2008年05月31日

ミュンヘン【ニンフェンブルク城】と【エアブロイハウス】

オールアバウト【ロングステイ・海外移住】サイトに、今回取材した欧州の特集を、三連載しています。
ロングステイで極めたい!ヨーロッパ鉄道旅
注目度120%ヨーロッパ・アルペンルート
欧州アルプス・チロル地方でロングステイ


muc6 112fra.jpg最初の滞在地ミュンヘンにさかのぼり、先日の欧州取材のご報告。
ミュンヘンでは、郊外にある【ニンフェンブルク城】にも立ち寄りました。

久しぶりのミュンヘン訪問でしたが、空港リニューアル前で、ホテル間をコーチバスが結びましたし、近郊への観光も初めて。ということで、今回は、私にとりまして"お初"のふたつをご紹介します。

■【ニンフェンブルク城】Nymphenburg
muc3 147bijin.jpgだまし絵や"美人画ギャラリー"が面白い、ミュンヘン郊外の【ニンフェンブルク城】。旧きよきバイエルン時代を彷彿とさせる、広大な庭園とバロック建築の宮殿、そして先の絵画の数々…。

ルートビッヒ1世が囲ったとされる、いえ、囲ってなくても"縁した"という、正妻から町娘まで、36人の美人を描いた「美人画ギャラリー」は、綺麗というより、怖かったわ。王様の"勲章"が、6枚ずつ6壁面に。写真がない時代ですから、ひとによっては、絵師に、だいぶ修正の要望があったようですが、その女ゴコロ、わからないでもない。

■ミュンヘン空港【エアブロイハウス】
muc3 176aair.jpgミュンヘン空港直結の駅方向へ歩いていくと、地上にビヤガーデンが広がります(さすが、ミュンヘン!)。
先のBMWミュージアムでもご紹介しました、【エアブロイ】airbrau が運営するビヤガーデンで、「プローシット!」マロニエの花も満開。まるで、日本のお花見のようです。

ins014aaj.jpg.jpgこのマロニエ、…チャストナットツリー、いわゆる栗の木ですが、食べられず、ビヤガーデンに必ずといってよいほど咲いています。(このお花の画像は、インスブルックの王宮庭園で撮ったもの。欧州広域で親しまれている木花です)
根がはるのが深くなく(「根が深くない」、とはイイわね)、地下貯蔵が必要なビール工場には直射日光も避けられて最適だとかで、ヒトラーの時代に数多く植えられたのだそう。可愛い可憐な白い花で、でも大木…ってところも気に入りました。

**ここのアイスバインは、こんがりしていて美味しかった。すごいボリュームでしょ。同行の皆さん、全員集合で、昼下がりから飲んでます。

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■夜のビヤガーデンもこんな感じ…
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2008年05月30日

西麻布【ポーターハウスステークス】

帰国後、月末にかけての1週間は、まさに怒涛の日々でした。
取材の整理に加え、旧知のひととの再会、新しい仕事への準備、そして家事雑多と、なんにでも頑張る自分がいます。

003ph.JPG旧知のひととの再会で、ご指定いただいたレストランが、西麻布のステーキ専門店【ポーターハウスステークス】Porterhouse Steaks です。
西麻布交差点から少し青山方面へ走ると、道が二股に分かれます。外苑通りが西と東にわかれる分岐点。その角に佇むの。昔、アマンドがあったところですね。

006ph.JPGステーキハウスの専門店だけあって、お肉の種類が豊富なのですが、グラム数をみてびっくり!一番小さいサイズで210g、レギュラーで480g、多いもので920g…なんていうのがあります。
フィレとサーロインを組み合わせて焼いていただきましたが、農耕民族の私としては食べきれない量…、と思いきや、"ドライエイジドビーフ"という製法のせいでしょうか、美味しさがぎゅっと詰まっていて、トゥーマッチ感がありません。

007ph.JPG"ステーキ"というギラギラのイメージからかけ離れた、上質で重厚感がある店内。シャンパンにオイスターから始めましたが、サラダやパンも美味しい!店内には外国人も多く、食の都・トーキョーをあらためて実感。久々出会ったおすすめの、オトナのためのレストランです。


■西麻布【ポーターハウスステークス】のホームページは、http://www.porterhouse.jp/
ラベル:グルメ 西麻布
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2008年05月29日

サンモリッツ【ホテル・ラウディネラ】

IMG_2614hotel.JPG今回の欧州取材、最後の滞在宿泊先が、スイスのサンモリッツにあります【ホテル・ラウディネラ】でした。

前日の夜は雨でしたのに、朝起きて、カーテンを開けると、一面の銀世界!5月下旬というのに、私たちを歓迎してか、どか雪です。

ins_stmoritz 213hotel.jpgこのホテル、日本からの大型団体も別棟に宿泊していましたが、広々としていて、内装はすっきり。フロントの女性の感じもよい。

スイスは三つ穴コンセントな上、形状がほかの三つ穴とちょっと違う。フロントでお借りして、カメラや携帯の充電、インターネット接続等々を、たった一つのコンセントで頑張りました。(ネットは、部屋では繋がらなかったのよね)

(それにしても、帰国後、10日ほど経っているというのに、毎夜、毎夜原稿書きで、夜は3時間しか寝ていない日々…。お蔭様で、先ほどやっと月内〆切りを終え、ホッとしてブログを書き始めています。。)

さて、サンモリッツは、雪解けの4月下旬から5月末日まで、オフシーズン。市中心にあるシャネルやらヨーロピアンブランドの店々は、大雪にも困らないよう、ガラスにベニヤ板が貼られていました。
スキー好きなロシアの富豪たちも本国へ帰り、夏の再来を待とうというのでしょう。

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さよならディナーはこんな感じ


IMG_2631che.JPGホテル・ラウディネラ】の地階には、驚くほど美味しいカルボナーラを出してくれるイタリア料理の店があって、二夜連続で、同店でお食事を。
さよならディナーは、スイス・フォンデュ(フォンデュ鍋はル・クルーゼ)。パンのほかに、茹でたジャガイモが出てきて、お腹はいっぱい。ここのホテルは、コーヒーもイリィですし、やはりイタリアが近いだけあって、食と、そしてレストランに集うカップルや女性客たちも、洗練されていて格好よかったわ。
スイスのひとたちは、気さくでよいですね。さすが永世中立国、匿名口座の国だけある。店員さんも、明るくてよかったです。

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今回は、欧州、見どころが豊富でしたから、まだまだ欧州ネタは続きます。お付き合いください!

■サンモリッツ【ホテル・ラウディネラ】のホームページは、http://www.laudinella.ch/


■お部屋で写真を撮ってみました…
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2008年05月28日

【コンラッド東京】チャイナブルー

汐留にあります【コンラッド東京】最上階にあるミシュラン掲載の中国料理レストラン【チャイナブルー】で、このたびブランニュー・オープンをした【コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド】のGMカースティン・シーク氏を囲んでの懇親会の席がありました。(ドイツ国籍のカースティン氏に、「先週まで、ムーニックとベルヒテスガーデンに行っていたの」と話したら、「ベルヒテスガーデン、すごく綺麗なところでしょ!」と嬉しそうに語ってました)

ヒルトンブランドを刷新、ヨーロピアンに洗練されたモルディブのなかでも、アッパークラスのコンラッドにリニューアル・オープンさせたのは、2007年12月のこと。リブランディングの経緯、ファシリティーの内容をご説明いただきました。(詳しいことは、後日、こちらビジネスブログで)
水上ビラを新設、日本人、特にハネムーナーに人気が高いそうです。

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浜離宮庭園を眼下に、窓外にはお台場やレインボーブリッジがくっきり。フォアグラを載せたキャビアのサンドイッチと北京ダックの前菜(写真上の左)が、とっても美味でした。


■【コンラッド東京】のホームページは、http://www.conradtokyo.co.jp/
■29階の中国料理レストラン【チャイナブルー】は、http://www.conradtokyo.co.jp/restaurants/chinablue/index.html

■【コンラッド・モルディブ・ランガリ・アイランド】のホームぺージは、http://www.conradmaldives.com
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2008年05月27日

インスブルック【ノルトパーク】

ins_stmoritz 015aaj.jpg山岳交通が発達するヨーロッパのアルプス地方。その各地で、ケーブルカーやロープーウエイなど、さまざまな乗り物を今回は利用しました。

今日ご紹介するのは、オーストリア第二の都市・インスブルックに昨年、2007年11月に誕生した【ノルトケッテン高速鉄道システム】Nordketten Bahnenです(ガイドブックには「ノルトケッテ」Nordkette と表記されていました。北の山脈という意味)。

ins_stmoritz 095ins.jpg王宮のすぐ脇が、乗り場(コングレス駅 Congress St.)となっており、【ノルトパーク】Nordpark(独語) と呼ばれる標高2200メートル級の山を、途中、ケーブルカーに乗りついで、わずか20分ちょっとで第二山頂駅(ゼーグルーベ Seegrube St.)まで登ることができるというもの。

**これが昨年開通したノルトケッテン。マウンテンバイクで乗り込むひともいる。

さらに上の第三山頂駅("ハフェレカー"と読みます Hafelekar)まで登りたいところでしたが、すでにゼーグルーベで2000メートル近くに達しており、スキー客以外は上に登る気配もありません。
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**ゼーグルーベにある山のレストランは、セルフサービス。

ゼーグルーベには、レストランやスーベニアショップもありますが、一番は、市内を見下ろし、果てはオーストリアやイタリアの国境ブレンナー峠が見渡せるという大パノラマの"展望デッキ"。
この夏、この展望デッキもVIPルームができるのだとかで、現在、工事中。

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ins_stmoritz 073ins.jpgインスブルックとは、「イン川にかかる橋」の意味。
街の中心部を左右に、イン川が悠々流れるようすが、写真でもおわかりでしょう。川の旧市街地側には、かつて、いくつもの城壁があったそうですが、今は存在を示すだけで残っていません。


■ノルトパークのホームページは、http://www.nordpark.com
■ノルトケッテン高速鉄道システムは、ゼーグルーベまで往復が大人ひとり22ユーロ。ハフリカーまで行くと24.50ユーロ。途中、アルペン・ズーという動物園もあります。



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2008年05月26日

インスブルック【ホテル・グラウアー・ベアー】

tirol 035aaj.jpgオーストリア・インスブルックの投宿先は、旧市街で王宮近くの好立地、【ホテル・グラウアー・ベアー】Hotel Grauer Bär という4つ星ホテル。
入口壁面に、可愛いベアー(熊)の絵が描かれています。

外装の可愛らしさと異なり、フロント回りはシックな雰囲気で、落ち着いています。お部屋は広めで、バスタブも深く、しかもトイレが独立したお部屋になっているのです。

インターネット回線(有料)は、驚くほど速くつながりました。こういうのが嬉しいですね、出張先では…。

tirol 172ins.jpg朝食会場は1階(日本でいう2階ですね、フロント階は"G"表記)にあり、ちょっとセンスのよい感じでした。
ホスピタリティー的には、フロントも給仕も60点。これは多分、わたしたちが日本人だからじゃないかしら?、と……。でも、まったく不便ありませんでした。返事をきちんとしないから、気分が悪いだけ。

この日、インスブルックは"フェーン"が強く吹いていました。
これ、イタリア方向からアルプスの谷を吹き抜ける下降風のことで、山麓には異常乾燥をもたらします。南よりの風なのに、フェーンが吹くと気分が悪くなる人が多いのだそう。


■インスブルック【ホテル・グラウアー・ベアー】
Hotel Grauer Bär のホームページは、http://www.innsbruck-hotels.at
TEL +43(0)512/59240



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2008年05月25日

インスブルック【王宮】【ヴァイセス・レッセル】【スワロフスキー本店】

オーストリアの西、チロル州の州都【インスブルック】は、ハプスブルグ家とゆかりの深い、人口13万人の都市。
ハプスブルグ帝国時代から王宮があるこの街は、「陰の首都」とも呼ばれ、マリア・テレジアの名がつくメイン通りには、たくさんの店がひしめいていて、往時の繁栄を物語ります。

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**マリア・テレジア通りから街のシンボル「金の小屋根」を望む


■【王宮】Hofburg
マリア・テレジアが、白とイエロー(マリア・テレジア・イエローと呼ばれる)に塗り替えたといわれるロココ調の【王宮】。ミュージアムとして一般開放されているが、一部しか拝観できない。エリザベートの等身大の肖像画が飾られている(ウィーンにあるものと同じ絵でした。以前、日本にも来ましたね)。
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■レストラン【ヴァイセス・レッセル】Weisses Rossl
インスブルック到着後、こちらレストランのテラスでランチ。
ウィーン風カツレツ"ウィナーシュニッツェル"(9.80ユーロ)をオーダー。ドイツより若干、物価が低く感じます。ホテルレストランのヴァイセス・レッセル、ホームページはhttp://www.roessl.at
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ご一緒した在住歴35年のMs.スミヤが、イン川のほとりや街なかをご案内してくださいました。アルプスの雪解け水で、川が増水しています。

■【スワロフスキー本店】Swarovski-Haus
tirol 104ins.jpgクリスタル製品で有名なスワロフスキー。私もいくつか、ブローチを持っています(日本の伊東屋さんで買ったものですが)。インスブルックには、このスワロフスキーの本店があります。
**スイスとオーストリアで今年開催予定のサッカーEURO2008を祝して、クリスタル製のサッカーボールが飾られていました。
こちらの売り上げの約7割が中国人観光客といいます。また、インスブルック郊外には、見学可能なショップ併設の工房があります。スワロフスキーのホームページは、http://www.swarovski.com/innsbruck

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2008年05月24日

【男らしさ・女らしさ】

このところ欧州ネタが続きましたので、一服。

週末の金曜日、行きつけの呑みどころ・麻布十番「蛍」で、大学時代の同期男性陣と飲み会をしました。
きっかけは1ヵ月前。仕事で十番を訪ねたT氏が電話をくれたのがきっかけ。「では、欧州出張後、飲もう!」という話になり、時差ボケも若干残る身体で、十番に繰り出しました。

いや〜、それにしても大学同期というのは、異性同性問わず、いいものです。
彼らは、日本経済を代表する会社で、中間管理職としてバリバリ働く、イイやつら。生保、銀行、商社、ゼネコン勤めの4人。バリバリ度は私もひけをとらないと思うのですが、まあまあ、酔っ払っていろいろな話題に及びます。

そうしたなかで、皆さん異口同音に「ちいちゃんは、本当に"男らしい"よな〜」。ジェンダーが進む世の中ですが、女らしさ、男らしさという言葉、使い方次第ですが、私は嫌いではありません。

私の男性遍歴なぞを酒の肴に、彼らから「男らしい」と評される私は、一体何なのだ!? 彼らの仲間に入れてもらっている自分というのも、ちょっと微妙なのですが、居心地は悪くない。
お店のひとに「どーですか、このひと、いつも男性とこの店に来てるんでしょう?」、「どんなひと?」と、うるさいよ、酔っ払い。「いえ、ときどきは、女性の方もご一緒ですよ」と、真面目に答えてますよ、支配人の茂木さん…。

さて、ドイツで起業したという彼らの仲間が、この秋、ハワイでウェディングだそうで、「ちいちゃんも、ハワイに一緒に行こうよ。むこうでゴルフしようよ」という話に。他人の幸せのおすそわけをいただきに、私もいっちょ、渡布するか。

酔いがまわって、そわそわ、銀座のネオン街へと向かいたがる彼ら。深夜0時、笑ってタクシーを見送る私は、やっぱり男らしいオンナなのであります。
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2008年05月23日

ドイツ岩塩抗【ザルツ・ツァイト・ライゼ】

海の水が地殻変動によって地底湖となり、岩塩採掘場として観光名所になった地が、欧州にはいくつもあります。
私にとりまして初めての体験となりました、ザルツベルクヴェルグ Salzbergwerk="岩塩抗ツアー"。ドイツ・ベルヒテスガーデンの【ザルツ・ツァイト・ライゼ】Salz Zeit Reise を訪ねました。

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090solt.JPG入場前に、黒い色のつなぎ服(抗内服)を貸与されます。
ゴーカートに並んで乗車し、細くて暗い坑道をまっしぐら。到着した先には、木製の滑り台があって、何人かで組になり、さらに地底へと降りるのです(この滑り台は、実際に抗夫が使用したもの)。このスリルある滑り台で興じているさまを、自動撮影した記念写真が、見学後販売されるしくみで、4ユーロ弱でしたが、記念に購入したものが、上の画像。

この岩塩抗、私も料理で愛用している【アルペンザルツ】が採掘できる地域。岩塩抗ツアーの最後に、小指の半分大なミニチュアのアルペンザルツを参加者全員にプレゼントしてくれました。

muc5 383solt.jpg滑り台のあとは、抗内を大勢で見学して歩きます。
説明は、ドイツ語と英語。入場者のほとんどがドイツ人らしく、英語の説明が短いのが残念。採掘時を再現した映像や機材、塩の大切さを説いた音声マシーンなどがあって(こちらは日本語対応でした)、2時間近くも地下に滞在するのです。

**塩の壁を舐めてみました!!

ひと通り見学がすむと、さらに地底へと進み、そこで見たものは…、"地底湖"です!
抗内は暗く、よい画が撮れませんで、お伝えできず残念ですが、この地底湖を、私たちはノアの方舟のようなボートに乗って、遊覧。とても怖い感じがいたしますのに、ドイツ人の子どもたちは泣きだしもせず、平気のへっちゃらのようです。


■ベルヒテスガーデン岩塩抗【ザルツ・ツァイト・ライゼ】Salz Zeit Reise のホームページは、http://www.salzzeitreise.de
■料理におすすめ【アルペンザルツ】については、こちらをご覧ください




■地底湖を撮影したら…
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2008年05月22日

ベルヒテスガーデン【TREFFホテル】

muc6 284wats.jpg南ドイツのベルヒテスガーデン。人口わずか8千人の町というのに、夏のピークシーズンには7万5千人のツーリストが訪れるという観光都市。ですから人口の約75%が、観光業に従事しているのだそう。

**ホテルから望むヴァッツマン山は、双耳のような峰で、すぐにわかる

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**このホテルは4つ星です

そんなベルヒテスガーデンには、"ホテルレストラン"というカテゴリーの、可愛らしいホテルがいくつも軒を連ねます。
今回の投宿先【アルペンホテル・クロンプリンツ TREFFホテル】は、ヴァッツマン山を望む山小屋風のホテルレストラン。

チロリアンっぽく赤をきかせたインテリアの客室は、戸外の空気がとりいれられるよう、窓を大きく開けることができ快適。ランプも可愛いすずらん型です。

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muc6 286treff.jpg IMG_2233honey.JPG muc6 288treff.jpg
**朝食はこんな感じ。バターや牛乳などの乳製品、パンやジャムが美味しく、フレッシュなハチミツも

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**夜はホテルの地階にあるバーレストランで、ビールとビーツ入りのサラダなどで、飲み直し。チロリアンを着たお店の女性、可愛い衣装とは違って気が強いのです

■アルペンホテル・クロンプリンツ Alpenhotel Kronprinzは、【TREFFホテル】グループです。ホームページは、http://www.alpenhotel-kronprinz.de
**夏のピークシーズンや年末年始は、かなりよいお値段。ドイツ人シニアの団体も来ていました。



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2008年05月21日

ベルヒテスガーデン【ケールシュタインハウス】

ドイツの小都市【ベルヒテスガーデン】Berchtesgaden 近郊の一番の見どころといえば、アドルフ・ヒトラーの山荘【ケールシュタインハウス】、別名イーグルズ・ネストEagle's Nest(鷲の巣)です。 **トンネル(隧道)の真上、山頂に、小さくみえるのがイーグルズ・ネスト
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標高1834メートルものケールシュタイン山頂に、カンファレンスルームやキッチン、ティールームなどを配した巨大別荘を、ヒトラーがわずか12ヵ月で建設させたというから、驚かされます。独裁者の力とは、無理を可能にしてしまうものなのでしょう。
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070eagle.JPGなんといっても、このあと訪問したオーストリアはインスブルックに、昨年オープンしたケーブルカー、"ノルトパーク" NordPark の山腹駅・ゼーグルーベ Seegrubeからも見渡せる高さです、隣国ですよ。「標榜する」とは、こういうことを指すのではないかと感じました。

冬は雪深く、偵察中の英軍エアフォースにも見つかることはなかったことから、大戦中の爆撃を免れ、現代に至る数少ないナチの残像。その当時のままを今も残し、一般公開されています。
**雪が残る戸外に佇む十字架が、1834mをさしている(画像右)

内部には、ヒトラー50歳の誕生日に、ムッソリーニから贈られたというマーブルの暖炉や木製テーブルがそのままに。そして、当時、床に敷かれたカーペットは、「日本のヒロヒトから贈られたもの」だったそうで、ガイドのハイジは沈痛な面持ち。
窓の外には、先ほど遊覧したケーニヒス湖が、まるでミニチュアのように遠方に見えます。何しろ、360度の展望が可能なのです。

059haus.JPG**(画像左)イーグズ・ネストからケーニヒス湖を望む

ケールシュタインハウスの見学は、毎年、雪が解ける5月中旬から、10月末ごろまで可能です。今年は、5月10日からオープンということで、私たちが訪ねたのが15日でしたから、本当にラッキーでした。

一般の自動車やトランスポーテーションの車両は、麓のパーキングに。見学者は、そこで専用バスに乗り換えて、つづら折りの山道を揺られ、バス・アライバル・ゾーンで下車します。下車地がちょうど展望台になっているのですが、そこからさらに岩山、まさに頭上に、このイーグルズ・ネストが建っているの(見上げる、という角度)。

086eagle.JPG **こちらが展望台に到着した専用バス

全長124メートルのひんやりしたトンネルを抜けると、そこにはエレベーターホールが。
内部は金張りで、巨大なエレベーターが一基。撮影禁止だったので、公開できませんが、そのエレベーターで、さらに124メートル、今度は上昇するのです。これ、みんな、当時のまま!!

060haiji.JPG 山荘内には、当時の貴重な映像や写真、記事の切り抜きなどが展示されています。生涯独身を通そうとしたヒトラーですが、最後の愛人であり、死の直前に結婚をしたと伝わるエヴァ・ブラウンの、美しい写真も飾られていました。

066haus.JPG山の麓に近ごろオープンしたインターコンチネンタルホテルのあたりは、エヴァを住まわせていた館だったそうで、ヒトラーは毎日、彼女を訪ねたといいます。

イーグルズ・ネスト。
ヒトラーを英雄視すること、そうした行為自体が、ドイツの法律で固く禁じられています。この暗黒の時代の、ある意味"生き証人"ともいえる歴史建造物の見学を、次回の訪独で、ぜひ実現させてください。


■【ケールシュタインハウス】見学、専用バスとエレベーター込みの料金は、こちらのホームページに掲載されています。日本の旅行会社で申込の場合、ミュンヘン発着のオプショナルツアーが催行されているので、確認してください。





■ケールシュタインハウスにはレストランがあります
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2008年05月20日

ベルヒテスガーデン【ケーニヒ湖】

複数の市販ガイドブックには【ケーニヒス湖】Konigsseeと記されていますが、観光局が用意するブローシアには"ケーニヒ"湖となっています。現地のひとの発音では、"ケーニッヒ"と聞こえましたので、ケーニヒに統一しました。


008see.JPG今回のアルペンルート取材で、深く心に残りましたのは、現存するチロルの大自然でした。
「ロン・パリ・ローマ」はじめ、マドリッドやジュネーブ…80年代お決まりのコースから、南仏やイタリアの地方都市、北欧などへ足を伸ばし始めた90年代。そして今世紀、インターネットの登場で、どのような小さな町にも光が当たり、欧州の身近さを感じたものです。ところが、私たちには未踏の名所が、まだまだあるのだということを、今回、身をもって感じました。

アルペン街道東端にあるドイツ【ベルヒテスガーデン】は、同じ山岳リゾートでも、世界の富が集まるスイス・サンモリッツとは一風異なり、豊かな自然と優しさにあふれた、"チロル"らしい町。

雪解け水があふれるこの時期。美しい水が町へと注ぎあふれ、春本番を迎えています。オーストリア・チロル州とは、少し趣きも違って、「ここが、ドイツ?」と再確認したくなる田舎町です。

ベルヒテスガーデンでは、"ホテルレストラン"といわれる、ペンションとプチホテルをあわせたようなカテゴリーのホテルに滞在しました。高台のホテルからのぞむ、バッツマン山は、残雪をたたえ美しく、空気が驚くほど澄んでいて、鳥のさえずりで目を覚ますのです。

チロリアンの衣装(正式には、バイエルン地方の民族衣装で「ディルンドル」という)を身にまとい、現地を案内してくれたのは、ハイジさん(本当は、"ハイディー"Heidiと呼ぶみたい)という名の、イーグルネストガイドの女性。漫画「アルプスの少女ハイジ」の主人公ハイジとは、ちょっと年齢もサイズも違うけれど、私、彼女のひたむきなガイディングに、本当に心打たれました。
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**eメールを交換しあった、イングリッシュスピーキング・ガイドのハイジさん


そんな素朴さが残るベルヒテスガーデンでは、感動の湖【ケーニヒ湖】Konigsseeと、ヒトラーの山荘【ケールシュタインハウス】、岩塩抗ツアー、それに市内散策etc…と、盛りだくさん。万歩計を持参した諸氏によれば、2万歩〜2万5千歩は歩いたといいますから、なんとも健康的です。

muc6 300fune.jpg【ケーニヒ湖】では、船に乗って、湖上を遊覧。船の舵取りをするドイツ人男性が、乗客にマイクをもって話す内容は面白いらしく(残念ながらドイツ語で、わかりませんでした)、大きく笑いをとっていました。
湖畔には早春の緑をたたえた山々と、そして残雪の頂き。湖は、透明かと思いきや、ミネラルが豊富なせいでしょうか、鮮やかなエメラルドグリーンです。

005toran.JPG湖上中央で、船長がおもむろにトランペットを取り出し、岩肌に向かって音楽を奏でました。エコー・ブロウイング、"こだま"です。あの神聖なる調べは、何という曲なのでしょう。トランペットの音が、岩にあたって、こだまとなって返ってくるのです。あまりにも荘厳かつ清廉で、私、涙が出ちゃったの。
**台を置いて一段高いところから、岩肌向かってトランペットを吹く船長。残念ながら、少しわかりづらい画像ですが、お許しください)

(はら…、泣いているのは私だけかしら)と、涙もろくなったこのごろの自分に、(年のせいかしら??)とも思っていたら、「ドイツ人のご婦人も、涙を流していた」と同行のひとがいいます。自然は、ひとの心を動かします。水も空気も澄む湖で、トランペットの音色がこだまする…。それが、ケーニヒ湖です。

muc4 028150.jpg 045see.JPG 038ber.JPG
**日帰りハイキングも可能。湖のなかほどには、教会やレストラン、土産物店があり、下船して休息できます。ナショナルパークの案内所もある
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**湖岸には船の停泊所がいくつも。湖上ウェディングも人気だとか



■全長8キロの美しい湖【ケーニヒ湖】のサイトは、http://www.seenschifffahrt.de
■ハイキングを楽しみたいなら【ナショナルパーク】のサイトを、http://www.nationalpark-berchtesgaden.de





■5月20日は成田空港開港30周年の日…
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2008年05月19日

ミュンヘン【BMWミュージアム】

膨大な画像の整理に、一苦労です。

今回の取材旅は、素晴らしい仲間と豊富な観光素材、そして濃淡のある天候に恵まれ、本当に充実したものとなりました。訪ねた先々での貴重な出会い、優しさ、素朴さに、胸を打たれることしきり。とりわけ、過去に団体旅行をお連れした経験があることから、現地で、ベテランのガイドさんに、熱心にご案内をいただくと、シンパシーと申しましょうか、魂のあるガイディングが、とても心に響き、ありがたく感じます。
時系列に、取材行程や時々の感動をお伝えしたいのですが、想うにまかせないことをお許しください。

muc6 155bmw.jpg最初の訪問地・ミュンヘンでは、蔵相会議における各国首脳や天皇陛下ご来独のおりに現地をご案内されたほどのベテランガイド・谷村さんが半日随行してくださいました。
旧市街はもとより、ニンフェンブルグ城の美人画ギャラリーなぞは、耳を欹(そばた)てて、性に放漫だったルートヴィヒ一世を想像しましたし、森鴎外が衛生学を学んだ時代にも想いを馳せました。

自動車産業で知られるドイツですが、今回は、昨年あらたにセミオープンしたばかり(一般公開は2008年6月21日から)の、【BMWミュージアム】も訪ねました。
場所は、BMW本社の脇。
**右側の高い建物が、BMW本社ビル。
なんと4気筒をイメージして、ビルの形状にしたのだそう。手前の円形は、旧博物館・BMWワールド。

ドイツでは、国賓のための公用車はベンツでなく、すべてBMWを利用しているのだそう。ミュンヘン空港には、巨大なBMWの壁面広告があって驚かされましたが、国家への貢献度が極めて高い企業という"証し"ですね、あれは。
(そういえば…、サラリーマン時代、初めて購入したマイ・カーが、BMWでした。新車というのに、納車の翌々日に、いきなり石神井公園の近くで、こすったのよね。運転も未熟なころでした)

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さて、できたての博物館ということですが、なかは何層にも分かれていて光がさし込み開放的。ショールームという感がぬぐえませんが、モーターファンにはもってこいのミュージアムでしょう。BMWブランドの衣類なども売られています。

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昼間から飲んでばかりですが(いえいえ、ドイツ人はランチでもビールを飲むといいます)、眺めのよいテラスも併設のカジュアルレストランがあったので、ガイドの谷村さんおすすめ、エアーブロイのビールを一杯いただきました。ぜひ、立ち寄ってみて!

■【BMWミュージアム】は、2008年6月21日から一般公開されます。
ホームページは、http://www.bmw-welt.com/web/portal/de/index_highend.html
■【BMWワールド】TEL 01802-118822
工場見学は、http://www.bmw-plant-munich.com
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2008年05月18日

スイス【ベルニナ特急】

■女子のテツ萌え…、【千葉千枝子のビジネスブログ・観光経済最前線】で、スイス・ローカル鉄道の画像を公開しています。


5月18日日曜日、旅のハイライト、最終滞在地サンモリッツで、スイスを代表する観光列車【ベルニナ特急】Bernina Expressに乗車しました!

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パノラマビューの観光列車【ベルニナ特急】車内

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窓の外はため息が出るほど美しい雪景色…


IMG_2498berinina.JPG高級山岳リゾートサンモリッツ St.moritzから、スイスとイタリアの国境付近に位置するイタリアの街ティラーノ Tiranoまでのこのコースは、窓外に氷河や湖、アルパインの山々と、大パノラマが楽しめます。
しかもこの日は、朝から大雪で、アルペン旅情は最高潮に達しました。

**エンガーデン・サンモリッツのMs.ペトラさんと一緒に乗車。向かい合わせの座席の脇には、地図が記された小さな台が備え付けてあって、飲み物などを載せることができる

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**(画像上左)スイスカラー・赤のジャケットを着て、朝9:41発ベルニナ号前で記念写真
**(画像上中)サンモリッツ駅に日本語が! 姉妹鉄道・鉄道箱根登山鉄道からの寄贈だそうで、ホームに掲げられていました
**ベルニナ特急・窓外の景色は、まるでおとぎ話のような木立と雪模様

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048bernina.JPG**(画像上左)こちらが特急の指定券。ユーレイルパスとは別になっています
**(画像上右)無人のベルニナ・ディアヴォレッツァ駅で下車。車掌さんは、停車するたびに駅に立ち寄るため降車します。手を振ってお別れです

**(画像左)掘っ立て小屋風の【ベルニナ・ディアヴォレッツァ駅】から雪道を歩き、左手に佇むロープウェイの乗り場まで。海抜2978mに位置する"山のホテル"(滞在施設のほか、レストランや展望台、スーベニアショップなどがある)へ、ロープウェイで昇りました。

078rizo.JPG3千メートル近い位置に山小屋ができたのは、ロープウェイ開通の、84年も前のことだそう。
このレストランで食べた"リゾット"は、「ゲレ食」のイメージを思いっきり払拭する、最高に美味なもので、とにかく驚き。イタリアに近いだけあって、伊料理はじめ食のすべてが「洗練」されているのです。

■詳しくはレーテッシュ鉄道のホームページをhttp://www.rhb.ch/
■200名の宿泊可能な"山のホテル"。氷河スキーや月明かりのナイタースキーができるとかで、1泊7千円程度。電話は081-839 39 00



■還暦を祝う陽気なイタリア人
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2008年05月17日

ミュンヘン【プラッツル】

muc 083htl150.jpgヨーロピアンタイプのホテルのなかでも、立地がよくてババリアンスタイルをお望みなら、ホテル【プラッツル】Platzlがおすすめです。

muc 096mari150.jpgガイドブックにも必ず載っている老舗ホテルで、場所はホフブロイハウスのすぐ脇。マリエン広場へも徒歩3分という至近で、三越もすぐ近く。この時期のミュンヘンは、夜の帳がおり、あたりが暗くなるのが、なんと午後9時ごろ。広場の周りには、お店やカフェ、屋外のビヤガーデンなどもあり、遅い時間まで、たくさんのひとが行き交います。

**こちらがマリエン広場のシンボル【新市庁舎】です。
新ゴシック様式で、建設は1867年ごろ。高さ85mの巨大な塔に架かる時計は、なんと仕掛け時計。カラクリ人形が歴史劇を繰り広げるさまは、翌日17時に、市庁舎前に位置する"聖ペーター教会"の展望台から臨みました。いやはや、展望台(有料)に上がるために、294段の階段を昇ったの。。息も切れましたが、高所恐怖症のひとは辛かったみたい。しかし、カラクリ人形、ばっちり見えました。双眼鏡があるとよかった。。
こちらの画像、撮影は夜10時ごろ。フラッシュをたいていません。神秘的でしょ。

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客室は素朴な雰囲気でありながら、機能的で、インターネットも利用可能(有料)。
重厚なロビーには、モスグリーン色のバイエルン地方独特な制服を着たスタッフが笑顔で佇み、みな親切。

ロビー奥に、ダークな雰囲気のバーがあり、夜遅くまで飲みました。モチロン、ビール。ただしトイレがG階にないので、ご注意ください。

muc6 074muc.jpg■ホテル【プラッツル】
Sparkassenstr.10
TEL 089-237030
ホームページは、http//www.platzl.de/
**右の画像は、ロビー回りで撮影。インテリアは、オールドクラシックでしょ。
**私のお部屋はホフブロイハウスの目の前でしたから、嬌声が夜中まで響きました。疲れて、スグ寝ちゃいましたけれど。


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2008年05月16日

ミュンヘン【ホフブロイハウス】

今回の欧州旅。いきなり、私の大好きなビールの里"ミュンヘン"inでしたから、着後、最初のディナー会場は、ミュンヘン市内で一、二を争うビヤホール【ホフブロイハウス】でした!

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muc2 024hb.jpgここミュンヘンは、1180年ごろから約700年、南ドイツを支配したバイエルン王国の首都。バイエルン王国とのゆかりが深いギリシャの国旗が物語るように、ババリアンのシンボルは青と白。今あるグリースビア、オリンピアビールも、もとはバイエルンが作ったというから、歴史の奥深さに驚かされます。

さて、私たちが投宿したホテル【プラッツル】(ホテルのインフォメーションは、また、あらためて…)のすぐ脇に位置する、【ホフブロイハウス】。市中心・マリエン広場から徒歩圏内。民俗衣装を着たスタッフが音楽を奏で、歌をうたい、世界中の飲みスケたちが笑って集う、ミュンヘン有数の酒場です。

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ミュンヘン名物の白ソーセージ"ヴァイスブルスト"Weisswurstは、甘くて酸味のあるマスタードをつけて食べる。それに、巨大なアイスバイン!お店にあるスーベニア・ショップで、可愛らしいミニチュアのビールグラスやミニマグを買いました。
こちらドイツのビール醸造所は、どこも、硬水を軟水に変える装置をもっているのだそう。美味しいビールは、やっぱり軟水なんですね…。言うことなしに、美味しい一杯でした。

今回の移動は、往路、座席がフルフラットになるルフトハンザのビジネスクラスを利用したので、11時間半という長旅も、疲れるどころか快適極まりなく、ミュンヘン到着後も休息なしで動き回ることができました。
移動でエネルギーを消耗しすぎない――。これ、ポイントですよね。

■ミュンヘン【ホフブロイハウス】
TEL 089-242-18761



■ヒトラーが集会を開いた…
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2008年05月15日

スイス【RhB鉄道】

ins_stmoritz2 047bear.jpg現地からお届けする鉄道情報は、これが最後。乗車中は、撮影しているほかは、食堂車でビール三昧。筆舌しがたいほどに貴重で、かつ愉快な欧州鉄道旅でしたが、明日には機上のひととなります。ですから帰国しましたら、きちんと整理をして、また、あらためてご報告いたします。

さて今回のルートは、ミュンヘンからベルヒテスガーデン(いずれもドイツ)、そしてオーストリアはインスブルックへと、エキサイティングでハードな旅程。(が、気分はサイコー)
続いて、この旅の最後に立ち寄りました街、最後の滞在地は、スイスの山岳リゾート地・サンモリッツです!

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**(画像左)同行したプロのカメラマン。彼のキャメラを指差している、そのワケは……。ちょっとしたドラマが、インスブルックの駅にはありました。
**(画像右)髪の毛をひっつめにして、気合十分の私。スリの少なくない欧州鉄道では、貴重品は全て、前で抱えるタイプのたすき掛けカバンに。これは、ビクトリノックスのもの。窓を開けて、"撮りテツ"しているでしょ!

しかし…、今朝のサンモリッツは、雪。
さきほど、サヨナラ・ディナーを済ませたばかりで、滞在先のホテル1階にあるインターネット・アイランドに席をとり、セーターを着込んで、このブログを書いています。

今日は、スイスの鉄道【RhB】Rhatische Bahn をご紹介。
インスブルック駅を出たのち、オーストリアとスイスの国境付近で二度乗り換え。ブークス Buchs 手前で検問ののち、さらにクール Chur で乗り換えて、スイス入りをしました。

クールからサンモリッツまでの【Rhb】は、時刻が19時を回っていることもあり、とりわけ空いていたうえ、車掌さんが、とってもやさしい。「後方車両からの撮影が素晴らしいよ」だとか、「2つ先の車両で窓を開けて撮ったら」と教えてくれます。

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この路線で、一番のみどころは【ランドヴァッサー橋】。
よくガイドブックの写真でも見たことがあるだろう、石のアーチ型。この橋を渡るとき、窓から身体を少し乗り出して、列車の先頭部分を撮影する、いわゆる【撮りテツ】に興じました。

ヨーロッパの夜は長く、暗くなるのは21時ごろ。ですから遅い時間帯でも、十分、撮影可能なのです。

オールアバウト【鉄道旅行】は、新著「乗りテツ大全 鉄道旅行は3度楽しめ」著者の野田隆さんが、私の、ちょうど日本を離れたこの時期、正式にガイドとなられ、サイトオープンされました。ぜひ、覗いてみてください!
ラベル:鉄道 スイス
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2008年05月14日

ドイツ鉄道【DB】

今回の欧州取材は、陸路、鉄道の旅。
【ユーレイルパス】Eurail Select Pass 3 Countries Complimentary 一枚で、ミュンヘンからチューリッヒまでを、主要都市を周りながら移動しています。

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**プラットホームでの待ち時間に知り合った、中国人の女の子たち。上海から英国の大学に留学し、卒業旅行で欧州全土を旅しているのだそう。。日本のコミックに、とっても詳しい。私がぶら下げていたキティちゃんのキーホルダーをあげたら、喜んでいました。

IMG_2284shokudoh.JPGミュンヘンに1泊したのち、【IC】インターシティーに乗車して、ヒトラーの山荘や美しい湖で知られる【ベルヒテスガーデン】に2泊、ドイツを訪ね歩きました。ベルヒテスガーデン駅を朝早く発ち、ザルツブルグを経由してたどり着いた街、オーストリア【インスブルック】のホテル客室から、このブログをお届けしています!

**国際急行には食堂車もついています。窓外の景色は、放牧された牛やなだらかな草原、遠くに残雪が美しいアルプスの山々と、とにかく快適。ここアルペン地方は、イタリアに地勢柄近いこともあり、コーヒーも美味しいのです。

IMG_2251qbb.JPGドイツからオーストリアへの国境越えは、国際急行【EC】オイロシティで。シェンゲン協定により、出入国にかかわる検問はありません。一等客室が利用可能なパスを持っているのですが、私たちはコンパートメントの二等客室に乗り込みました。6人座席で棚もたくさんあり、快適。途中、食堂車に身体だけ移動して、ビールを飲みながらオーストリアへ入りました。

**ベルヒテスガーデン駅に入線する、ドイツ鉄道の普通列車。
ドイツの国内を走るドイツ鉄道【DB(デーベー)】は、ダイヤに1分の乱れもなく、日本気質と似通うドイツ人の"らしさ"を感じさせます。

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インスブルック駅で国際急行を下車すると、目の前に、あの豪華列車【オリエント急行】が停車していて感動!将来できれば、「アルペンで(スキーを)滑りたい」、「オリエント急行に乗ってみたい!」と、夢は膨らむばかりです。

■ドイツ鉄道【DB】のホームページは、http://www.bahn.de
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2008年05月13日

ミュンヘン【Sバーン】

ドイツ・ミュンヘンで有名なビヤホール・ホブフロイハウス前のホテル【プラッツル・ホテル】PLATZL客室からお届けしています。

muc 072aiai.jpg「人生における"本当の豊かさ"ってなんだろう」。
そんな想いを抱かせる、今回の欧州旅。昨日、ミュンヘン空港に降り立ってから、市内を走る交通システム【Sバーン】を利用して、ホテルに入りました。
**車窓からみえるのは、菜の花畑。

続きは、次のベルヒテスガーデンからお届けします。


ラベル:欧州 ドイツ 鉄道
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2008年05月12日

岩手県【陸前高田】

欧州出張目前となった昨日、両親の故郷・岩手に暮らす伯母が急逝との報を受け、岩手県【陸前高田(りくぜんたかだ)】市へ、最期のお別れを告げに行ってきました。

013iwate.JPG幼少のころ、年が離れた弟を、今は亡き母が出産のおり、はるばる東京へ手伝いに来てくれた、優しい伯母。伯母に手を引かれて、幼稚園に通ったのは、はるか37年も昔のことです。
駆けつけるにも時間帯が上手くあわず、東北新幹線と在来線を組み合わせて、最短でも所要約7時間!!(乗車時間は、正味約5時間弱ですが、乗り継ぎが悪いのが難点です)。スケジュール上、やむなく、"強行日帰り"を決行することに。往路は、約8時間をかけて弟がハンドルを握り、車で。復路は、一ノ関駅からひとり、新幹線で帰京しました。
東京育ちの私にとって、陸前高田は究極の"田舎"。父の生家は築100年超の茅葺の旧家で、昭和の時代も、竈(かまど)で炊飯や風呂焚きをしていました。霧たちこめる山里を車で走ると、子どものころの印象が、そのままそっくり蘇るから不思議。「ああ、岩手に帰ってきた」と、感じるのであります。

■高田松原【キャピタルホテル1000
019sen.JPG隣接する大きな塔に「千昌夫のふるさと」と記されているとおり、ここ陸前高田は、あの千さんの出身地。一時期、不動産王としても名を轟かせた彼が、故郷に建てた大型ホテルが、この【キャピタルホテル1000】です。
昔ながらの木賃宿や民宿ばかりのこの町で、ひときわ目立つ近代的なホテル。松の緑と美しい砂浜の"高田松原"は、幼少のころ、毎夏訪れた海水浴場で、思い出の場所。この松原を見渡せる高層階の部屋からは、花火大会を観ることもできます。(モチロン、泊まったこと、ありますよ)

**岩手県陸前高田市高田町字曲松132-4 TEL 0192-55-3111

■東北自動車道【国見】サービスエリア
帰省はいつも、車でした。それに、立ち寄るSAはいつも決まっていて、2度3度、休憩しながら長距離ハンドルを握ります。そのひとつ、【国見(くにみ)】SAは、福島と宮城の県境、福島飯坂と白石の中間に位置しています。
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002bento.JPG 朝4時起きでこしらえた、カンタン手作り弁当で、朝食休憩。すると、朝早いというのに、休憩所の軒先で、野菜の即売会をやっています。「採れたてタケノコ1本200円」、「レタス1ケース20玉」がナ、ナントたった400円!!弟と分けっこしたので、私は帰りの新幹線でレタスを10玉+筍2本を、手提げに持って乗車する羽目に〜。

**国見SA(下り)の情報は、こちら

■JR【一ノ関駅】
陸前高田という街は、一ノ関から東の方角、太平洋側へ一本道。とはいえ、カーブと勾配の山道を走らねばなりません。その国道を沿うように、JR大船渡・盛(さかり)線が走るのです。
帰りは、一ノ関駅で弟と別れ、一路東京へ、東北新幹線やまびこ号を利用しました。
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**仙台で"はやて"に乗り換えると、もう少し所要時間が短縮されるのですが、やっぱり寝て帰りたいから"やまびこ"で。車内では、大好きなピーナッツ入りの南部せんべいを食べながら文庫版を広げ、やがて、うとうと。

伯母ちゃん、どうぞ安らかに。。
posted by 千葉千枝子 at 02:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日本の名所・旧跡・お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月11日

永田町【スイスハウス】

待望のヨーロッパ取材!
間もなく【ヨーロッパ・アルペンルート】、それも心躍る"鉄道の旅"に行ってきます。

出発に先立ち、今回のルート説明&取材打ち合わせのため、スイス・インターナショナルエアラインズ日本支社がある、永田町【スイスハウス】を訪ねました。
山王パークタワーに隣接する、このスイスハウス。
シンプルかつ、斬新なデザインで、クリアー感が漂います。かつてのスイス航空は、「スイス・インターナショナルエアラインズ」と名称も変更し、現在ではルフトハンザ航空の傘下。スターアライアンスのメンバーです。

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まずはルフトハンザでミュンヘンへ飛び、ドイツ→オーストリア→スイスと、陸路で周遊します。ミュンヘン、いったい何年ぶりでしょう。ビール党の私にとりましては、本当にワクワクする再訪。旅立つまで、ナイショにしたかったのですが、はやる気持ちに、出発前に公開です。
大自然と景観と、鉄道と、アルパインの醍醐味と、そしてビール♪♪
現地から、いち早く最新情報をお届けできればとおもいます。乞う、ご期待!

■スイス・インターナショナルエアラインズのホームページは、http://www.swiss-japan.co.jp/


■今回は、【ガイドブック徹底比較】を決行!
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | エアライン・空港・マイレジ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月09日

【JTB新聞】

胡錦涛さんの卓球の腕前には、驚かされましたね。このところ東京では、地震続きのせいもあり、テレビのニュース番組をよくみるようにしています。

昨日は、あるスポーツ紙から、イエメン・マーリブでの日本人女性誘拐事件について、コメントを求められました。アラビア半島に位置するイエメンは、マーリブを含む一部の地域が、外務省海外安全ホームページ地域別危険情報一覧でも、「渡航の延期」をすすめられている危険区域。今回の事件を調査する記者とのやりとりのなかで、日本の旅行会社と現地オペレーターの、手配までの経過がどうだったのかを聞きかじりましたが、入域の是非も、最後は参加者個人へと向けられるのは必至です。おふたりご無事で何よりでしたが、こうした事件はあとを絶ちません。

さて、今日は、JTBグループ内で配布される社内報【JTB新聞】に、拙著「JTB 旅をみがく現場力」の紹介記事が掲載された、そのご報告です。グループ社員2万7千人の、ひとりでも多くの方に、読んでいただけたらと思います。個人手配旅行や、秘境の旅が増えているなか、マスを追い続けた老舗の大手旅行会社がダイナミックに改革していくさまは、取材筆耕する著者の私ですら未知数を感じます。管理主義から現場主義へ。今回の社長交代も、そうしたところに意図があるようです。

ラベル:旅行業
posted by 千葉千枝子 at 11:07| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(1) | 旅行業 運輸・観光業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月08日

ホノルル【花十番】

中国・ 胡錦涛国家主席の来日に伴い、中国大使館やその別館がある麻布周辺は、毎日が厳戒態勢。連休中、我が家が接する明治通りには、おびただしい数の街宣車が行き交っていました。
今日は、講演先の早稲田周辺が大騒ぎだったようですが、要人中の要人。麻布住人の目にも明らか、扱い方が、他の国家元首と異なります。

さて、中国の話題から、今日は一転、米国はハワイ州の話題。過日、取材で訪れたホノルル、ヒルトン・ハワイアン・ヴィレッジ内にあるラーメンショップ【花十番】です。

チェックインまでの空き時間に、いきなり入った懐かしの店(昔、添乗の合間に、ときどき入りました)。
味噌も醤油も、ラーメンは一律$8.95。餃子3個がついたラーメンセットは、$11.95と、決して安くないのですが、なんとエージェント・ディスカウントがあるんだよね。

011men.JPG私は、生ビールと味噌ラーメンをオーダーしましたが、店のおばちゃんが「エージェント?」と聞きます。隣りの見知らぬアロハシャツの男性、JTBのブリーフィングケースを持っていて、あっさりディスカウント。私、「あ。。。」。口ごもっていたら、「どこのエージェント?」。「あ、いえ。私"ノット・エージェント"」、ということで、グロスで支払って店を出ました。

観光立州ハワイは、観光業従事者とツーリストとでは、違う料金体系があるのだと、いつも講演で語っているのは、まぎれもない、私です。

ということで、【花十番】。まったく味が変わらず。ママも変わらず、でした。

■ホノルル【花十番】
Hilton Hawaiian Village,Rainbow Bazaar
2005 Kalia Rd.,Honolulu,HI 96815
TEL (808)941-8710
**テイクアウト、アベーラブルです

posted by 千葉千枝子 at 21:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外のグルメ・レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月07日

千葉千枝子【講演会のお知らせ】

ゴールデンウィークが明け、仕事に追われて"正気"に戻されたひとも、多いのでは?
今夏から秋にかけての大型講演の詳細が決まりましたので、一足お先に、皆さんへ告知させていただきます。

■7月26日(土)【JTB 旅と資産運用2008

会場:品川プリンスホテル
600名近い聴講者に、立ち見も出ました昨年に引き続き、今年は、会場を大型コンベンションホール完備の品川プリンスホテルに移し、講演第二部に登壇します。今年の第一部講師は、プロスキーヤーの三浦雄一郎さん。時間、演題等の詳細、申込み受付は専用ホームページで、後日告知の予定です。

■8月31日(日)【三菱UFJ証券 団塊倶楽部

会場:三菱UFJ証券本社大ホール
団塊倶楽部発足時から講師歴任しております海外暮らしセミナーに、今年も登壇します。今年の演題は、「人生を彩る海外ちょっと暮らし」。従来のロングステイセミナーから内容を一歩深化させ、海外長期滞在や移住の具体的事例、滞在予算、ビザ(査証)の手続き、通貨の話などを中心に講演をします。会員限定150名を予定。詳細は後日、専用ホームページから。

■10月19日(日)【プラザウエスト 「生涯"旅人" 世界の文化講演会」

会場:プラザウエスト多目的ホール
財団法人さいたま市文化振興事業団運営の複合文化施設プラザウエスト(さいたま市桜区)にて講演します。演題は、「生涯『旅人』世界の文化講演会〜ライフステージにあわせる旅のかたち〜」。欧州鉄道の旅、客船クルーズ、国内外のロングステイなど「旅」のかたちを、ライフステージ別にお話します。13時開場14時開演。入場無料、定員200名。申込は往復はがきになります。詳細は、専用ホームページのほか、情報誌"SaCLa"や埼玉新聞等で順次告知の予定です。
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月06日

千葉千枝子のビジネスブログ【観光経済最前線】がスタートします!

明後日、5月8日は、ブログ【旅行作家**千葉千枝子**旅のエクセレンス】がスタートして3周年を迎える節目の日。「毎日更新」を目標に、楽しいときも辛い日も、1日も欠かさず日常を綴りました。

このブログ開設から丸2年が経過し、トータルの記事本数は731本、月間ページビューは4万件に届く勢いで、リアルの私を知るひとたちから、一歩ずつ、ノンリアルの世界へと、「千葉千枝子」がひとり歩きを始めています。

SEOを使用せず、"旅行作家"というひとつのドメインで、検索上位にあがることを目的に開設した、このブログ。わずか半年で、その使命はまっとうしましたが、こちらを閉じずに、次なるステージへ挑戦することにいたしました。

装い新たに、"千葉千枝子のビジネスブログ【観光経済最前線】"を立ち上げ、観光ジャーナリストへの道を、より堅固にする構えです。本格稼働は明日、5月7日から。こちらは、毎日ではなく、不定期更新を予定しております。
テーマカラーは、勝利と情熱の"赤"。「開設のご挨拶」を掲載しております。ぜひ、ご覧になってください。


■【千葉千枝子のビジネスブログ・観光経済最前線】のURLは、http://chiekochiba.seesaa.net/
ブックマークをお願いします♪
■こちら【旅行作家**千葉千枝子**旅のエクセレンス】http://chiekostyle.seesaa.net/は、今後も毎日更新します。等身大の「千葉千枝子」を、もっと深く知ってください!!
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2008年05月05日

【筍】料理

旬のものを食べる!
大地のパワーをもらい、元気になる一番の近道ですよね。

春が訪れると、"たら"の芽の天ぷらや"うど"の酢味噌和えなどが、無性に食べたくなる私。今年もよく作っては、食卓に並ばせました。
風薫るこのごろの季節になると、初鰹や筍(たけのこ)が旬。ということで、筍狩りに出かけた実家のお向かいさんから、採れたての筍をたくさんおすそわけいただき、昨夜から筍三昧の日々です。

若かりし銀行員時代、退社後に通った料理教室(辻クッキングスクールに2年通いましたわ)で、一番最初に習った料理が「若竹煮」。若いころに習った料理、母から教わった味というのは、生涯忘れないもの。今年も、三陸のわかめとともに、美味しい若竹煮ができました。

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**(画像左)自宅広尾に戻ってから、保存がきくよう、米のとぎ汁で茹でました。下処理してあったので、ラクチン。
**(画像中)「明日の朝は"筍ごはん"で、息子たちにお弁当を作ってあげよう」ということで、酒や醤油を少々加えて、お釜にポン。
**(画像右)柔らかい穂先の部分と、かたい部分を、別に分けてパイレックスの保存容器に。

黄金連休も残り一日。パワー充電、フルチャージとなりました。
ラベル:料理 グルメ
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2008年05月04日

油絵展に出品します

ゴールデンウィークの後半は、実家がありますココ練馬で、家族水入らずの休暇を過ごしています。

練馬区は23区のなかで、もっとも標高が高く、土や緑が豊富なエリア。母が里帰り出産をしたので、私の"出生地"は岩手県なのですが、産前から幼少までを高野台、以降、嫁ぐまで【土支田】という街に暮らしていましたので、完全なるネリマっ子。石神井公園周辺は、私の大好きな、思い出の地です。

hikarigaoka2.jpg今日は、同じ練馬区の田柄という街にある、画家・野田典男先生の自宅アトリエを訪問。光が丘を抜けると、田柄の街は実家から、車でスグの距離。

**昔は、米軍が駐留し「グランドハイツ」と呼んでいた光が丘も、すっかり変貌を遂げました。団地群が目を引きますが、木々の樹齢をみれば、埋立地との違いは明白。風薫る、緑の季節が到来しました。

さて、野田画伯とのご縁は、私が通う幼稚園での"お絵かき教室"が始まり。クレヨン卒業後、水彩あたりから、私は絵の虜(とりこ)になります。小学3年生を目前に、油絵に転向。のちも美大進学を薦められましたが、その道に興味なく、大学時代もお稽古の延長で描き続けました。

社会に出てからは絵筆を執りませんでしたが、一昨年、かねてより先生が主宰しております麻布・韓国文化院で開催している油絵教室に、お誘いを受け、在日の皆さんに交じって再スタート! 絵の具を揃え、筆を新調。やる気満々だったのですが、あらあら…忙しさにかまけて、すぐに頓挫。ここしばらく、お休みをしていたのです。

とはいえ、わずか2作品ですが、修習しました!
来る6月2〜8日、池袋にあります東京芸術劇場にて開催されるグループ展【東美会2008】に、出品します。

今日は、その2作品の搬入で、野田先生宅を訪ねたという次第。練習作品なため、出展もお恥ずかしいばかりですが、額装し、"画題"も今日、決めました。
ひとつは、2006年3月に取材で訪れた、バンクーバー美術館の桜を描いたもので、「バンクーバーの桜」。そしてもう一つは、バリ島取材で訪ねた料理教室の主催で、市場に買い付けに行ったときの光景。画題は「バリ島・市場の光景」。バリニーズのお婆ちゃんが、生きたチャボを売っている様子を描いたもの。

観覧は無料です。よろしかったら、ぜひお立ち寄りください。詳細は、あらためて。後日、ブログでもインフォメーションさせていただきます。会場には、私も数日、立ちあう予定です。
ラベル:練馬区 油絵
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2008年05月03日

宇田川町【魚や】

003sakanaya.JPG宇田川町にある出版社の編集長さんと、地元の居酒屋【魚や】で一献。
それが、昔ながらの店構えに、アットホームな接客。喧噪の街・渋谷宇田川町で、浅漬けが180円というメニューの安さ、豊富さに、新鮮な感動をおぼえました。場所は、宇田川町交番の脇、ハナテイビルの1階です。

002sakanaya.JPG今回のお席は、拙著出版のお祝い会・第2弾。そうやって、ナントカの理由(=口実)をつくりながら、呑んべえ同志のノミニケーションは続きます。話題は多岐にわたり、旅行、カメラ、お花、鉄道、、、と、仕事ではなく趣味の世界へと広がりをみせるのであります。

**揚げものやサラダなど、どれも安くて美味しい。日本酒は種類が豊富ですし、幻の酒"ホイス"というのもあります。ホッピーの兄弟?のようなお酒。


■宇田川町【魚や】
渋谷区宇田川町31-9 ハナテイビル1F 
TEL 03-3464-5297
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2008年05月02日

ハワイ・アイランド料理研究家【藤沢セリカ】さんと【シェ松尾】

ハワイ・アイランド料理研究家【藤沢セリカ】さん(画像左)と知人の3人で、渋谷・東急本店8階にある【シェ松尾】にてランチをとりました。
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セリカさんのご著書は、私が著述の世界に入ります前から愛読しておりましたので、かねがねお目にかかりたいと思っておりました。

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**東急本店の【シェ松尾】には、カジュアル・フレンチのコースメニューが豊富。今回私たちは、"プリフィクスコース"をオーダー。前菜・主菜・デザートをそれぞれ選べて、ベースのお値段は3360円。私は前菜でオレンジソースでいただくサーモンを、メインは仔牛のポワレ。そしてデザートは、珍しい!。グリーンピースの甘露煮が、シャーベットの周囲を飾ります。

藤沢セリカさんは、湘南・茅ヶ崎のご自宅をクッキング・スタジオに、お料理教室を主宰。数々の料理本のほか、テレビやラジオでもご活躍です。ハワイ料理といえば、ロコモコやスパムむすびなどが浮かびますよね。でも、それだけではありません。トロピカルフルーツを使ったレシピは、意外な発見の連続。ファンも多いのだとか。

20080414hawaiijj.jpgしかも、強烈なパワーを感じさせるセリカさん。火山の島・ビッグアイランドが大好きだそうで、いつも渡布するたび、「ハワイからパワーをもらって、自分の中のマグマを爆発させるのよ!」。おお〜っ、と私たち。今日のこの日を「マグマ記念日」と命名し、さらなる爆発を誓いあったのでした。

**帰宅後、セリカさんがお送りくださったマグマ・ショット。ハレマウマウ噴火の瞬間画像です(藤沢セリカさん撮影)


■藤沢セリカさん公式ホームページ【アロハ・デリ】は、http://www.kairakusha.co.jp

■今回お食事したレストラン【シェ松尾】のホームページは、http://www.chez-matsuo.co.jp/
■私がよく利用する"シェ松尾・広尾キャフェ"、過去記事はこちら



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2008年05月01日

【日本ロングステイアカデミー】解散

ロングステイ市場が大きな曲がり角にきています。

第2次ロングステイブームの草創期といえる2003年4月に設立した特定非営利活動法人で、経産省認可の公益法人ロングステイ財団法人賛助会員【NPO日本ロングステイアカデミー】が、本年3月をもって解散されました。

ロングステイの普及・啓発に、共に歩みをとらせていただきました私にとりまして、NPOの皆様とは、まさに"同志"の仲。心からの労いと感謝に、2年ぶり、関係者の方と再会し、杯を交わすことになりました。

ノンプロフィット・オーガニゼーション=NPO、すなわち特定非営利活動法人。その「設立」手引きは多かれど、「解散」の手続き方についてはあまり知られておりません。おうかがいしたところ、法務局への登記、認証先である都への届出、官報による公告と、その手続きは煩雑です。
一般の私企業にも同じことが言えますが、創るのは容易でも、それを閉じるということになると音信も途絶えるのが世の常。ですが、このたびの解散に際し、丁重な書状とご面会の機会をいただき、真摯なご対応に感心いたしました。

とりわけ、企業の第一線でかつてご活躍の、リタイアリー中心に組成されたNPO法人の場合、収益を生むビジネスモデルの在り方、営利企業との相関、世代交代や継承問題等々、維持存続の難しさを印象づけます。セカンド・ステージにおける夢や希望を、NPOというスタイルでご挑戦されるリタイアリーが増えるなか、一抹の寂しさをもって、解散の報を頂戴しました。

「ロングステイ」というひとつのキーワードで集い、営んだ組織・団体が、また一つ姿を消したことに、私は着目したいとおもいます。
マーケットが成熟した結果の「淘汰」ではないということ。旅の長期化が進み、海外で暮らすひと、暮してみたいと考えるひとが減少しているわけではないのに、「ロングステイ」というマーケット自体が伸び悩んでいます。その最大の理由を、一歩踏み込んで検証することが重要です。

NPO日本ロングステイアカデミーの唐津理事長はじめ理事の皆々様、長らくのお役目、心からおつかれさまでした。設立から解散まで、人事、契約ごと、あらたな事業創出と、さまざまな節目がありました。皆様のサード・ステージでのご活躍を、心から祈念しております。

■共同事業として取り組みました…
ラベル:ロングステイ
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ロングステイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする