下川裕治さんの新書「【日本を降りる若者たち】(講談社現代新書)」を読みかけていますが、まさに日本を離れて、アジアへ向かう日本人の若者が増えているのを痛感します。「東京は速すぎて、怖い」、アジアでの暮らしが長くなれば、帰ってきた日本で、そう実感するのも当然でしょう。完全帰国をして日本社会に復帰しても、日本のビジネス環境や商習慣、スピード、しがらみや思惑に、うまく乗り切れないひとも散見します。人生をよい方向へ変えているようでいて、実は根底にあるのは「逃避」。逃避グセがついてしまっているのかもしれません。
タイ・ホテル事情の話題。このころは物凄いスピードでインディビ化が進み、個性派の新設が相次いでいるようです。
今回利用したデザインホテル、【サイアム@サイアム】。NYのソーホーをイメージしたといいますが、オーナーの好みの強さを感じます。
■バンコク【サイアム@サイアム】
通称「ナショナル・スタジアム」駅、サナームキーラーヘンチャートというのが正式な駅の名前ですが、シーロム線の終点で交通至便。隣の駅が、サイアムパラゴンデパートのある"サイアム"です。
国立競技場を見下ろせる立地。オーナーは日産の合弁事業で成功。ニューヨークのソーホーなどを視察し、コンクリ打ちっ放しの奇抜なデザインを客室にも持ち込みました。
**スカイダイブ?流れ落ちてしまいそうな、ホテルロビー階のプール(画像左)や、レトロな雰囲気の客室水回り(画像中)、お部屋のファブリックもオレンジとパープル。若い人向き?
**バンコク【サイアム@サイアム】のホームページは、http://www.siamatsiam.com
(ナショナル・スタジアムを一望できるスパ施設あり。あらためてオールアバウトで記事化する予定です)