今年は、かつて新潮社が主催した"世界一周早まわり"から、ちょうど50年の節目の年になるのだそう。いつまでも美しく、チャーミングな兼高さん。ご案内状もお心配りのあふれる文面で、本当に頭が下がります。尊敬する女性であるのはもちろんですが、お近づきになれただけでも、とってもうれしいことですのに。
ドレスに身を包んだ兼高さん、大勢の方々から祝福を受けつつ、ご挨拶ばかりでなく、ダンスを踊ったり、かつての貴重な映像をナレーションされたりと、とても華やかで、でも何か心温まる会でした。
お写真が撮れず残念でしたが、染色家の長野貞子さんがお召しになっていた黒地に桜文様のお着物。ご自身が手描きで染めたそうですが、とても素敵なお着物でした。
**(画像下左)兼高さん自らが、ナレーションされた秘蔵映像の数々。白黒の映像も多く、あらためて、その功績に敬服。プロポーション抜群!若き日の兼高さんが、水着姿で水上スキーを楽しむ模様(思わず拍手が鳴っていました)や、ケネディ元大統領との会談の様子などなど、誰もが集中して見入りました。
途中、生バンドや歌も入りましたが、素晴らしかったのがペギー葉山さん(画像右)の歌唱。お歌のプレゼントって、とても心に残るものですね。
「ローズ」という愛称で、慕われている兼高さん。ご出席の皆さんに、真紅の薔薇と、可愛いメサージュ・ド・ローズの(バラの花びらを模った)チョコ、そして「兼高かおる 世界の旅」の写真集などをお土産に頂戴しました。
兼高先生、いつまでもお元気で、そして何より、いつまでも私たちの"お手本"でいらしてください。
ラベル:旅行作家