タイに続くイカロス出版のロングステイシリーズは、ハワイでした(2004年秋発行)。
単著「ハワイ暮らしはハウマッチ?」を発行して間もないころの刊行でしたから、内容の重複をさけて、執筆した一冊です。
ハワイでのロングステイ本は、この3年間で、驚くほどたくさんの出版社から、いろいろな切り口で出版されました。
いずこの版元も、「人気が高いハワイなら、そこそこに売上がとれる」と見込みをもつのも頷けます。
デビュー当初は、一冊でも多く著書を世に出すことに(自分の内部エネルギーの)力点が置かれましたが、徐々に刊行に慣れてくると、本当に伝えたいこと、質的なものを、追い求めたくなりました。
そうした過渡期から最近までの約3年間は、光陰矢のごとしで、あっという間に月日が流れた感を抱きます。
書くことを急ぐあまりに、十分に納得のいかない手がけをした自分を、今でこそ省みる余裕も生まれました。
来年は、生まれ変わった自分が伝えるハワイを、再度、手がける決心をしています。数あるディスティネーションのなかで、さまざまな方向性、可能性が見定まりつつある昨今。今月は、そうした想いが、あらたなビジネス上の出会いを生んでいます。