をかなえるロングステイ入門」と題して連載をしています。

連載は、2006年1月号からスタートし、今号で第6回目を数えます。
ちょうど本日、6月号が、早々に手元に届きました。
当初は、ロングステイの基礎的な知識、資金計画の立て方などがテーマの中心でしたが、途中3月号からは各国/地域別の情報を特集。お蔭様で、好評を得ました。

**日経マスターズ【夢をかなえるロングステイ入門】(バックナンバー)
■1月号 滞在先選び
■2月号 資金計画
■3月号 オセアニア特集
■4月号 ハワイ特集
■5月号 カナダ特集
■6月号 タイ・マレーシア特集(現在発売中)
■7月号 台湾特集(次号予定)

セカンドライフを楽しむ世代に広く読み継がれてきた、この【日経マスターズ】ですが、残念なことに、次号(7月号/2006年6月22日発送分)をもちまして休刊されることになりました。

従来の、資産形成など「ライフソリューション情報」については、今後、日経BP社>>【セカンドステージ】や高実売率をあげている『日経ビジネス』と連携しながら情報発信をされるご予定だそう。
さらに、ロングステイを始めとした「大人のためのオフ情報」は、日経ビジネス同梱の「二人の時間」などで、展開していくことになるようです。

団塊世代の大量定年を目前に、このところ、競合誌も多数現れているようですが、長く愛され続けただけに、惜しむ声も聞こえます。

「大人のための……」という、粋なテーマで書き綴ってきた私にとりましても、(かつて執筆した、新聞のシニア欄連載にはみられない)アクティブさ、表現のスピード感に、心地よさを感じていました。(ですから、ホントに残念!)


連載最終となる7月号は、台湾特集です。筆をふるいますので、乞うご期待ください!


posted by 千葉千枝子 at 02:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の執筆記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

船乗りになりたいあなたへ【船と船乗りの物語】

知り合いの方から、「船と船乗りの物語」(城島明彦著/生活情報センター)を頂戴しました。

本著には、「普通の大学を出ても船長になれる時代だ!」という章もあり、船乗りを目指す方、洋上での仕事を知りたい方には、ぜひお読みいただきたい一冊です。豪華客船のほか、タンカー船、LPG船、コンテナ船等々、あまり広くは知られていない船のことが、わかり易くまとめられていました。そういえば、今年3月に赴いたバンクーバーも、街の中心部でありながら、空には白いウミドリが飛び交い、「ああ、港町に来たんだな」と、あらためて感じたものです。

funanori.jpg


「船はいつも形のよい曲線美を見せてくれ、満天にきらめく星空の下でもの想いにふけり、よき伴侶【mate:(手袋などの)片一方、配偶者、相棒、航海士】を得て、荒波を乗り切る」という英国の詩を教わりました。船が、「彼女」と呼ばれる所以だそうです。
頂戴したご本は、来週のホノルル行き機内で、読もうと思っています。ありがとうございました。
posted by 千葉千枝子 at 21:08| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | クルーズ・港湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

麻布十番ビール

オールアバウト【海外移住】に新着記事「ハワイのタイムシェアは他人より安く買う」「使わないタイムシェアを手放したいあなたへ」をupしています!


asahikasei.jpg以前、六本木ヒルズで開催された、旭化成ホームズ主催【賢い土地資産運用セミナー】(2006年2月25日実施)に登壇したご縁で、東京南第一営業所佐野所長さんと、お食事することになりました。

自宅近くの麻布十番に出向いていただき、ときどき利用する【炙家・風土】にて一献。
1階カウンターが、わたしは好きですが、金曜の夜ということもあり、2階のお席へ。旬のお魚や焼き物、美味しい酒肴が揃う店です。


■炙家・風土  TEL03-3568-6224
  **総本家[永坂更科]布屋太兵衛を曲がった先の角
  **ぐるなびは、こちら>>http://r.gnavi.co.jp/a299302/menu4.htm

jyubanbeer.jpg大阪大出身の佐野さんは、芦屋にあるご実家をへーベルハウスに建て替えていたことで、阪神大震災のおりも大きな被害にあわず難を逃れたといいます。今でも、芦屋地区の公立小学校では、あの震災の記憶を風化させまいと、1月17日には全校生徒が「冷たい給食」を食べるのだそう。
震災直後、ホーバークラフトで、いち早く物資を調達させた中内功氏(ダイエー創業者)の泣ける話など、興味津々な話題ばかりでした。

さて、こちら【炙家・風土】にて、麻布の地ビール【麻布十番ビール】を、今回、初めて飲みました。
赤と白があるというので、どちらもオーダー。
味や色は、まるでロゼのようで、少しフルーティー。(苦っいビールが大好きな私には、少し物足りませんでした。。.

ラベル裏面には、麻布十番の地名の由来などが載っていました。
みなさんも、話のネタに、ぜひ一度試してみてください。


posted by 千葉千枝子 at 23:59| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のグルメ・レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月25日

ムック本【豪華客船の旅】を執筆しました

ノルウエージャンクルーズラインのプライド・オブ・ハワイとプライド・オブ・アメリカに乗船。ハワイ4島のアイランド・ホッピングを、こちらで記事ご紹介しています。

azu.png


双葉社発行【「豪華客船」の旅―こんなに安くて楽しい世界のクルーズ旅行】というタイトルの双葉社スーパームックです。

posted by 千葉千枝子 at 23:00| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | クルーズ・港湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月24日

麻布十番商店街

麻布に越して、早や11年が経ちます。
tanuki.jpg
麻布十番は勝手知ったる街。かつては「陸の孤島」と呼ばれていましたが、地下鉄大江戸線・南北線の開通と、六本木ヒルズのオープンで、だいぶ様変わりをしました。商店街のなかは昔馴染みの老舗も多く、ぶらり歩いているだけで楽しめる街です。

お洒落なバーやダイニングもよいですが、予約が必要な鯛焼専門店【浪花家総本店】や、揚げおかきの美味しい【豆源】、【あべちゃん】の焼き鳥なんていうのも大好き。時々、息子たちと寄り道します。

大切な方への菓子折りは、いつも【たぬき煎餅】にしています。こちらのご当主・日永社長は、わたしの大学時代の当時のゼミ長(国際経済)。後を継がれて多忙な日々を送られているようです。(若かりしころから、きりっとされていたんです!)


soba.jpgまた、商店街の先・暗闇(くらやみ)坂から仙台坂上へと抜ける、西町インターナショナルスクール前の舗道は、自宅への近道とあってよく通ります。
大名屋敷が多いとされたこの一帯には、坂の名前に当時の名残があります。

今日は、来日中のハワイの知人と、麻布十番大通りに面した【総本家[永坂更科]布屋太兵衛】で昼食をとることに。
わたしは、「とろろ蕎麦」を頼みました。(美味しかった♪)そばつゆは、甘口と辛口の二種類があり、蕎麦猪口にはお好みで。


sobaya.jpg麻布十番には美味しい蕎麦屋がいくつかありますが、昼時はいつも待たされますから、早めに行くか予約するのをおすすめします。韓国大使館が近いので焼肉やさんも多いですし(【三幸園】は20年近く前から通っています。スーパーで売っているつけダレも美味しいので家庭用に)、中華料理もよいお店が多く、二胡や中国琴の演奏も楽しめる【富麗華】などなど……、際限がありません。

ぜひ皆さんも、「十番ぶらぶら」を楽しんでみてください。


■たぬき煎餅のホームページは、http://www.tanuki10.com 
 TEL03-3585-0501
■総本家[永坂更科]布屋太兵衛のホームページは、http://www.nagasakasarasina.co.jp
 TEL03-3585-1676

■麻布十番商店街振興会の公式ホームページは、http://www.azabujuban.or.jp
posted by 千葉千枝子 at 22:45| 東京 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 地域・まちづくり・NPO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月23日

庭園美術館と新宿御苑

teienshoumen.jpgゆったりとお茶したいときに訪ねるのが、目黒にある【東京都庭園美術館】です。

旧朝香宮邸だけあり、都会にありながら、広大な敷地と豊かな緑。園内では、数々のオブジェや美術品を鑑賞できるとあって、カップルや女性のグループがくつろぐ姿を見受けます。


teien.jpg正門を入るとすぐに、オープン・カフェ【Cafe茶洒】があります。
地下鉄【南北線】開通にともない、白金駅からも至便とあって、ときおりこちらで仕事の打ち合わせをします。入場料(200円)はかからないエリアなので、気軽に待ち合わせが可能。JR目黒駅からも徒歩圏内です。


roro.jpg今日もこちらのカフェで待ち合わせをして、そのあとプラチナ通りへランチに行きました。ひところ前までは、あまりお店のなかったこの一帯。【ブルーポイント】のほかは、老舗喫茶【RORO】があった程度でした。

懐かしのROROでハンバーグ定食(1000円)を食して、あとはぶらぶら……徒歩で帰宅しました。



■東京都庭園美術館の公式ホームページは、http://www.teien-art-museum.ne.jp


gyoen2.jpgこないだの休日には、【新宿御苑】へも足を運びました。
晴れた日には多くのひとが憩いを求め訪れる、都内随一のエリアです。「新宿御苑」は、明治39年(1906年)に明治天皇御臨席のもと改名を受けたことで知られ、今年でちょうど100周年を迎えます。

入場料は、大人200円、小中学生50円。開園時間は、午前9時〜午後4時で、毎週月曜日が閉園。



gyoen.jpg息子たちが通った幼稚園の遠足が、毎年新宿御苑でした。桜の季節も素晴らしいですが、この五月の時期は新緑も眩しく、園内は花にあふれています。
遡ること江戸時代、内藤家の庭園が新宿御苑のルーツだそう。

地下鉄【丸の内線】新宿御苑駅下車。JR新宿駅に近い【新宿門】は混雑するので、待ち合せには【大木戸門】をおすすめします。


■新宿御苑の公式ホームページは、http://www.shinjyukugyoen.go.jp
■東京メトロの公式ホームページは、http://www.tokyometro.jp
posted by 千葉千枝子 at 23:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 地域・まちづくり・NPO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月22日

五月歌舞伎は「恋のダウンロード」

kabukiza.jpg東京・銀座【歌舞伎座】で、團菊祭【五月大歌舞伎】を観劇しました。

月ごとに演目も異なりますが、昼の部(午前11時開演)と夜の部(午後4時半開演)とでも内容が異なり、朝から終日観るひともいるとか。当日券を買い求めるファンも多く、平日の月曜日というのに相当な混みようで、お席は満席でした。

夜の部だけでも五時間近い上演ですから、観る側・演じる側ともに大変な長さです。幕間は20〜30分程度しかないので、通路や土産物店は賑わい、女性トイレは長蛇の列をなしていました。


kabuki1.jpgとはいえ、歌舞伎座の内部には、食事処や土産物売り場などがあり、半日だけでは足りない感も。予約がないと食事処は並ぶので、正面左手の歌舞伎茶屋で弁当を買い、幕間に食べることにしました。

歌舞伎は難しく思われがちですが、以前に比べ、台詞にも口語調が増えたようです。とはいえ、大佛次郎や近松門左衛門といった古典歌舞伎は、やはり【筋書】(あらすじなどが掲載されている冊子を「筋書」といい、一部1200円で販売されています)がないと、理解できない場面も。

makuma.jpg観劇したのは、夜の部の三幕。

第一幕、近松門左衛門作「傾城反魂香」
第二幕、上:「保名」 下:「藤娘」
第三幕、河竹黙阿弥作「黒手組曲輪達引」

上演中の撮影は禁止されていますが、幕間や通路はOK。みてください、この混みよう……。
   
kabuyoko2.jpgとくに、第二幕以降はストーリーが把握しやすく、爆笑できる場面もありました。
なかでも、市川海老蔵が舞う「藤娘」は、とりわけ妖艶で、舞台装置や衣装も華々しく素晴らしいものでした。

また第三幕、不忍池の冒頭シーンでは、いきなり「矢ガモ」が登場。海老蔵扮する牛若伝次の登場で、入れあげていた遊女・白玉に裏切られ、池に突き落とされた権九郎(菊五郎)が、恨みつらみを語りながら矢ガモの“着ぐるみ”で登場するシーンでは、スターウォーズのテーマ曲が流れ、会場は騒然。


fujimusume.jpg三味線やお囃子太鼓が奏でる「恋のダウンロード」で、歌って踊る“かぶりもの”の菊五郎。役者魂まるだしの【パロディ狂言】でした。

親しみやすい現代歌舞伎に触れたのは私も初めて。若い人や外国人もちらほら(といっても、やはりご高齢者が多いですね)今回の観劇で、「また、あらたな楽しみをみつけた!」という感じで大満足。

着付けは師範の腕前ですが、なかなか袖を通す機会もなく、今回、久しぶりに袖を通しました。場内には、お着物の女性も多く見受けました。お年を召されたご婦人の、さりげない着姿は、とくに印象的です。和装小物などを、売店で土産に買って帰路につきました。


■歌舞伎座の公式ホームページは、http://www.kabuki-za.co.jp
■松竹ホームページは、http://www.shochiku.co.jp
■チケットWeb松竹(パソコンから)は、http://www1.ticket-web-shochiku.com/p/

観劇料は、1等席15,000円、2等席11,000円、3階A席4,200円、3階B席2,500円、1階桟敷席17,000円。駐車場有。


posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・伝統芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月21日

ロングステイと資金計画

mitsuiseminar.jpgJTBロングステイプラザならびに三井生命保険PMMサービス共催の【ロングステイ・カウントダウンセミナー】に登壇しました。
昨年秋より定例化したこのセミナー。今回で、四回目の開催となりました。

ご参加者の多くは、ロングステイの準備段階にある方々。皆さん一様に熱心です。特に今回は、読者のかたがご参加くださり、たいへん嬉しくおもいました。とりわけ、同性の女性の方々に支持いただけるということは、筆者冥利につきます。


seminar1.jpgセミナー【第一部】では、JTBロングステイプラザによるオーストラリアを中心としたロングステイ情報。【第二部】は、わたくし千葉千枝子が担当する、ロングステイの準備とプランニング手法。【第三部】は、三井生命保険PMMサービスによる資産運用とシュミレーションの三部構成となっています。

第二部の担当テーマでは、おもにロングステイのプランニングに欠かせない予算の立て方や各国の生活費情報など、【ロングステイの資金計画】をお話しています。
滞在先によって、準備する資金の額やその方法は、大きく異なります。
ロングステイをするための基礎知識が中心ですから、滞在地選びをお迷いになっている方にとっても参考になるでしょう。滞在が長期にわたる場合、リタイアメント・ビザ
(退職者査証)を取得するなどするわけですが、どれくらいの額を用意すればよいのか、気になるところです。
今から、ロングステイの情報収集をしたいと考えているかたのための、平易な講座内容が特徴です。


**次回の【ロングステイ・カウントダウンセミナー】の予定は、
■2006年6月17日(土)14時〜16時
■2006年7月22日(土)14時〜16時
いずれも会場は、三井生命保険本社ビル大会議室(東京・大手町)
お問合せ・お申し込みは、こちらまで


suemunesan.jpg講演終了後、東京駅丸の内の商業ビル【オアゾ】にある日本酒レストラン【蔵人厨・ねのひ】にて、旅行業白門会でお世話になっております末宗直人氏と、JTBロングステイプラザ坂下栄一室長との三者で一献。
広い店内には、日本酒にあうお料理がそろい、すっかり気に入りました。(とはいえ、ビール党で、且つ寝不足気味のわたしは、日本酒は我慢、がまん。。)


nenohi.jpgすでにご定年を迎え、ご退職をされた末宗氏ですが、毎日のウォーキングを欠かさず、また家庭菜園で野菜を作るなど、たいへんお元気で前向きです。
その末宗氏が、このたびNPO特定非営利法人を設立することとなり、ご趣意などをお聞かせくださいました。

何しろこの三ヶ月間、ハローワークが主宰するNPO設立講座にお通いになり、設立登記の方法などを学ばれたといいますから驚かされます。あらたな目標を定め、つねにチャレンジ精神を忘れない心意気には感服させられました。
素晴らしい方々との巡りあわせは、わたしにとりましても励みになります。


■■蔵人厨・ねのひ(丸の内オアゾ6F)TEL03-5288-1101
posted by 千葉千枝子 at 01:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の取材協力 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

塩原講演を連結「つばさ」号で

tsubasa.jpg先週に引き続き、曙ブレーキ工業「ライフプラン60セミナー」に登壇するため、塩原温泉【ホテル塩原ガーデン】を訪ねました。

新緑のまばゆい季節というのに、あいにくの雨。前回は、東北新幹線【MAX(マックス)やまびこ】107号東京発(09:00)に乗車しましたが、今回は満席とのこと。JRの窓口係に、「同時刻の連結【つばさ】107号でさがしてみましょう」と促され、運良く宇都宮までの指定席がとれました。(そうだったのか……と納得。MAXとつばさは、仙台で切り離されるのでした。)


tsubasayamagata.jpg山形新幹線【つばさ】は、上山(かみのやま)温泉などに停車して山形駅までを結びますが、車両がMAXとは異なり1階だてですから、ゆったり空間です。(次回から、【つばさ】で予約をしよう!と決意)
MAXの細い階段を、大きな荷物を持って上がり下がりするのは、いささか辟易していました。



話がかわりますが、私が日本旅行作家協会JTWOに入会できたのも、上山温泉の名旅館【古窯】の大女将であられる佐藤幸子さんにご推薦を賜れたおかげです。
帝国劇場で上演された舞台「あばれ女将」は、佐藤さんの自叙伝『からっぽの金庫から』が原作。細腕一本で、日本を代表するお宿をつくりあげた女性一代記は、実に佐藤さんご自身のノンフィクションなのです。

(現在、大女将は、宿の切り盛りを若女将に任せ、ご自身は【銀座・古窯】で接客につとめていらっしゃいます。米沢牛のビーフシチューは絶品!私も大好きです)


さて、今回の退職前セミナーは、団塊世代の大量定年にともない、先週に引き続き2度目の開催。
定年後のライフイベントとして、「海外ロングステイ」や「田舎暮らし」「定年帰農」「熟年旅行」「客船クルーズ」といったテーマを、多角的にとりあげました。

seminarakebono.jpg曙ブレーキ工業における福利厚生の充実度を、前回のブログでお伝えしましたが、とりわけ社友会(OB会)近藤会長のお話は、たいへん面白いものでした。

孔子の「耳順」を引用し、「定年を過ぎたら素直に耳を傾けよう」と提言。趣味に没頭もよいけれど、社会のお役に立てることにも力を注ぎ、家事を手伝うなど妻を助け、現役時代と同様に夫婦であれども距離を置くことが肝心と説きます。


shinnryoku.jpgご自身が、趣味の菜園に没頭する傍ら、町内会の副会長を務めるなど、地域社会への貢献も忘れません。また、「声がかかっているうちが華」としながらも、「(世の中が)俺を必要としている」という充実感は大きいと、自らの経験則を語っていらっしゃいました。

翌日は東京で講演があるものですから、宿泊を丁重にお断りし、夕刻、宇都宮に住む弟に(車で)迎えに来てもらい帰京。矢板インター近くの蕎麦処で、蕎麦の会席弁当と(私だけ)ビールをがぶがぶ飲んで、日帰りとあいなりました。


**次回のセミナー開催は、紅葉の那須りんどう湖を予定されています。

■米沢牛のビーフシチューで有名な【銀座・古窯】は、こちら
■『からっぽの金庫から』(佐藤幸子著)は、こちら
posted by 千葉千枝子 at 00:53| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

旅は健康「ヘルスツーリズム研究所」

yoko.jpg旅が与える健康効果。
2005年11月に開設したヘルスツーリズム研究所は、健康観光に関する調査ならびに、科学的実証による健康要因としての旅をテーマに、あらたな事業を創出する、業界初のシンクタンクです。

ヘルスツーリズム研究所の初代所長・古川彰洋氏に取材をしました。

たとえば、近ごろブームの【マクロビオテック】。昨年、バンクーバーへ取材したおり、流行に敏感でヘルスコンシャスなバンクーバーっ子は、すでにマクロビオテックを生活の一部に取り入れていました。


helthtourismedit.jpgこうした、【医食同源】の考えに始まり、脳トレ、エクササイズ、アンチエイジング、温泉保養などなど、「健康」をキーワードにした旅行は、これからが花盛り。
【トラベルメディスン(=旅行医学)】の見地において、日本渡航医学会の医師、看護士をはじめ、専門家や関連機関のスペシャリストを交えた研究会【ヘルスツーリズム振興研究会】を発足させるなど、精力的に【渡航医学/旅行医学】の広報・啓蒙活動に従事しています。

JTBニューヨーク支店や米国現地法人JTBI・ロサンジェルス勤務を経験した古川所長は、この研究所を立ち上げる前年まで、営業企画本部内の【危機管理室】で、リスク管理の最前線に立っていた人物です。
2001年のニューヨーク同時多発テロを皮切りに、サーズや鳥インフルエンザなど、さまざまな旅行リスクが業界全体に暗い影を落としたさなかの重責でした。当時は、(日本が)真夜中でも電話が鳴り止まないほどだったとか。24時間ホットライン体制の、まさに「受け手」が古川氏だったのです。


旅には、さまざまなポジティブ効果があります。
お歳を召されてもいつも恋愛感情を忘れないひとや、明るいスケベを自認するひとのほうが長生きをする、といわれていますが、旅にもそんな効果があるようです。
まるで素人判断のような「旅の効果」が、科学的に実証される時代が到来したのです。。

ロングステイを専門に活動をしておりますと、【トラベルカルテ】の意味をご存じないかたが、ことのほか多いことに気づかされます。
わたしが添乗員をしていた15年前、欧米からの年老いた旅行者が、みなトラベルカルテを携行していたことを知り、驚かされました。

【インフォームドコンセント】という考えが浸透している欧米社会では、ご自分の病歴などを、診察前に医師に提示する必要があります。さもなくば、診察自体を拒否されかねないからです。
既往症や持病などを記した(英文)診断書や服用しているお薬の(英文)処方箋を所持しておくことは、とりわけ言葉の壁が高い日本人旅行者にとって、重要なリスク管理につながるのです。
滞在が長期にわたるのであれば、なおさら必携のアイテムでしょう。

helthtbook.jpg.jpgヘルスツーリズム研究所では、こうした【トラベルメディスン】を小冊子に編纂して、旅行業界全体の意識改革や周知徹底に寄与しています。
添乗員が携行するための冊子【旅で困ったときの対処法】の場合、人工呼吸のやり方はもちろんのこと、機内や旅先で遭遇するさまざまな身体上のリスクに、機敏に対応できるノウハウが、要領よくまとめられています。

海外渡航者数は、年々増加の一途をたどっており、海外在留邦人数はついに100万人を突破しました。

海外への渡航が日常化したわたしたち日本人にとって、もっとも欠けている重要なもの。
それは、「非日常における健康」へのリスク管理かもしれません。


■ヘルスツーリズム研究所URL http://www.jtb.co.jp/healthtourism

posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行業 運輸・観光業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月18日

秩父鉄道と長瀞めぐり

nagatoro.jpg梅雨の走りのようなお天気のなか、秩父路(埼玉県)を訪ねました。

最初に向かった先は、長瀞(ながとろ)。長瀞観光の目玉は、渓谷美を楽しみながらの【ライン下り】と、【宝登山】参拝ですが、あいにく雨がパラついたので今回はおあずけ。
マイカーでは、関越自動車道・花園インターが最寄。長瀞駅正面から宝登山神社へ向かう参道入り口の大鳥居が、国道140号線沿いの目印にもなっています。


station.jpg長瀞駅の周辺には、みやげ物店が数多く軒を連ねていました。
早速、「手焼きせんべい」や「味噌漬け」を購入。
名産の【秩父味噌】で漬けた味噌漬けは、たまねぎや茄子、きゅうりなどのほか、生姜をまるごと漬けたものもあり、日本酒にあいそう!
試食の結果、生姜を購入することにしました。(辛い!)
SLグッズもいくつかあり、見ているだけでも楽しめます。


chieko.jpg休日ともなるとSLファンがつめかける秩父鉄道・長瀞駅ですが、平日のせいか、駅周辺は閑散としていました。
駅舎には、たくさんのSL写真が飾られていて、改札やホームにも風情があります。
上り下りともに、1時間に1、2本程度の運行なので、【秩父鉄道】公式ホームページで時刻を確認してから出かけるようにしましょう。電車を待つ間、ホームで記念撮影を。。。


densha.jpg長瀞駅から秩父鉄道に乗車し、三峰口方面へ行くことにしました。途中、車窓には、セメントの積み出し貨車や材木の集積場が広がります。秩父鉄道は、セメントや武甲山で産出される石灰石の貨物輸送の役割を担ってきた歴史があります。秩父鉄道を創りあげた偉人・諸井貫一の「マジョリティがいまをつくり、マイノリティが未来をつくる」という言葉は、日本を代表する経営者の成功訓として語り継がれています。


tofuya.jpgさて、武州日野駅でいったん下車することに。駅周辺を散策しました。

すると、珍しくも「そば豆腐」のお店を発見!その名の通り、そば粉が入っているヘルシーなお豆腐で、秩父郡荒川村の名物だそう。家族へのお土産に4丁買っていくことにしました。(ちなみに、1丁@210円)
 
 ■■佐々木とうふ店 TEL0494-54-1020■■


sobatofu.jpg秩父地方は、旧事記にも登場する歴史あるところです。日本初の貨幣【和同開珎】が発掘された地でもあり、和銅遺跡も観光名所のひとつ。
また、【秩父観音霊場】の34札所めぐりをする巡拝者も数多くいます。
祭事が多い地域ですが、とくに年末に行われる【秩父夜祭】が知られているところ。【鉱泉】が沸くことから、秘湯と呼ぶにふさわしい温泉宿が多いのも特徴です。


おなかも空いたので、長瀞駅と秩父駅の中間に位置する黒谷の【和銅鉱泉旅館】で、昼食をとり日帰り入浴をすることにしました。露天風呂に入ったあとは、川のせせらぎが聞こえる客間でのゆったりとしたお食事で、身も心も満足!

ちなみに西武線を利用する場合、お花畑駅で秩父鉄道に乗り換えることが可能。都心から日帰り圏内ですから、ぶらっと旅にもおすすめです。

■秩父の観光案内は、http://www.chichibu.co.jp/
■秩父観光協会の公式ホームページは、http://www.chichibuji.gr.jp/
■秩父鉄道の公式ホームページは、http://www.chichibu-railway.co.jp/
■長瀞町観光協会の公式ホームページは、http://www.nagatoro.gr.jp/
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2006年05月17日

旅行業界のIT革命

mrkitagami.jpgこの4月1日、旅行業界大手のJTBに、IT専門の新会社が設立された。その名も「i.JTB(アイドット・ジェイティービー)」。添乗員つきのパッケージツアーに代わり、ここ数年、個人旅行が主流となった旅行業界では、IT導入による個人客の獲得競争に躍起だ。

とはいえ、今回取材したi.JTB代表取締役社長・北上真一氏によると、パーッケージの主力商品LOOK(ルック)の売上は、この2年間で12倍に膨らんだという。
航空券や宿泊券、各種観光券の販売とは異なり、パッケージは、(1)カード精算が主流のため、限度額やカード情報の登録に対する不安から敬遠されがち、(2)行程などへの質問があるため、対面販売を選びがち、という数値結果がある。
今後は、JTBネットワークの店舗網数という強みを活かした対面販売への導線を引くことに注力し、独自のオンライン販売方針で勝負する構えだという。

北上氏がWEB事業を推し進め、若くして社長職にまで抜擢されたその背景には、今から15年前に通った【慶応ビジネススクール】(MBA取得)での貴重な体験がある。

そののち、米国のある発表論文に、「エージェントと名のつくものはなくなる」という言葉を目にすることに。
「エージェント」とは即ち、旅行代理店、広告代理店そして弁護士。
90年代前半、インターネットの日本上陸で危機感を募らせる一方、「逆転の発想で捉えれば、社の巨大ネットワークを駆使した生き残り策があるのではないか」と考えた。それが、社内企画の始まりだ。


familymart.jpg以後、既存のネット専門業者と差別化をはかるべく、「逆転の発想」を武器に、リアルの世界とネット販売とを上手に結びつけ、人的な経営資源を最大限活かすことに注力した。

また、コンビニの各店舗では既に、チケット予約や購入が可能な専用機械を導入しており、スキーリフト券や東京ディズニーランド入場券など、チケット単体での取り扱い高も増え始めた。旅行会社が苦手とするマイカー族の利用が多い。

インターネット決済を好まないひとであっても、まずは、携帯モバイルなどで希望コースやその他商品の「商品番号」を検索してから、店頭やコールセンターなどを利用すると効率的とのこと。アクセスして空きを確認してから、店頭やコールセンターを訪れるひとが増えたことから、売る側の効率もアップした。

「変化に柔軟に適応できること」
それが、これからの企業に求められているようだ。


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2006年05月16日

損せず受け取る「年金」の本

2006_0218(003).JPG独立系ファイナンシャルプランナーとして活躍中の上野やすみさんが、新著『損せず受け取る「年金」』(九天社)を出版しました。
ゆとりある老後資金が1億円といわれる時代。世代によって年金受給の開始時期や受給条件が異なるため、年金にまつわるアドバイスも一様ではありません。
ちょっとした知識を得ることで、自らの老後の暮らしをより豊かにできるのであれば、こうしたプロの声に耳を傾けるべきだと私は思います。

定年退職後も働き続けたいと考える中高年者が多い一方、年金を賢く受け取るための離職のタイミングも重要です。
本著では、60歳以降も働き続け【在職老齢年金】の対象になった場合、【加給年金】はどうなるか?といったような、予め知っておきたい情報や年金知識を、図解を用いて平易に説明しています。


■続きを読む…
posted by 千葉千枝子 at 00:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

トヨタFS証券・KNT共催名古屋【海外ロングステイ説明会・新商品発表会】に登壇

nagoyast.jpg近畿日本ツーリスト名古屋栄トラベルサロン、ならびにトヨタFS証券共催の「海外ロングステイ説明会・新商品発表会」に登壇するため、1年ぶりに名古屋の地を訪ねました。総勢150名以上のご参加に、満員御礼の講演会となりました。

成田エクスプレスや東海道新幹線を利用するときは、いつもJR品川駅を利用します。セミナーは、午前・午後の2交代制だったので、朝7時20分品川発の【のぞみ】7号に乗車。


choujyachou.jpg会場となる名古屋丸の内地区・桜通に位置した東京海上日動火災ビルに到着したのは、9時半ちょうどのことでした。

日曜日のオフィス街は閑散としていましたが、一歩路地に入るとたくさんの繊維関係の商店がこの界隈を埋め尽くしています。呉服の街として栄えた土地柄だけあり、「長者町繊維街」と書かれた通りの看板には圧巻。思わず足を停めて写真をパチリ。

『ハワイ現地情報』が私の担当する第一部演題でしたが、続く、トヨタFS証券の『トヨタ流・第二の人生設計と投資』というタイトルの第二部セミナーは、興味のそそる内容でした。


seminarinnagoya.jpg証券会社のファイナンシャル・プランナー自身が、グループ内の年齢構成やグループ企業メリットをよく理解しており、説明には納得感があります。
聴講者のなかには、トヨタ・グループの従業員やその家族、関係者もいたようですから、当然のことかもしれません。とはいえ、東京では到底考えられない、濃厚な地域密着度に驚かされもしました。

特筆したいのは、『トヨタグループ株式ファンド』という、日本初のユニークな金融商品です。トヨタ・グループの全20銘柄をミックス。トヨタ自動車本体の株式が50%、それ以外は、日野自動車や小糸製作所といったグループ会社の株式を組み込むという投資信託で、1万円から購入できます。

ちなみに、これら20銘柄を、通常の株取引で購入したら、最小取引単位で単純計算しても、ざっと1300万円という額になります。


「トヨタで始める財産づくり」という演題では、そのほかにも、トヨタならではの商品群が勢ぞろい。世界30カ国に拠点があるトヨタだけに、外債も充実しています。
世界一の企業としてその名を轟かすだけあり、トヨタ景気で活気づく名古屋を垣間見た瞬間でした。

misonikomi.jpg現在、名古屋駅前には、トヨタの自社ビル「ミッドランドスクエア」が建設中。ヘリポートを備えた商業施設ビルで、建設中のビル前を通り過ぎましたが、まさに駅前の一等地。セントレア発のロングステイ新商品の発表で第三部を締め、トータルなセカンドライフ提案の場となりました。

さて、講演終了後、名古屋に嫁いだ知人に連れられ、煮込みうどんで知られる【山本屋本店】エスカ店で、手羽先の入った味噌煮込みうどんを食し、そのあと【座座はなれ】という変わったネーミングの呑み食い処で、新幹線の発車時刻まで軽く飲みなおしました。


machan.jpg新婚さんらしい、幸せそうな彼女の笑顔に見送られ、上り新幹線最終【のぞみ】52号(22:09)で名古屋の地を去りました。

品川駅到着のころには日付もかわり、ハードな名古屋日帰り出張を無事終えてのご帰還です。(疲れた〜)
posted by 千葉千枝子 at 03:12| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

タイムシェアは他人より安く買う

enter.jpg米国では、30年以上の歴史があるタイムシェア。
この言葉を初めて聞いたのは、かれこれ10年前のことです。
当時、日本航空が販売代理店として取扱を開始したことで知られる、ハワイ島・コナ・コーストリゾートを、取引先の社長から買い受けたのが始まりです。

物件は、日本航空ではなく、日系人の現地セールス・ルートからの入手でしたが、タイムシェアという言葉すら日本に上陸していない時期でしたので、情報収集には手間取りました。


ヒルトンマリオットといった大手ホテルチェーン系のタイムシェアが優勢となり、残念ながら当時の関係者はみな、タイムシェア・ビジネスから撤退しています。入手した物件は、いわゆるリセールものでしたから、具体的な利用法を独自に収集して、予約の仕方や登記の知識を習得しました。

とはいえ、販売価額400万円程度のものが、4分の1という破格値で入手できたので、賢い買い方でした。

konacoast.jpgコナ・コーストリゾートは、大手デベロッパーのシェル・グループが開発・販売しており、築年数が10年経った今でも、ハワイ島コナ地区のリゾートエリアで、好物件として高い評価を得ています。

先月はじめ、プライベートで利用しようと予約をしていたにも関わらず、仕事の都合で、直前に渡布を断念。
タイムシェア・リゾートで暮らすハワイ』(マリン企画)の著者・野田省三氏ご夫妻と、改定版発行のため現地取材に赴いていたロケ班に提供。数々のタイムシェアを取材・保有する野田氏も、コナ・コーストリゾートを大変気に入られたようです。


lanai.jpgタイムシェアは、州政府に登記されるれっきとした不動産ですから、固定資産税を支払う必要があります。1つの部屋を52人で持ち合う「共有持分権システム」で、年間管理維持費をおのおの負担する仕組み。ちなみに、コナ・コーストリゾートの2006年度管理維持費は、710米ドル(2ベッドルーム2バス)。2005年度は674米ドルですから、情勢にあわせ毎年変動しているということがわかります。

「なぜ52人なのか」というと、1年間を週換算すると52週あるからです。投資物件としてリターンを期待できる一般の不動産とは、性質も異なりますから注意しましょう。
ズバリ言えば、「投資目的では購入しないこと」。自己の使用を目的に購入するのが一番で、健全な発想で購入しないと失敗します。
不動産ですから、賃貸も可能ですが、せいぜい管理維持費程度の収入しか見込めません。


makaipool.jpgさて、前述の野田氏は、ホノルルのDFSビル内に新オフィスを構え、現在タイムシェアのリセール販売を開始しています。
ヒルトンマリオットが販売攻勢を強める中、購入したタイムシェアを使い切れず、やむなく手放すひとも増えており、今後は需要も拡大するものと思われます。
興味があるひとは、タイムシェア・ハワイまで、お問合せ下さいとのことです。





もっと詳しく
posted by 千葉千枝子 at 10:16| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(1) | 千葉千枝子のサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月13日

塩原温泉開湯1200年ローカル線の旅

jr.jpg昨日、ブレーキ世界シェアNo.1「曙ブレーキ工業」の共済会が主催する、定年退職前セミナーに登壇するため、塩原温泉郷を訪ねました。

東京駅から、9時丁度発の東北新幹線【MAXやまびこ】に乗車。(乗り遅れるかと、パソコン持って駅構内をダッシュ!)那須塩原駅は利用せず、宇都宮駅から在来線で西那須野駅へ向かうことにしていましたから、乗り換えでも小ダッシュ。
黒磯行きの宇都宮線(東北線)は、寝台特急【北斗星】との待ち合わせが遅れたため、発車まで余裕でセーフでしたが。さて、ローカル線は田園風景をひた走り、あっという間に西那須野駅に到着しました。


nishinasuno.st.jpg塩原温泉郷へは西那須野駅のほうが至近とかねてより聞いていましたが、私にとりましてこの駅での下車は初めて。しなびた雰囲気の、ローカルな駅前風景です。
(ちなみに、至近といってもタクシーを利用すれば7千円はかかるほどの遠距離。やはり、塩原は奥深いのだぁ〜)


私ことですが、以前、那須町湯元に山荘を所有していたことがありました。温泉権を取得していたので、自前の岩風呂に、白濁の湯を存分に引いていました。ただし、かけ流しをするので、建物の劣化が激しいのが難点。泉質がよいのは、那須温泉・茶臼岳付近の特長なのですが、新興の別荘地のほとんどは、内湯に温泉を引かないようにしているようです。


shiobara.jpg塩原方面へは足を延ばす機会も少なかったので、新緑の塩原街道を走るJRバスに乗車し、車窓から「もみじ谷吊橋」や「竜化の滝」など、美しい渓谷風景を眺めながら、塩原塩釜まで向かいました。

1時間に1本というペースでの運行ですが、運転手さんも親切で、ローカル気分満点♪ 年老いた湯治客や女性グループばかりが乗車していましたから、スーツ姿の私はちょっと浮いてしまいました。。。

塩原温泉郷は今年、開湯1200年を迎えます。野天風呂も多く、風情あることこの上なし。過日、開かれた1200年記念イベントのキックオフ・パーティーでは、オールアバウト【日本の宿】ガイドの井門隆夫さんが講演。長引く不況を脱却するべく、旅館さんも総出で、このイベントを盛り上げていたのが印象的でした。


furukawasan.jpgさて、団塊世代の大量定年でささやかれる2007年問題。技術の継承が、さかんに憂慮されています。

ところが、すでに、当の退職予定者本人とその家族は、夢のセカンドライフを迎えるための準備に着手しています。

定年退職1年前の従業員を対象とした、今回のライフプランセミナーは、(対象人数が多いため)2回にわけて行われることが決まっています。
来週も、塩原の地で、再度登壇します!(曙圏共済会の古川さん、本当にお疲れ様です)

福利厚生に手厚い、アットホームな企業だけに、OBとなっても人的交流はとても活発です。人生の大半を一企業で過ごしたわけですから、「従業員は家族も同様という考え」が、送り出す側にも根づいていました。

**塩原温泉・開湯1200年記念イベントの詳細は、こちら**

さて、今年は『女の鉄ちゃん道』を極めるべく、さまざまな鉄道を乗りまくりたいとおもっていますので、乞うご期待!





posted by 千葉千枝子 at 02:46| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月12日

車を所有する哲学

mycar.jpg理由(ワケ)あって、しばらく車のない生活でした。
この十数年間、車生活という甘い暮らしに浸り、いざ手放した途端、電車に乗るのにリハビリが必要だったほど中毒していたことに気づかされました。

都会では、タクシーや電車での移動のほうが、はるかに効率的です。以前契約していた自宅マンション半地下の駐車場は、月極めで5万円別(契約当初は、バブル期の相場が続いていましたから、もっと高かったの)。銀座や青山ほどではないものの、土地を占有する値段の違い、地域格差は相当なものです。なぜなら、実家がある練馬(の埼玉県寄り)では、1万円台が当時の相場だったから。同じ都内でも相当な格差があるということ。宅地の価額に素直に比例しない点にも、日本経済の歪みを感じていました。


ginza.jpg二極化が進みはじめた二年前、事情があって車を手放すことになりました。とはいえ、タクシーを頻繁に利用しても、月の交通費は駐車場代を上回るほどにいたりません。恵まれた場所柄と一蹴されればそれまでですが、それほどに車の維持にはお金がかかるという証拠。果たして、この金食い虫を所有することに、どんな意義があるのか。車を手放してからの二年間、トボトボとバス停に向かう道すがら考え悩む日々でした。


benz.jpg「車の所有には、それなりに哲学がある」と、私は結論づけました。普段の生活の足として使用するのはもちろんのこと、こと利便性の高い都会では、ステイタス・シンボルに位置づけているひとも数多くいます。ステイタスとして自動車を所有するにも、宝石や毛皮のような豪奢とは、また違ったこだわり(品質やデザイン性の追求)もあります。(私なぞ、運転が男勝りなだけに、女であってもエンジン音などにこだわりがある!)

しばらくの無沙汰を経て、また車を所有することにしました。
当面は、比較的安い機械式の駐車場を契約することに。そして(駐禁に随分と悩まされましたから)、都内での仕事には概ね公共交通機関を利用することに決め、まずは車での遠出(アウトドアやゴルフ)を楽しみます。


ラベル:ドライブ
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2006年05月11日

オールアバウト

2006_0510(002).JPGハワイ最大の情報誌「アロハストリート」の編集長兼社長である上野元氏がご来日中だったので、広尾にあるパパス・カフェにて、取材を兼ねお目にかかりました。
車では(お店の前を)よく通っていたのですが、店内に入るのは初めて。都立広尾高校のすぐ近くにあります。
写真が映える、緑多い窓際の席で、リラックスした取材をさせて戴きました。

ロングステイ先として根強い人気のハワイで、移住生活が長い上野氏は、専門家サイトオールアバウトの【ハワイで暮らす】ガイドも務めています。ロングステイ財団の会員誌『ロングステイ』夏号(7月中旬発行)に、取材内容が掲載されますので、お楽しみに!


redball.jpg取材終了後、恵比寿にあるオールアバウト本社まで、上野氏とご一緒しました。会議と懇親会(名づけて「Red Ball mini」)に出席。決算報告や事業計画の発表などが主体でしたが、懇親会も中盤のころに、オールアバウト江幡哲也社長自らが先導されオフィス・ツアーを実施。事業の拡大に伴い、新たな広いフロアにお引越をされたからです。
さすが、IT社長らしく?社長室は持たず、社員の皆さんと同じ目線となる位置に江幡社長の仕事机がありました。
(それから、「オフィス・グリコ」もありました♪過日、大ヒット商品「タイムスリップ・グリコ」開発者の方とお目にかかる機会があったので、思わず写真におさめてしまいました・・・・・・。近く画像をupしますね)


redballmini,jpg.jpg紙媒体を中心に活動してきた私にとりまして、オールアバウトという独自の媒体を持つことができたことで、仕事の幅が拡がりました。ウェブ媒体は、何より情報発信にスピード感があります。ブログや競合サイトが増え続けるなかで、オールアバウト自身がブランディングを強化させることは、自分にとっても励みになります。
無料で、しかも早くに情報が収集できるウェブ媒体は、競合する同業他者も、おそらくたくさん訪ねていると推察しています。だからこそ、手を抜かず書いていくことが重要視されるのだと、自分に言い聞かせてもいます。


私がガイドを務めます、オールアバウト【海外移住】サイトはこちら


posted by 千葉千枝子 at 02:08| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子のサイト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月10日

ロングステイ市場の行方

マレーシアKLでタトゥに挑戦DSCN4013.JPG
「ブログ」というせっかくの自主発言の場なので、今日は、昨今ブームのロングステイ市場の行方について、私見を述べることにします。

「ロングステイ」という言葉は、実は造語で和製英語です。80年代に経済産業省が主導したシルバーコロンビア計画に端を発し、ロングステイという言葉がこの世に誕生しました。現在、「ロングステイ」は経産省外郭の財団法人ロングステイ財団が、商標権を有しています。


バンクーバーの慈善団体コスモス会DSC01050.JPG
現在わたしが連載している雑誌の、(とてもお世話になっている)副編集長さんと初めてお目にかかったのは、今から二年前のことです。そのとき彼は「ロングステイは潤うビジネスではないから、市場としては拡大しないのではないか」とコメントしたのを、今でも強烈に覚えています。

ロングステイをライフワークにしようと熱意を燃やしていたわたしにとりまして、その言葉にはカチン!。しかしながら、理がある話と受け止めました。ロングステイは、わたしが提唱しつづけたように、ライフスタイルのひとつとして確かに定着するようになりました。
多くのひとが、夢や憧れをもって、海外での長期滞在を実現しています。

しかしながら、まだまだ、B to Bビジネスの範疇を脱しきれない参入企業も多く、便乗商法の機運もぬぐいきれないのが現状です。

消費者は賢く、そしてシビアです。インターネットで積極的に最新の情報を入手し、まるでいつもの旅を自分でデザインするかのように、上手にロングステイを実践しているのです。旅行業者をはじめ、ロングステイ・マーケットで成功しようと考えているひとたちの多くは、投網で大漁というわけにはいかないことを思い知らされています。


台湾の新光三越で日本食材の視察2003_0101(097).JPG
「ロングステイ」という言葉が自由に使用できない点にも、市場拡大の阻害要因があります。「海外暮らし」や「スローステイ」といった言葉に置きかえ、独自のサービスを展開する企業も現れて久しくなりました。
ロングステイは、旅と暮らしの進化形です。暮らしに定義はなく、十人十色が当たり前ですから、それに対応しうる企業体としての体力も必要になります。

ロングステイ自体が、進化しているのも事実です。多様なニーズを受け止めるだけでなく、あらたな提案をしていくことも今後は求められてくるでしょう。台湾やバンクーバーの自著は、そうした視点で書き綴りました。

なかには、「バンクーバーのことは自分が一番よく知っている」「台湾のことを本当に理解しているのか」と言って寄越すひとがいます。このように狭窄的な観念では、本当の意味でその地への誘致・プロモートにはなりえません。異国のその地を愛するひとたちが、ひとりでも多く同時進行的にシナジーで動いてこそ、ロングステイはより大きなマーケットに拡大するものと考えます。わたしが、各国の政府観光局と協同で取材・筆耕するのも、そのあたりに理由があります。








posted by 千葉千枝子 at 00:20| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 海外ロングステイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

クルーズの経済学

にっぽん丸.jpg来月、カジュアル・クルーズで人気の【プライド・オブ・アロハ】&【プライド・オブ・アメリカ】に取材乗船するためハワイへいきます。
いずれの船も、ノルウェージャン・クルーズラインのアイランド・ホッピングで知られる豪華客船。

ロングステイしたい先のアンケートをとると、何時の時代も上位につけるハワイですが、滞在中の楽しみ方は、確実に進歩しています。
クルーズ・スタイルこそ、ロングステイならではの楽しみ方であり、日本人が旅達者になった証でもあると思います。
>>こちらの続きは、『わたしのクルーズ・スタイル』(イカロス出版)5月下旬発売予定にコメントを寄稿しています。


クルーズは、ことのほか経済的な旅スタイルです。フルペン(3食付)で、日数をかけて高級ホテルに滞在することと比較をすれば、はるかに割安。キャビンのグレードに価格差はあれど、日本船籍の豪華客船は、大浴場を備え付けてあり、ホテルの客室ほど狭さを気にすることもないのが特徴です。

今年誕生したばかりの【飛鳥U】は、2007年の世界一周旅行が、早割り予約期限前に、すでに完売。時間と空間を移動する「旅」本来の悦びに、目覚めたひとが着実に増えている証拠です。

**画像は、商船三井客船【にっぽん丸】乗船時(05年)**


posted by 千葉千枝子 at 09:43| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(1) | クルーズ・港湾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

念願のブログデビュー

megurin.jpg四苦八苦しながらも念願のブログデビューを果たしました。
近ごろ読んだ『ウェブ進化論』(梅田望夫著・ちくま新書)に感化され、「ロングテールを無視できない!」とばかり、新たな自分の旅立ちを、ようやっと果たすことができました。

「米国は実名でブログを書く人が多く、日本は匿名(ペンネーム)で書く人が多い」(『ウェブ進化論』より)という件りを読むにいたっては、自分の名前でナンボの世界で生きているのは誰でもない「わたしだよ」と、思わず叫んでしまったわけです。

さて、日本人のモラルは、ここ数年かなり地に堕ち、著作権などというものは、あってないような感すらします。あるところで気づいたのですが、以前私が書いた文と寸分違わぬ言い回しでナレーションされていて、それはもう驚いた!なんてものではありませんでした。

と、まあ怒っていても仕方ないので、昨日のプラド美術館展と下町情緒についてご紹介します。(一部、既存の公式サイト近況報告とダブります)


prado.jpg東京都美術館で開催されているプラド美術館展の出品数は、80作品を超え、その圧巻ぶりには雨の憂鬱も一気に晴れた思いがしました。
スペイン王室の権威と、ヨーロッパ文化の奥行きに、感嘆することしきり。
幼いヨハネが、キリストから貝殻の水を飲まされているムリーリョの宗教画は、二男児の母としては心に迫るものがありました。


sobaya.jpg帰りの道々、芸大前にナニやらレトロ風の見慣れないバスが・・・・・・。「東西めぐりん号」というそのバスに飛び乗り(一律大人100円!)まして、下谷霊園の脇の狭い(下町らしい)路地を左折して、ぶらり千駄木で降りることに。
行き当たりばったりで入ったお蕎麦屋さん「大島屋」で、玉子焼きとうるめいわしをツマにビールをガブガブいきました。
GW最終日にふさわしい、幸せなひとときでした♪




posted by 千葉千枝子 at 04:22| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 地域・まちづくり・NPO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする