この年は、ロングステイ元年ともいえる年。
9月に開催された、「金融」と「旅行」というふたつの大きな祭典で登壇したのを機に、本格的な講師業への道が開けたのです。
ひとつは、「FPフェア2004」。ファイナンシャルプランナーの会報誌「FPジャーナル」にリポートを発表したのをきっかけに、協会から登壇のオファーをいただき、旅と金融の融合としてロングステイというライフスタイルを広くFPのひとたちに紹介する機会を得ました。
もうひとつは、日本旅行業協会が中心となり例年開催される「世界旅行博2004」です。この年、クルーズとロングステイがテーマとなり、あらたな旅のカタチとして、ロングステイがとりあげられました。
秋以降、雑誌等への出稿依頼が急増。ロングステイ事業への参入を希望する企業からの相談件数も増え始めました。
中立的な立場でマーケットを拡大することを目的・使命にしていましたが、現状と実態を把握するためにも財団法人ロングステイ財団に、高額な賛助会費を支払い、会員の一員として連名することに。以降、約2年半、法人会員として在籍します。評議員として選出され携わった2年間は、広報委員、教育委員として、おもに会報誌や統計資料の作成等を手伝いました。
「ハワイ暮らしはハウマッチ?」は、私のような零細の事業者がいかに(自分の)ポテンシャルを確立するかを占ううえで、重要な一冊となりました。
**お台場のホテル日航東京で行った出版記念パーティーは、たくさんの協力者に支えてもらい、おかげさまで盛会となりました。
名が立つ以前から応援してくださったひとたちには、感謝の念が尽きません。今でも時おり、このときの写真を観て「初心忘るべからず」を唱えるのです。。
ラベル:旅行作家