毎年この時期になると、「あのときは。。」と色々に思い出します。
一時期、吾妻橋・あみ清の屋形船が、墨田区役所裏の小さな橋から当日乗船を受け付けていたので、例年、そこにもぐりこんで、船上から鑑賞していました。(高いところから観る花火もよいですが、やっぱり「見上げたい!」)
キモノ好きの私は(はい、一応、着付は師範です。。)、毎年この時期、新しい浴衣を新調していました。(ときには絽の夏着物で鑑賞しましたが。。)
絞りや染めなど、浴衣のコレクションは数知れず。母の他界したときも(サイズが同じゆえ)、私が新調したものを旅立ちにあわせたほど……。浴衣は江戸風情があって、いかなる高級呉服にも勝りますね!
昨日のセミナーでも話題にのぼりましたが、「アロハシャツ」というのは、そもそも日系移民が浴衣地を裏返してシャツに仕立てたのが由来といいます。(古典柄アロハシャツの)染型や柄ゆきは、まさに日本の浴衣地そのものですよね。
来年は、そして10年後、20年後は、どこで、誰と一緒に隅田川の花火大会を鑑賞するのでしょう?
今年の花火大会は、とりわけ美しかったような気がします。
ラベル:東京都