中軽井沢から、国道146号を北上。
途中、日帰り温泉千ヶ滝温泉を見学したり、子どもの頃よく訪ねた星野温泉を覗いたりしながら、一路、【草津温泉】へ。
車で約1時間と、地勢柄、軽井沢と草津は大変近いのですが、あまり知られていないようです。比較的開けた山道だから走りやすく、景色を眺めながらのドライブにも最適。鬼押し出しなど、懐かしの名勝地もあって、飽きることない土地柄です。
浅間・白根火山有料道路は通らず、国道292号線経由で草津入り。【湯畑(ゆばたけ)】を目指しました。
縁あって幾度と通った草津ですが、ここ10年近くは訪れておらず、周囲の変わりようにずいぶんと驚かされることしきり。お洒落な土産物店が目白押しなうえに、活気があるでないの!
近ごろ方々から聞かされていた"草津温泉の勝ち残り事例"を、この目でしかと確かめたわ、という感じ。
ひところは寂れていましたが、バブル期の大型投資や旅行会社頼みの誘客を脱却し、観光素材を大切に守り抜いてきた地元のひとたちの努力の賜物でしょう。
赤提灯の飲み屋も坂の至るところにあって、昔ながらでよいですね。
**リゾート気分で軽井沢に似合いそうなワンピを着ていったのですが。。ここはク・サ・ツ。。
さて、湯畑のすぐ脇にある駐車場は、確か3時間までが550円。以降、1時間ごとに150円加算ということで、ほかの観光地に比べ、安いのが特長。
周辺には、あの有名な湯もみを体験できる"熱の湯"や、日帰り入浴が可能な宿、食事処がところ狭しと軒を連ね、「カランコロンが似合う街・健在!」。"温泉たまごアイス"(300円)というソフトクリームを食べながら、久しぶりの湯畑周辺を楽しみました。
足湯(画像)のコーナーには、順番を待つほど観光客が鈴なり。湯量が豊富で、泉質もよく、歴史ある温泉地・草津の"風格"すら漂っています。
開湯は1800余年前とも言われている草津には、ときの将軍・源頼朝や徳川吉宗らが訪れたとされ、江戸まで運んだこともあったのだそう。
湯畑を囲む石の柵もよく整備され、あっぱれの感しきりでした。
■草津温泉観光協会のホームページは、http://www.kusatsu-onsen.ne.jp/