2006年08月28日

【愛育病院】

紀子様が、現在ご入院されている【愛育病院】は、ふたりの息子たちが産声をあげた、私にとりましても思い出深い産院。連日の報道に、(自分が)緊急入院をしたときのことや出産時のことを、つい思い出しました。

医師はもとより、助産婦のレベルが高く、母乳での育児の必要性を早くから説いたことでも知られています。母親への啓蒙的な講座が多く、有識者らの講話の数々は今でも心に残るものばかりでした。

仕事を持つ母のもとに産まれ、二男においては生後4ヵ月から保育園に入所させましたが、年次を待って、当時2年保育だった【愛育幼稚園】に入園。「母と子の教室」時代から、足かけ5年の幼稚園生活を、母子共に過ごしました。養護学校が併設されており、分け隔てなく交流を楽しむ姿もほほ笑ましく、(記憶学習ではない)幼児教育本来の姿が、愛育にはありました。

hahako.jpg子どもを持てたことで、私の人生はとても深みのあるものになりました。子どもから学ぶことは限りなく多く、特に、2歳児講座で教わった「育自」という言葉そのものと、実感する毎日です。

今振り返れば、息子たちがいてこそ、これほど仕事に真剣になれたのだと思います。息子たちの成長は、すなわち自分の成長であり、女のヒストリーのようにも思います。
**週3日の「母と子の教室」に入室した長男と(8年前)


有栖川公園と小径を隔てただけの閑静な場所。この一帯は、旧南部藩の武家屋敷跡地のため、「盛岡町」という旧い地名が残ります。産声をあげた日のこと、あの悦びや感動や、戸外の天気の様子までもが、生涯忘れることのない思い出になっています。

■愛育病院のホームページは、http://www.aiiku.net/



posted by 千葉千枝子 at 03:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 子どもと旅・旅育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする