「仙台の奥座敷」といわれる、宮城県【秋保(あきう)温泉】。
かつて、伊達藩の湯治場として栄えた古湯で、開湯は6世紀の半ばと言い伝えられています。湯けむり情緒たっぷりの名湯・秋保を、十数年ぶり訪ねました。
今回、私が宿泊した【ニュー水戸屋】は、JAL特選・極上の宿に選ばれる【茶寮宗園(さりょうそうえん)】など、計三施設を有する「水戸屋グループ」メインのお宿。
(こちら、ニュー水戸屋は)930名収容、総客室数171室。幾多のリニューアルを重ねているせいか、真新しささえ感じさせる、近代的な和風旅館です。
水戸屋グループ常務取締役の山尾直嗣氏は、旅行会社時代、同じ営業課で机を並べた同志。アルバイトを除く全社員220名を率い、次期後継者として、旅館業を切り盛りしています。
共に前職から離れて十数年の歳月が流れていますが、かつてと変わらず、誠実で優しい山尾くん。。「20キロも太った!!」と言いますが、ちょうど好い貫禄具合。働き盛りのせいか、(私より)4歳も年下とは思えないほど、ご立派でした。
おすすめなのは、お風呂♪
広大な敷地に、他には類をみないほど広い浴場。お風呂の種類も豊富です。(画像でお見せできないのが、残念! **右手画像は7階の一室)
多くの温泉宿が、男湯を広く構えるなか、男女ともに広々の造りです。(近々、第三のお風呂ができるとのこと)
露天風呂は、石橋が架かるほどに広く、お得意の“裸で平泳ぎ”やっちゃいました〜
お料理の質も高く、とても驚きました。お夕食は、山海の幸をふんだんに使った本格懐石。先付け、蓋物なども美味しかったですが、何といっても仙台で水揚げされた新鮮な刺身や、米沢牛(秋保は、山形県にとても近いのです)の焼き物など、どれも素晴らしいお味です。はらこご飯もサイコー。お祝いの席だったので、鯛の舟盛り(**画像右)を頼みましたが、ボリューム満点!美味でした〜。
さらに、同行者が驚いたのは、朝食(バイキング)の品数の多さです。
山尾氏曰く「リピーターの方も多いので、少し変化をつけながらも、(声を反映して)品数は増えていく一方です」とのこと。(食べ過ぎました。。)
さて、チェックアウト後、仙台市内で(午後から)取材予定がある私を気遣ってか、【秋保大滝】へと車を回し、ご案内してくださいました。
高さ55m、幅6mの大迫力で、石段を下った先に眺めることができる絶景ポイントから滝を見学。
そのあとは、付近の美味しいお蕎麦屋さん【たまき庵】で、「つるるっ」と十割そばを戴いて、楽しいひと時は、あっという間に過ぎてしまいました。
山尾くん。。今度必ず、思い出の神田で、昔の仲間達と飲みましょうね♪
■ニュー水戸屋の公式ホームページは、http://www.mitoya-group.co.jp
**JR仙台駅からマイクロバス(要予約)で約30分(青葉山トンネル経由)
**東北自動車道利用の場合、仙台南インターから286号線経由(名取川沿い)で15分程度
(路線バス利用の場合、宮城交通バス停「秋保温泉湯元」はすぐ目の前)
住所:仙台市太白区秋保町湯元字薬師102
電話番号:022-398-2301
■【たまき庵】の電話番号022-399-2120
**秋保大滝近く、山尾氏おすすめの美味しいお蕎麦屋さん