有栖川の梅も、間もなく満開を迎えようとしています。突風吹き荒れるなか、美しく、かぐわしく、凛と咲き誇る梅を観て、「私も、こうやって生きていこう!」と思ったものです。
親友は、本当によいですね。
「ちーちゃん、ブログにもっと、自分のありのままを書いてみたら?」。自著の発行を待つばかりとなり、ポカッと穴が開いたようになった私に、そう背中を押してくれました。著述業という同じ生業で活躍めざましい彼女も、さまざまな悩みを抱えていることを知らされ、お互いエールを交わしたあとだけに、有栖川の寒梅がひときわ美しく観えたのかもしれませんね。
■【有栖川(ありすがわ)宮記念公園】
かつての盛岡南部藩の下屋敷があったため、広尾駅から続くナショナル麻布スーパーマーケット脇の坂を"南部坂"と呼んでいます。坂のなかほどには、ドイツ大使館。公園を挟んで愛育病院と、緑豊かな都会のオアシス。公園内の池で釣りをしたり、滝周辺の岩山によじのぼったり。。息子たちが幼少のころは毎日のように訪れた、自宅最寄りの想い出深い公園です。