本日、全国の国税局職員と各税務署の資産課税部門職員を対象に、「在外資産への投資方法」と題する講義を担当。4時間15分に及ぶ長丁場でありながら、熱心に受講する参加者一人ひとりの姿に、逆に(私が、心を)打たれた格好で、会場をあとにしました。
日本マネーの海外流出は、とどまる処を知らぬようです。日本人の貯蓄率の高さは「無知の証拠」と、長い時代、嘲笑され続けました。勤労勤勉な民族性が国を支えた時代は、いまや終焉を告げようとしています。
「貯蓄から投資へ」
いわば、政府が主導して旗揚げした、個人の投資喚起ですが、日本経済のよりどころは、いったい何処へ向かうのでしょう。
規律正しい【マルサ】集団。それが、今日の私の感想です。「いたちごっこ」と言われながらも、合法と非合法の境を追う彼らたちに、エールを送りたい気持ちを覚えた一日でした。
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