湯畑近くに佇む和風旅館【奈良屋】の冠言葉は、「徳川将軍御汲上の湯」。
徳川吉宗が江戸へ草津の湯を運ばせた際、将軍に献上する湯を汲み上げたことに由来します。
いたるところに、この冠言葉が使われていますが、中に入るとこじんまりとした印象で、仰々しさはありません。
**とっても立派な玄関周りでしょ?
昔は古ぼけた旅館でしたが改築されたのでしょうか、石畳にもきれいに水が打ってあり、清清しいほど。草津で数少ない大型旅館「一井」さんの向かいに位置します。
草津ナウリゾートホテルが系列の旅館だというのは、お名刺を戴いて初めて知りました。
**ここはク・サ・ツだが、リゾート服で失礼。。
1階旅館入り口脇には、お食事処もあり、入浴客には割引料金のランチセットも用意されています。
お腹が空いたので、こちら「食事処・奈良屋」で、まずは腹ごしらえ。かきいれどきというのに、女性がひとりで対応していて、忙しそうです。
地産の舞茸をつかった"舞茸ご飯セット"は、わっぱに入った舞茸ご飯に蕎麦やデザートもついて、一般価格が1400円(入浴者は200円割引)。和民家のつくりで、店内は落ち着きがあります。
奈良屋では、日帰り入浴も受けていて、自慢のお風呂を覗かせてもらいました。
貸切露天(別途要料金)や大浴場、それに卓球台コーナーまでも、コンパクトな館内のわりに、施設は充実していました。
■徳川将軍御汲上の湯・草津温泉【奈良屋】のホームページは、
http://www.kusatsu-naraya.co.jp