2008年06月30日

【鬼怒川ライン下り】

鬼怒川観光といえば、コレ!【鬼怒川ライン下り】に興じました。

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014kinu.JPG梅雨というのに水かさが少ないせいか、水飛沫はさほどではありませんでしたが、ときにはびしょ濡れになるという鬼怒川のこの渓流下り。レトロな和船に乗って、全長8キロを約40分かけて下ります。

**乗船中は、しぶきを浴びないよう、船体脇に敷いたビニールを、乗船者が持ち上げて、がっちりガードします。
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乗船場所は、鬼怒川温泉駅から徒歩圏内。ホテルニュー岡部の脇から、川沿いへと向かえば、すぐ乗り場です。
IMG_2920kinu.JPGそれに下船後は、無料シャトルバスで駅前までピストン輸送。鬼怒川きっての観光資源と至便さに、人気なのも頷けます。乗船料金は、大人ひとり2500円。途中、記念撮影があり、下船後、希望者に頒布(1枚1000円)。団体写真の販売をみると、「観光している」という気持ちになります。。

船頭さんの語りも面白く、笑いをとりながらの運航で、途中にみえる奇岩・怪石を、ひとつ一つ説明してくれます。春先以降、紅葉の11月中旬をピークに、晩秋にかけての営業で、冬季は運航していません。
同乗者のおばさまが、「冬の時期は、船頭さん、何のお仕事をされているの?」と、素晴らしいご質問を投げかけました。すると船頭さん、「ウチの会社は、スキー場も経営しているから、冬はスキー場で働くんですよ」とご説明。鬼怒川ライン下りの母体となる鬼怒高原開発(株)は、エーデルワイススキーリゾート鬼怒川温泉ロープウェイも経営しているのです。

■【鬼怒川ライン下り】のホームページは、http://linekudari.com/
出発時間や運航ルート、料金表などが掲載されています

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2008年06月29日

東武鉄道【特急スペーシア】

IMG_2898asakusa.JPGとっても久しぶり、東武鉄道浅草駅から乗車して、【特急スペーシア】を利用しました。
IMG_2900asakusa.JPG鬼怒川への旅の始まりに、「浅草駅は情緒あり過ぎ!」と感じるのは、私だけでしょうか。

出発当日は、汐留にある日本テレビで収録があったため、1時間、乗車を遅らせての出発。新橋から都営地下鉄浅草線で浅草に出て、地上を歩いて東武線へと向かいましたが、吾妻橋周辺は、何年たっても大きな変化がなく、ほっとさせられます。

IMG_2903kinu.JPG90年代前半の鬼怒川バブルのころは、頻繁に利用したスペーシア号ですが、今回の乗車は十数年ぶり。カーブがあるホームのスペーシア入線に、ちょっと懐かしさがこみあげます。
浅草から鬼怒川温泉駅までは、所要約120分。今市市など主要駅ばかりでなく、比較的小さな駅にも停車するので、意外と時間がかかるのですが、料金も安いので、鬼怒川への旅は車で行くより電車が便利といえます。
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IMG_2942ben.JPG車内販売もあるのですが、駅売店でビールなぞを買って、行楽気分で車内で飲食。帰りは、温泉駅名物【栃木・牛めし弁当】(950円)を買いました。
"温泉たまご"の刻印がある殻付きの半熟卵を割って、お肉とぐじゅぐじゅしながら食べるのです。美味しかったです。

■東武鉄道のホームページは、http://www.tobu.co.jp/
■特急スペーシア号の料金は、土日休が平日より若干高めの設定です。料金表は、こちら
■【元祖栃木牛めし弁当】日光の油源ホームページは、こちら。TV番組"もしもツアーズ"の動画入りです。



ラベル:鉄道 鬼怒川 駅弁
posted by 千葉千枝子 at 12:09| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月28日

鬼怒川グランドホテル【夢の季】

庭園美と貸切露天風呂に定評がある鬼怒川グランドホテル【夢の季(とき)】を訪ねました。

IMG_2916kinu.JPG個人客対応のための施設リニューアルが相次ぐなか、鬼怒川グランドホテルの本館がリニューアルされたのは、約3年前のこと。功を奏しているようです。
IMG_2910kinu.JPG旅行会社が実施する利用者アンケートでも評価が高い【鬼怒川グランドホテル】では、人手がかかる部屋食ではなく、プライバシーを考慮した料亭"山科"で、日本庭園を眺めながらの、ゆったり食事をご提供。お出迎えをしてくれた仲居さんは、お部屋をご案内後、離れにある料亭で、食事時間に再度お迎えをしてくれる仕組み。個人客のお食事を料亭でまかなうことで、労働力を集約しているのです。

**モダンなツインベッドルームがある「寛(くつろぎ)のフロアー」(本館の6・7階で眺めもよい)。窓際にソファがあるリビングスペースとお座敷が、寝室と独立していて使いやすい広めのお部屋です。

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IMG_2913kinu.JPGお食事のレベルも高く、冷たいもの、温かいものを、料亭内の小あがりの座敷に仲居さんが運んでくださいますから、ゆったり食事を楽しめます。こうした個室風の食事処が温泉旅館の最近の傾向ですが、人数にあわせたサイズのお食事部屋やコーナーにご案内くださるので、プライバシーも保たれ、部屋食とは違ったよさでお料理を味わえます。

お風呂も素晴らしかったです! 女性の露天風呂には、乳白色の"シルクバス"。滝の音を聞きながら、緑眩しい明るい時間帯に入るのがおすすめです。貸切風呂"かく恋慕(れんぼ)"は、50分3150円〜。別館の先にあり、本館客室から離れているのが、やや面倒ですが、パウダールームがついていて冷蔵庫にはミネラルウォーターも用意されています。

■鬼怒川グランドホテル【夢の季】ホームページは、http://www.kgh.co.jp/
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バブル崩壊後、著しく客足が減り、苦戦を強いられた鬼怒川温泉郷ですが、近ごろは新宿方面からの乗り入れも実現し、アクセス至便になりました。訪日外国人の受け入れにも積極的な鬼怒川への今回の再訪に、旅館さんの健闘ぶりを実感。往事の元気を取り戻すまでに、まだ時間はかかりそうですが、都心からも近くて安い東武特急スペーシア号で、(浅草-鬼怒川温泉駅、片道2900円土日休料金)行ける鬼怒川の、今後の展開を陰ながら応援したくおもっています。

鬼怒川の魅力、少しは届きましたでしょうか。
ラベル:旅館 温泉 鬼怒川
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2008年06月27日

ホテルメッツ渋谷【桂林】

6月27日号(26日発売)【夕刊フジ】掲載、「世界遺産に相次ぎ落書き」記事に、観光ジャーナリストの視点でコメントを寄せています。


IMG_2897200.JPG埼京線のホームに直結、JR渋谷駅・新南口にある【ホテルメッツ渋谷】3階にある、チャイニーズダイニング【桂林】で、ランチをしました。

こちら、以前に「美味しいですよ」と知人に教えてもらって以来、地の利もよいことから、何度か利用させてもらっています。とりわけランチはメニューも豊富で、ホテルというロケーションなのにお値段も安い!ツユソバ各種のほか、メインを選べるセットコースが、点心やスープもついて、たったの1000円。食後にコーヒーを追加すればプラス100円という安さに、昼時ともなれば、近隣のサラリーマンが行列をなします。だからランチは、12時より前の、早めに行くのがおススメです。

さて、冒頭お伝えした、短大生らによる今回の世界遺産・落書き事件。
フィレンツェ(イタリア)に限らず、万里の長城(中国)やチェンマイ(タイ)などでも、驚くような事件が報告されております。27日放送、TBSの報道番組【ピンポン】(11〜13時)では、そうした過去の事例とあわせて、収録映像にてコメントを寄せております。ぜひ、ご覧になられてください。

■チャイニーズダイニング【桂林】のホームページは、http://www.hotelmets.jp/shibuya/keirin.htm
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2008年06月26日

別冊宝島【究極の出張×旅行術】

20153901_20080623120126.jpg6月24日発売、別冊宝島【究極の出張×旅行術】、"ホテルを極める、最良の旅のための、最良の休息"ページに、「ビジネストリップでは極上ホテルでワンストップ・リラクゼーションを」というタイトルで、寄稿しております。

出張取材のついでにワンストップして、お気に入りのホテルに泊まる。分刻みの取材スケジュールから解放されたら、たとえ自腹でも、お気に入りの宿に1泊して帰国・帰京する。近ごろ、そんな旅のスタイルが、マイ・ブームで増えています。

海外と国内、最近ワンストップしたホテルを誌面紹介しながら、チエコ流の宿選びを伝授!ちなみに、ブログ読者にはすでにインフォメーションしました、タイ・バンコクはザ・オリエンタル、そして札幌出張では定宿の札幌グランドホテルを今回セレクト。出張ついでのお得なリラクゼーション法とコツを披露しています。ぜひ、お手にとってご一読ください。


■別冊宝島1539【究極の出張×旅行術】の紹介ページは、こちら

ラベル:千葉千枝子 書籍
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2008年06月25日

【メインバンク】

日本版金融ビッグバン(1996−2001)から早や10年が経過しますが、当時、身重だった私は、その記事やニュースを、ただぼんやり眺めていた記憶があります。産後は、独立したてのこともあり、人脈も一変。団体旅行ブームの斜陽にともない、海外の投資ファンドを日本に紹介する海外在住者の、色めきたつ姿もずいぶん目にしました。ちょうど私も、ファイナンシャルプランナーの資格を取得し、海外投資に関心を持ち始めた時期でしたから、日本ではまだ珍しい米国医療債権のボンドや、タイムシェアの購入などをしたのがこのころです。あのとき買ったタックスヘイブンや金融ビッグバンの本は、数冊、今でも読み返すことがあります。

今日び、新聞広告の多くは、「外資」と「投資」。邦銀の健闘を、期待してやみません。

さて、五十日(ごとうび)前の昨日、自宅近くの【みずほ銀行】に立ち寄りましたら、あの、叶姉妹の妹、叶美香さんが、ロングスカートに大きなサングラスをかけて、ATM機前の列に佇んでいるではありませんか!?

以前にもブログで話題にしたことがありますが、過去の富士銀行勤務経験から、私が営む会社のメインバンクは、"みずほ銀行"。支店統廃合の大号令前に法人を設立しましたため、取引支店は、今は港区内ではないのですが、自宅最寄で車がつけやすいA支店で、いつも用事を済ませます。こちらは、元富士銀行の店舗。今でも、「ああ、ここは元一勧」「これは、もと富士」と、都内要衝の旧支店を語ることができるほど、思い入れがあります。

さてさて、美香さん。黒のおベンツSシリーズを銀行に横づけして、何やら自身で振込です。おそらく普段着でしょうし、薄化粧でしたが、肌が綺麗で背が高い。ここは銀行。でも、香りたつ雰囲気に、なんとも麻布らしい光景でした。

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ミュンヘンでみつけたブラシ専門店。豚毛や猪毛が勢ぞろいのウィンドウ。
こういうヨーロピアンな雰囲気、素敵でしょ。お気に入りの一枚です


ラベル:マネー
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2008年06月24日

芦屋【アンリ・シャルパンティエ】

「果実のシャーベットは、リゾートの味がする」。

日経新聞の土曜版・日経PLUS1の「何でもランキング」(6月21日付)"夏に贈るおすすめゼリー"という特集を、自宅で読んでおりましたら、ドアのチャイムが鳴って、ヤマト運輸さんが贈答品を届けに来てくれました。
差出人は、かつてマレーシア視察でご一緒したご縁で、以降、お世話になりましたワールドステイクラブ元会長の西さんから。住みなれた横浜を離れ、奥様のご出身地である神戸へと移り住み、縁遠くなっていたところへ、この春、ご夫婦おそろいでハワイへ滞在するとのご連絡が舞いこみ、偶然にも私と同日の現地入りでしたから、ホノルルで再会を果たすことができました。…そのときの様子は、こちら

003henri.JPG包みを開けてみましたら、なんて嬉しい贈り物♪
先の新聞ランキングで3位に紹介されていました、芦屋【アンリ・シャルパンティエ】でありませんか!「ソルベ・フリュイ」というフルーツシャーベットの詰め合わせで、そこにはカードが添えてありました。
「ハワイで、とても楽しかったので、心ばかりのお礼です。(中略)シャーベットは6月にならないと売り出さないものですから…」とあります。

戴いたときは常温なので、中味がジュース状。「凍らせてお召し上がりください」と表示があり、早速、密封されたガラス容器のまま冷凍庫へ。マンゴーやオレンジ、ピーチ、グレープ4種の詰め合わせです。

さて、息子たちは、その美味しさにカンゲキ!もちろん、私もです!!冒頭の一文は、栞に綴られてありましたもの。「夏の、心のこもった贈答、気の利いた贈り物とは、こういうものなのだわ」と、センスを学ばせてもらいました。西さん、素敵な奥様と、どうぞ末永くお元気で、ご自愛を。

■芦屋【アンリ・シャルパンティエ】のホームページは、http://www.henri-charpentier.com/

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2008年06月23日

焼肉レストラン【翠苑】目黒店

オールアバウト【ロングステイ・海外移住】サイトに、新着記事「富裕層が狙う海外移住とその実例」をupしました。


月曜日から焼肉の話も重いのですが、先週、久しぶりに美味しい焼肉店に巡りあいました。場所は、JR目黒駅東口を左手に、目黒通りにさしかかる手前、甲陽ビルの3階に位置する、焼肉レストラン【翠苑(すいえん)】です。

IMG_2878suien.JPGとてもお腹がすいていたので、予約もなしに飛び込みで入りましたら、運よく1テーブル、空いています。前掛けエプロンには、お店のトレードマーク"チマチョゴリの女性"の絵が。店員さんは黒の蝶ネクタイをしていて、話がまた、面白い!お肉のなかで一番美味しかったのが、写真にある"しゃぶ肉"です。特製ダレにつけて食べるのですが、ほんと激ウマでした。


■焼肉レストラン【翠苑】目黒店
**品川区上大崎2-16-4 甲陽ビル3階
TEL 03-3446-3335
ラベル:グルメ 目黒 焼肉
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2008年06月22日

【東美会】打ち上げ会

IMG_2879chieko.JPG先週、開通したばかりの東京"副都心線"を利用して、渋谷から池袋へ初乗車。渋谷駅は、自宅近くから都バスを利用して15分程度の距離なため、この私も、開業を心待ちにしておりました。駅構内は何とも真新しく、写真を撮るひとの姿もちらほら。きっと休日を利用してのお初に、乗車記念の撮影をしているのでしょう。

**副都心線のホームページは、こちら

IMG_2892chieko.JPGさて、池袋駅西口にある居酒屋"天狗"を会場に、過日、出品しました油絵のグループ展【東美会】の打ち上げ会を開催。出品者全員ではありませんでしたが、野田典男先生を囲んでの、2時間ばかりの楽しいお酒の席に、多くのお弟子さん(私の親ほどの世代です)が、和気あいあい、趣味仲間よろしく交流をはかりました。

**私の左隣が、野田先生。幼稚園時代からの絵の師匠で、自著「カナダ バンクーバーロングステイ術」(JTBパブリッシング)にもご登場いただいております。
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ご息子が私と同じ年という隣りのご婦人は、子育てにも少し手が離れた40代前半から、"学生時代、たしなんだ"とおっしゃる油絵を復帰。以降、20年来、絵を描いているといいます。その言葉を励みに、これからぼちぼち、、童心にかえって絵筆を執ろうとおもいます。

■池袋・東京芸術劇場【東美会】の過去記事は、http://chiekostyle.seesaa.net/article/99193477.html
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2008年06月21日

【毎日コムネット】インセンティブパーティー

八重洲ファーストファイナンシャルビル3階のベルサール八重洲で開催された【毎日コムネット】インセンティブパーティーにお邪魔しました。
大学生サークルの合宿など課外活動に関する旅行事業でスタートした、この会社。現在では、学生用マンションを中心とした不動産事業や私大の生協受託事業、スポーツソリューション事業など、二ッチでありながら確実に顕在するマーケットを掘り起こし、ひとり勝ちしているジャスダック上場企業です。

若いパワーみなぎる褒賞の席。いや、本当に凄いパワーなのです。役員の方々以外は、ほとんどが20代、30代。明るくキラキラしているのです。私は"著者"という肩書きでお招き賜り、ゲストスピーチの機会を頂戴しました。実は、毎日コムネット伊藤守社長が、以前、自著「JTB 旅をみがく現場力」をお読み下さったのが縁で、「ぜひ、我が社の社員たちにも読ませたい」と、全社員に本書をお配りくださったのです。
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毎日コムネット伊藤社長(私の左手)はじめ役員の皆様と

熱気溢れる会場に、開始時間ぎりぎりに到着したのですが、ご挨拶と乾杯の発声(も、私が務めさせていただきました)後は、20代の元気な社員が列をなして、名刺交換&ご挨拶の嵐を賜ることに。知らぬ間に、こちらが元気をいただいた格好です。
IMG_2863yaesu.JPG「ソリューション・ビジネス」という言葉を、近ごろよく耳にしますが、まさに核となるものから周縁、外縁へと事業を拡大していくさまは、私自身が今、挑戦しようとしていることにも通じております。インセンティブで選ばれた実力者たちは、みなベスト・モチベーション・ワーカー(頭文字をとって"BMW"賞)にふさわしい、やる気と元気の塊のような社員たち。こうした"人財"一人ひとりに、ねぎらいの言葉をかける伊藤社長のスピーチも面白く、伸びる企業の特性を垣間見たような一夜でした。

さて、褒賞の総合第一位は、なんと女性でした!
女性の活躍度が高い企業と伺っておりましたが、それでも男性多数の職場です。そのなかで、選ばれし頑張りやさんが、若き女性という点も、とてもうれしい想いがしました。

■毎日コムネットのホームページは、http://www.maicom.co.jp/

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2008年06月20日

【タイランド・ロードショー】

今年も、【タイランド・ロードショー】の季節がやってきました。
港区赤羽橋近くにあるザ・プリンス パークタワー東京の国際コンベンションホールを今期の会場に、セミナーとワークショップ、そしてレセプションが行われました。

007120tg.JPG006120tg.JPGスポーツと観光をひとつの省庁で管轄するタイならでは。TAT タイ国政府観光庁が、定着をはかろうと懸命に取り組んでいるプーケットマラソンをはじめ、ゴルフ等々、"スポーツと組んだ観光誘致"を積極的に展開しているのがうかがえます。

TG タイ航空では、7月17日からプーケット直行便の運航再開が決まりました。アジア有数のビーチリゾートが、また一歩、往時のように活気づくことになるでしょう。さらにタイ航空では、女王様キャラの"にしおか・すみこ"さんを起用して、タイ"マル美"計画のキャンペーンを展開中。「コップン・カァー(ありがとう)」と、タイ語も披露、教授してくれます。(詳しくは、TGのサイトをご覧ください)。

IMG_2844thai.JPGセミナーのあとのワークショップでは、タイおよびロングステイ関係者、プレス仲間らと再会。
こうした場での情報交換は、私のような情報発信者にとりまして、とても有効です。事業者も新旧織り交ぜ参画されており、例年とは違うトレンドを肌で感じました。

**同日、ランチョンで行われました株式会社プリンスホテル記者会見と同じ会場、ザ・プリンスパークタワー東京での、こちらは夜開催でしたから、私、昨日付けのブログと同じ服装でしょ。。

当ホテルでのコンベンションホールの利用は初めてでしたが、新しいだけあって、機材も充実。パーテーションで会場を区切り、ワークショップとパーティー会場を独立させておりましたから、ドンデンがなく、ひとの移動もスムーズでした。

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レセプションではタイ仲間が勢ぞろい


IMG_2851thai.JPGこのところ、激しい勢いでウェブサイト充実のための資本投下が進む旅行業界ですが、テレビのような垂れ流しと違い、目的がないと訪ねてこない特性がウェブにはありますから、こうした告知活動が、大変重要な役割を担います。サイトリニューアルのインフォメーションは、結局のところ、リアルが一番有効なのだと知らされます。

詳しい記事は、ビジネスブログをご参照ください。

■タイ国政府観光庁(TAT)のサイトは、http://www.thaiair.co.jp/
■プーケット直行便運航再開予定のタイ国際航空(TG)のサイトは、http://www.thaiair.co.jp/
■国際コンベンションホールを有するザ・プリンスパークタワー東京のサイトは、http://www.princehotels.co.jp/parktower/


パークタワー東京へ参りましたのは、今年の3月、自著の出版記念会以来でした。昨日は昼夜でお世話になりましたから、プリンスホテル広報チームの皆さんや、あの持井さんとも再会。過去記事は、こちら。(皆さん、頑張っているな。私も頑張らなきゃ!)と発奮しました。



posted by 千葉千枝子 at 09:58| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 政府観光局・観光協会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月19日

【株式会社プリンスホテル】08年夏商品

プリンスホテルグループの旗艦となる【ザ・プリンス パークタワー東京】に於いて開催された「個人客強化の施策・08年夏商品 記者説明会」に出席しました。

冒頭、先般ありました品川プリンスホテルでの松花堂弁当食中毒事件に触れ、謝罪。梅雨のこの時期、例年のように宿泊事業者の名前が挙がり、「またか」という感じは受けますものの、記者説明会の直前に起きたことに、ホテルマンたちの苦悩を感じます。

このところ数ヵ月、西武関連の書物をアマゾンで購入して、読み漁っておりました。西武圏で育った私は、学生時代から「西武王国」、「新・西武王国」(いずれも上之郷利昭)などを、繰り返し読んでいたのですが、今回は「淋しきカリスマ堤義明」(立石康則)、「ミカドの肖像」(猪瀬直樹)、「西武王国 その炎と影」(中嶋忠三郎)等々…。西武関連の書籍は、ゆうに百冊を超えるといわれていますが、プリンスホテルの歴史を紐解くうえでも、書評を気にせず、手当たり次第読み返しておりました。

多難な事業環境のなか、プリンスホテルの再生をかけて一生懸命頑張るひとたち=ホテルマンをみていると、本当に応援したい思いに駆られます。

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さて、この夏、新生プリンスは個人客の強化を狙い、去る16日、サイトを全面リニューアルしました。TIJ 日本ツーリズム産業団体連合会も推進する(TIJは、初代会長が堤義明氏でしたね。志なかばで、あのような事件になりましたが、横断的組織を作ったことには大きな功績を感じます)"旅育"をテーマに、学習的旅行ができるメニューを、各施設で用意。詳しい内容は、ビジネスブログで後日お伝えしますが、なかなか魅力あるものでした。

IMG_2839prince.JPGさらに、現在、国交省も提唱する"連泊"の増進を図ろうという取り組みにも積極的です。これは、まさに私が得意とする「旅の長期化、進化形」でもあります。今夏、連泊滞在を促すための施策が、各施設で図られています。

**ランチョンの席では、久しぶり、軽井沢プリンスの方にも再会しました。あの、軽井沢特製とうもろこしアイスを食べることができ、感激!

ホテル単体のみならず、ゴルフ、スキー、ボーリング、シネマetc…と、レジャー産業全般にネットワークを持つプリンスホテルグループだからこそ、相乗の賑わいをもたらしてほしいと思います。

■プリンスホテルの新しいサイトは、http://www.princehotels.co.jp/
ラベル:ホテル 企業
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2008年06月18日

【ガラスの天井】

オールアバウト【ロングステイ・海外移住】サイトに新着記事「鴨川天津小湊房総エリアで内外デュアル移住」をupしました!


一昨日のことです。私が著述の世界にデビューしたてのころから、本当によくしてくださってお世話になっている、ある出版社の女性の方と、麻布十番の行きつけの店"蛍(ほたる)"で一献しました。

ロングステイというマーケットを、ともに掘り起こし、情報をカタチにしてきた同志であり、仕事の上、女性として母としての大先輩でもあります。処女作を出す以前に縁あって知り合い、以降、たっくさん面倒をみていただきました。
久し振りでしたから話は尽きることなく、しかも彼女がロングステイ・マーケットの第一線を退いたことを受けての再会でしたから、本当に寂しい感を受けました。とはいえ、時間の流れのなかで、この私も脱皮を繰り返していますから、自分への想いもこめて「お疲れ様でした」と心底、語りかけたつもりでおります。

【ガラスの天井】という言葉を、近ごろ、よく耳にします。サラリーマンを離れ幾年月の私ですら、たくさんのガラスの天井にぶち当たっています。女性が活躍する舞台には、出世欲、名誉欲の有る無しにかかわらず、目には見えない障害=obstacle がつきものです。理不尽な行為、嫌がらせなどを同性から受けることも、男性以上に頻繁かもしれません。そうしたなかで、彼女のように、傍で励ましを続けてくれる"同性"の有り難さを、切に感じた一夜でした。

翌朝、届いたメールです。
「千葉さんがこれから、どんな道を切り拓くのか、超期待!手(チョキ) 
猪木も、『健康なら、何でもできる、ダアーパンチ』と、言っています」。本当に、うれしいメールでした。



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2008年06月17日

鴨川天津小湊【妙の浦】とマテバシイの木

オールアバウト【ロングステイ・海外移住】サイトに、新着記事「海外医療の高額事故!支払保険金ランキング」をupしています。


127tai.JPG鯛の浦遊覧船】で、小湊の海を宿泊ついでに楽しんだひともいるでしょう。誕生寺から海沿いに出て、護岸歩道を歩いていくと、かつて昭和天皇も行幸されたという【妙の浦】(たいのうら)が広がります。

**行幸記念のモニュメントと、くり抜いた石の穴から望む小弁天。

日蓮聖人誕生の折り、蓮の花が咲き乱れたといわれる【蓮華ヶ淵】(れんげがふち)付近は、磯ではなく小さな砂浜が広がります。
123tai.JPGこの砂、「五色砂」(ごしきすな)といわれる砂で、蘇生満願、先祖のご供養のために、墓に撒くのがこの辺りのならわしだとか(とはいっても、排水溝がつまるなどの理由から、墓地に砂をまく風習に、待ったがかかっているようです)。大弁天島と小弁天島にほど近い、護岸歩道の行き止まり付近は、"あずまや"とモニュメントがあるだけで、あとは砕ける波の音。デートスポットですね。

142kominato.JPGさて、この南房総一帯は、沖縄や台湾などに自生する亜熱帯植物【マテバシイ】の木が山々を埋め尽くしています。椎の仲間の常緑広葉樹で、ちょうどこの時期、一斉に若葉をたたえ、黄白色でブラシ様の花をつけます。それが萌える山の風情を、いっそう美しいものにしているのです。

車で巡った初夏の南房総。海に山に、目にも眩しい光景ばかりでした。


■【鴨川市天津小湊観光協会】のホームページは、こちら



■先日の大学訪問の様子です…
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2008年06月16日

日蓮聖人ゆかりの【誕生寺】とレストラン【誕生寺・三日月亭】

誕生寺(たんじょうじ)
102tera.JPG日蓮聖人ゆかりの地、外房の鴨川・天津小湊を、「鯛のまちボランティアガイド協会」所属のボランティアガイド&協会会長の石井さんにご案内いただきましたご報告の第二弾は、当地最大の名所ともいえる大本山小湊【誕生寺】。

100taino.JPG日蓮聖人のお誕生は、小湊片海の【妙(たい)の浦】"。お生まれになったとき、鯛が一斉に飛び跳ねたことで、今でも、この辺りは鯛が捕獲禁止になっています。

**画像右は、誕生寺境内にある鯛のお墓。誤って釣ってしまった、網にかかってしまった等、息絶えた鯛を火葬して供要するのだそう!

800年の歴史ある誕生寺は、1758年、大火にあって全山を喪失しましたが、入口に佇む五間三戸の重層門「仁王門」は焼失を免れました。仁王門の裏手、ちょうどお堂に向かう側に彫られた般若の面が、延焼を防いだという逸話があります。
101nichirensama.JPGまた、高くそびえる日蓮聖人のご幼像。戦時中の物資不足で一度は軍に提供するも、すぐに敗戦となり、両国駅付近で貨車に積まれたままとなっていたこの像を、信者が持ち帰って修復。今に在るのです。
日蓮さまのお誕生には、3つの不思議があるといいます。ひとつは、先の「妙の浦」の(1)鯛跳ね。(2)蓮の花が一斉に咲いたと言われる「蓮華ヶ淵(れんげがふち)」。そしてもうひとつが、(3)清水が湧いたとされる「誕生水」のいわれです。産湯に用いられた誕生水の井戸が、山門前に今も枯れずに残っています。

105chiba.JPGさて、ガイドの石井さんが、気になるものをご案内くださいました。千葉一族のお墓です(画像左)。
桓武平氏の流れをくむ千葉一族は、その昔、この房総半島を治めていました。源頼朝が房総に逃れてきたおり、下総の国・千葉庄の千葉介常胤が手厚くしたという史実から、千葉県という地名が今に残るようになったのです。千葉一族には、名前に「胤」をつかうひとが多く、私の祖父(故人)にも胤の字が用いられています。
のちに千葉一族は、九州と奥州に土地を割譲されます。ですから、私のルーツでもある岩手や宮城北部には、千葉姓を名乗るひとが今でも多いのです。奥州千葉氏からは、あの千葉周作も輩出されていますから、司馬遼太郎さんのご本「北斗の人」で知った方もいるかもしれません。

誕生寺に保存されるこの墓石は、細工の様子から九州千葉氏からのものではないかという学説があるのだそうで、朽ちないように屋根がこしらえてありました。
**千葉一族のサイトは、http://members.jcom.home.ne.jp/bamen/
**大本山小湊【誕生寺】のホームページは、http://www.tanjoh-ji.jp/


レストラン【誕生寺・三日月亭】
135soba.JPGホテル三日月グループが経営するレストラン【誕生寺・三日月亭】で、ランチをとりました。(以前は「小湊・ホテル三日月」と呼んだのですが、市町村合併によるものでしょう、「鴨川・ホテル三日月」と名称変更しています)

【三日月亭】は、誕生寺の参道(境内)、土産物店の2階にある和風レストランです。天ぷらそば(1050円)は、お安いのに海老天が2本も!コシのあるお蕎麦に、散策の疲れもとれ、満腹。


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2008年06月15日

【ホテルグリーンプラザ鴨川】

房総での投宿先は、JR外房線・安房小湊駅が最寄りの【ホテルグリーンプラザ鴨川】。
062htlgreen.JPG外房の海に面する、文字通り"マリンビュー"のホテルです。
客室からも海が望めるばかりか、テラスから気軽に岩場へと降りていけるので、サンダル履きで磯を楽しむひとの光景もみられました。

055green.JPG鴨川シーワルドや誕生寺へ車で10分。国道128号線沿いには、鴨川・ホテル三日月鴨川館などの名旅館も軒を連ねています。

**客室は洋室のほか、和室もあります。私は、5人定員の和室を悠々、ひとり利用しました(お布団は自分で敷くの)。大浴場があるほか、朝食バイキングは海の見える別館レストランで、メニューも豊富

海のホテルですから、それなり…なのですが、家族連れで夏に気軽に利用するのにもってこい。フロントのひとたちの対応もよかったです。青い空と海一望に、夏が待ち遠しくなりました。

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<テラスから撮影した外房の海>

■ホテルグリーンプラザ鴨川のホームページは、http://www.hgp.co.jp/inf/Z14/hgp/index.html
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【天津神明宮】【日蓮寺】【妙蓮寺】

【岩手・宮城内陸地震】被災の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
一関をはじめ、岩手・宮城両県には、親戚縁者が多く暮らしております地域だけに、心痛なおもいで報道を見入りました。一関市内で学校教諭をしております従兄に、安否の確認メールをもらいましたが、その最中にも、「あ、また余震です!」とありました。しばらくは予断が許せぬ状況でしょうが、みなさん、どうぞお大事になさってください。


南房総・鴨川市天津小湊での二日目は、鯛のまち ボランティアガイド協会会長・石井敏さんのご案内で、天津と小湊の社寺仏閣を巡りました。
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<私と同じ、元バンカーの石井さん。安房の地で、心のこもるガイディングを受けました>

各自治体では、近ごろシニアを中心とした"ボランティアガイド"が続々と誕生していますが、石井さんのお話によりますと、一足先に民間ボランティアの組織作りで成功した群馬県太田市の取り組みを参考に、教えを乞いながら、開設準備を進めたのだそう。
かつて、旅行会社勤務時代、観光バス3台口、6台口…といった大型団体を率いて訪ねた房総の地。その当時のバスガイドさんのご説明と比較をするのはナンセンスかもしれませんが、歴史的観点や地場の特徴など、豊富な人生経験に裏打ちされたお話が聞けたことに、感銘を受けました。

■鴨川市天津小湊【ボランティアガイド協会】の公式ホームページは、こちら
**鴨川市内浦405-16(商工会館内) TEL 04-7099-6133
ガイド料は無料(1週間前までに要予約)、ガイド&予約時間は10〜16時


房州 伊勢の宮【天津神明宮】(神明神社)
JR外房線・安房天津駅近く、小湊駅からもタクシーで5分の距離。房州の"伊勢"と呼ばれ崇められてきた神明(しんめい)神社は、さかのぼること1180年、源頼朝が房州に逃れてきたおり、のちの宇治川の戦いで反撃に出るための戦勝祈願に立ち寄った、由緒あるお宮。1186年、このお宮に、伊勢から神霊を賜ったのが伊勢の宮の由来です。
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宮司の岡野哲郎さんは、NHK「鶴瓶の家族に乾杯」でお茶の間を沸かせたこともある、明るい宮司さん。「ふたつのお守り、違いがわかりますか?」と尋ねられました。コレ、"運気向上守"と言いまして、日の出の位置が違うのね。私は、おひさま50%(左)を買いましたが、ひとによっては70〜80%の出(右のお守り)を選ぶのだとか。「まだまだ、陽を昇らせますよ〜!」by千枝子。

岩高山 日蓮寺(がんこうざん・にちれんじ)
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大戦中、海の特攻隊"震洋(しんよう)"の基地があったという天津小湊地区には、岩窟がいくつもあります。岩山なのですが、風化でなく人が掘った穴というから驚きます。

日蓮聖人の出身地でもある安房の地ですが、偉大になるにつれ、他宗信者の改宗などで恨みを買うこともあったといいます。襲撃にあい、眉間に傷を負った日蓮が、1264年、この岩高山に逃れ、出会った老婆にわた帽子を被せられたことから、のちに「綿帽子の祖師」といわれるようになりました。苔むし、緑深き石段を上がった先に、ひっそり佇むお寺です。詳しくは、こちらを。

両親閣【妙蓮寺】
「孝と申すは高なり、天高けれども孝よりは高からず」。親孝行で知られる日蓮聖人は、我が父と母を、この【妙蓮寺(みょうれんじ)】御厨(みくりや)に眠らせました。「両親閣」と呼ばれるお堂を内部参詣しました。
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倒れ息絶えた実の母を、手厚い祈念で蘇生させたといういわれがあることから、蘇生の祈願所としても知られています。**画像右は、日蓮聖人のご尊父(右)、ご母堂(左)の墓石。

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2008年06月14日

安房小湊【なかむら】おらが丼

鴨川駅のふたつ先【安房小湊】駅近く、"一番美味しい地魚の店"と評判の食事処【なかむら】で、地元商工会や鴨川市観光協会、市観光課、ボランティアガイド協会、そして城西国際大学観光学部で教鞭をとる皆さんの総勢11名で交流の場をもちました。

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**鴨川・小湊エリアの観光について、女性パワーで熱く語り合いました!

IMG_2826don.JPG"平成の大合併"の余波は大小あれど、ご当地の魅力を大いにPRしたいとする心意気はいずこも同じ。
鴨川市商工会食文化研究会が発行する「鴨川食べ歩き・おらが丼map」には、おらが(=我が家)自慢の丼ぶりが、写真入りで紹介されていて、食べる楽しみもかき立てます。海鮮丼、磯のかき揚げ丼、チラシなど、おらがの色がよく出ています。

**こちらが、食事処【なかむら】謹製"おらが丼"。

IMG_2830nakamura.JPG IMG_2828namero.JPG IMG_2834tai.JPG
**画像中央は、"なめろう"。たたきなのですが、色々と混ざっていてぬめりがあります。右側は、お土産に買った房総名物カマタの"鯛せんべい"。鯛と房総の由来や名所は、また、あらためて。

■食事処【なかむら】
鴨川市内裏285-9 TEL04-7095-2564 定休日は火曜
■鴨川市商工会のホームページは、http://www.kamogawa.or.jp/
■鴨川市観光協会のホームページは、http://resort-kamogawa.net/
ブログも発信しています)
■「鴨川食べ歩きおらが丼」のサイトは、http://www.kamogawa.or.jp/oragadon/


食事のあと、"とんねる すいぞくかん"を見学することになりました。
とんねる すいぞくかん
IMG_2831suizokukan.JPG IMG_2832suizokukan.JPG

世にも珍しい、トンネルの水族館。車道の脇にくり抜かれた隧道は、壁面に美しくも楽しい海の絵が広がり、水族館の雰囲気です(冷〜)。女子美の生徒さんや地元の画家さん、一般市民も参加して、清掃からペイントまでを、力を合わせて行ったのだそう。
朽ち果て荒れたトンネル内はいずこも薄暗く、治安や衛生面で、地元以外のひとが通るのに怖い感じがするものですが、学生&地元パワーで、見事に蘇らせた好例ともいえましょう。場所は、小湊駅から海岸線方面へ、国道128号線沿いです。


■「トンネル水族館」の続きを読む…
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2008年06月13日

【城西国際大学】観光学部・安房キャンパスと鴨川【旧水田家住宅】【大山千枚田】

2年前に観光学部を新設したばかり、千葉県鴨川市太海にある【城西国際大学】安房キャンパスへ伺いました。
011jiu.JPGウェルネスツーリズム学科・溝尾良隆教授が教鞭をとられる観光概論と観光政策論の授業に、2日間にわたり、ゲスト講師として登壇。入学したての1年生、そして就職活動を今始めんとする3年生の各クラス、若さ溢れる大学生の皆さんを相手に、旅の仕事の面白さ、先般の上梓で現場を取材したJTBや旅行業界全般、作家業についてを、1時間超、お話しました。

147josai.JPGそれにしても、1年生と3年生では本当に、意欲も顔つきも違います。昨今の気になる現象について、はたまた私の講義についてアンケートをとらせてもらったのですが、回答内容にも歴然の差(やはり3年生、しっかりしている!)。皆さん、「面白い講義内容だった」と、興味を示してくれました。
**緑に囲まれたキャンパスは、施設も充実。清潔感があります。

005katsuura.JPG安房キャンパスの場所は、JR外房線・安房鴨川駅からバスで約10分。小高い丘の上に建つ、真新しい校舎です。
**東京駅から、特急【わかしお】に乗車。終点・安房鴨川駅までは、所要約2時間。途中、勝浦駅で10分程度の待ち合わせがあります。

素晴らしい環境のなかで学び、そして放課後は、地元の観光・外食産業の現場でアルバイトをする彼ら。インターンでも、職業体験でもなく、単位取得の一環として、学校側もバイトを奨励しています。将来就きたい仕事を尋ねると、公務員志望が意外と多く、彼らの堅実さにも驚きました。これからの日本を背負って立つ世代だけに、本当にがんばってもらいたいと感じました。

■【城西国際大学】観光学部のホームページは、http://www.jiu.ac.jp/tourism/


大学の教職員の方々に、鴨川周辺の名所【旧水田家住宅】と【大山千枚田】をご案内いただきました。

旧水田家住宅
037mizuta.JPG安房の山村で生まれ育ち、旧制水戸高校から京都大学に進んだ【水田三喜男】氏は、その後、政界で戦後の復興に尽力。昭和40年、埼玉県坂戸に学校法人城西大学を創立し、その建学の精神は、日経新聞「私の履歴書」でも紹介されました。

彼の生家は現在、学校法人城西大学の手で修復保存され、【旧水田家住宅】として一般公開(無料)されています。
茅葺屋根の旧家で、母屋のほかに、牛小屋を擁した長屋門が併設(このあたりは、酪農発祥の地でもあり、家畜も大切にしていたのです)。
旧水田家住宅は、文化庁の登録有形文化財に指定されています。

021mizuta.JPG 030mizuta.JPG 039mizuta.JPG

**【旧水田家住宅】は、TEL04-7099-3110
休館日は、火曜日と祝日の翌日。開館時間は、9〜17時

大山千枚田
044senmaida.JPG鴨川の山の手には、知られざる里山の光景が広がります。

近ごろ見直されている、棚田=千枚田(せんまいだ)。"全国棚田サミット"のかつての開催地でもある、【大山千枚田】(鴨川市横渚地区)には、ライステラスの緑美しい光景をカメラに収めようと、何人ものシニアが雨のそぼ降るなかファインダーを覗いていました。
046senmaida.JPG
375枚の棚田に、現在136人のオーナーがいるという大山千枚田。地元NPOが窓口となる棚田オーナー制度の受付は、10月下旬から1月にかけて行われ、人気もあって例年、抽選になるのだそう。100平米当たり3万円という、このオーナー制度。千葉県内はもとより、東京・埼玉・神奈川と、近県の利用者が多いらしく、年に一度の収穫祭には、オーナーが集い、豊穣を祝います。
守り継ぎたい美しさと希少性に魅入られたひとは数多く、あの大塚商会の創業者・大塚実氏寄贈の"ありがとうの倉庫"なども、興味をもって見学しました。

**NPO法人・大山千枚田保存会が主宰する【棚田倶楽部】のホームページは、http://www.senmaida.com
TEL 04-7099-9050
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2008年06月12日

渋谷【セルリアンタワー】東急ホテル

渋谷246号沿いにそびえる【セルリアンタワー】。タワー屋上にはヘリポート、ホテル機能ばかりか、能楽堂やレジデンシャルフロアを有する、東急きってのシンボリックタワーです。

003tower.JPG昨日は、セルリアンタワー東急ホテルの39階で開催されたフランス政府観光局のワークショップにお邪魔いたしました。

商談コーナーで目にとまりましたのは、ワイン博物館と新しくなったクレイジー・ホース。とりわけ、パリで唯一のワイン博物館は、パッシー大修道院のワイン貯蔵室を改造した旧いつくりそのままに、レストランも併設。テイスティング教室も開催されているのだそうで、お話を伺いながら、気分はすっかりパリジェンヌでした。


■セルリアンタワー東急ホテルのホームページは、http://www.ceruleantower-hotel.com/
■フランス政府観光局のホームページは、http://jp.franceguide.com/

ラベル:ホテル 渋谷
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2008年06月11日

【渋三ラーメン】

渋谷は並木橋のすぐ近くにある【渋三ラーメン】。
001shibusan.JPG"渋谷三丁目ラーメン"を意味するのだそうですが、こちらで、渋三ラーメン・"白"(透明スープの豚骨)を食べました。
お値段は700円。これ、黒・赤・白と、それぞれスープや辛味が異なります。この3つのいずれかをベースに、具をたくさん載せた1000円のメニューは、かなりのボリュームで断念。

麺が細くて固く、限りなく本場博多風の豚骨なのですが、柔らかい縮み麺が好きな私には、ちょっと残念。明治通り沿いのラーメン激戦区でちょうちんを構える、以前からちょっと気になっていたお店でしたから、「一度は食べた」ということに満足。お味は60点でしたが、お店の方の接客、よかったです。

■【渋三ラーメン】
住所は、渋谷区渋谷3-13-9 



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2008年06月10日

小石川【こんにゃくえんま】源覚寺

今日は、文京区小石川にある【こんにゃくえんま】源覚寺のお話。場所は、南北線・後楽園駅、都営地下鉄・春日駅両駅の近く、文京区役所から徒歩圏内です。

001kon.JPGこのお寺、眼病に効くとされ、治った御礼にこんにゃくを置いて帰るのが習わし。ですから"こんにゃくえんま"という別称がついています。以前、この近隣の企業さんへ打ち合わせに赴いたついでに立ち寄ったのですが、熱心な参拝者が続々現れ、私もついつい一生懸命、願かけしてみました。

こんにゃくは、「困厄」とも書くのだそうで、なるほど。困った厄をとり払うのね。賽銭箱の脇には、たくさんのこんにゃくが積まれていました。きっと御礼に置いて行ったもの。さらに境内には、歯痛を治めるという"塩地蔵"もありました。目と歯にお困りの方、ぜひ、どうぞ。

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2008年06月09日

【羅針】夏号vol.21

梅雨の合間の晴れた瞬間は、とても気持ちがよいものですね。

img017hawaii.jpg6月10日発売の【羅針】夏号vol.21(イカロス出版)に、「1ユーロ160円時代の羅針盤 お得にヨーロッパを旅するためのアドバイス」と題して、マネー(ユーロ)の話と、先日の欧州取材記事が掲載されています。

帰国後早々の締切で、私は二夜連続の完徹でしたが、編集部の方も泊まり込みでの作業でご対応してくださいましたから、今回の仕上がりは格別のおもいです。お世話になりました。

今、日本ではガソリン高、消費税の問題がクローズアップされていますが、今回訪ねた欧州の場合、例えばドイツではガソリンがリッター230円超、オーストリアの消費税は20%と、日本の比ではありません。

日本の消費税5%という税率は、世界的にみて低いほうですが、今後、増税したからといって確たる高福祉が保障されるわけではない…、そうした将来不安をはらんでいるのが、今の日本の姿でしょう。現在の"強いユーロ"も、政治的、経済的背景があっての産物です。欧州人の生き抜く知恵、温故知新を感じたままを、今回はファイナンシャルプランナーという視点で綴らせていただきました。

■サイト【羅針navi】でも連載をしています。会員登録(無料)のうえ、ぜひご覧ください

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2008年06月08日

【あっぱれ!!さんま新教授】

今日は、TV番組【あっぱれ!!さんま新教授】の収録で、お台場にあるフジテレビ湾岸スタジオに行きました。

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今回招かれた講師ゲスト3人で、記念撮影。右手の男性は、【セガ】にご入社されたばかりだそう、"UFOキャッチャーの達人"笹谷さん。学生時代、全国大会で3位に輝いた実績が買われ、憧れのセガにこの春、晴れてご入社。収録本番でも、見事な技をご披露。左手、フレッシュジュースの達人kaeさんといい、大いに出演者を沸かせていました。

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さて、実はテレビが苦手な私。
たくさんの方から、「千葉ちゃん、そろそろテレビに積極的に出てみれば?」と言われてはいるのですが、、、今回、またまた自己嫌悪になってしまいました(泣)。

さんまさんに、「あら〜、その髪型、どこでやったの?」。「え、自分でやりました」。内心、気にしていたので、(うわっ、言われた)と焦る私。収録の前日、行きつけの美容院で、寝ている間に前髪をたくさん切られて、パーマもきつめ。いつも、おまかせで髪型をつくってもらっているのですが、今回ばかりは(少し、不自然?)と気になっていたのです。さらには「独身??」と尋ねられ、変な"間"を置いてしまった私。"はい"とも"いいえ"とも言えず、「ええと、子どもが2人います」って、さらに間をもたせるような返答(あらあら)。

帰宅後、息子たちに「ママ、上手にできなかった〜」と泣きごと言ってみせましたら、「さんまさん、どうだった?」、「え〜、"独身です"って言えばよかったのに〜。子どもがいるなんて、わからないよ」と、そこまで言われて、生真面目なママはしばし絶句。


■フジテレビ【あっぱれ!!さんま新教授】のオフィシャルサイトは、http://www.fujitv.co.jp/shin-appare/
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2008年06月07日

【ルフトハンザドイツ航空】ビジネスクラスと【ミュンヘン国際空港】

ルフトハンザドイツ航空のビジネスクラス

このたびの欧州取材では、【ルフトハンザドイツ航空】のビジネスクラスを利用しました。
muc 011lf.jpg成田・ミュンヘン間の片道約12時間半という長旅を、フルフラットシートで、文字通り、快適に移動。
エアバス340型機を使用するルフトのチャーリーは、"スリーパーシート"とも呼ばれ、水平はもとより、マッサージ機能が内蔵されていて、寝心地抜群。2-2-2席仕様なため、中央席やアイルであっても居住空間が広いのが特徴です。

収益性の高いビジネスクラス利用者の"空の争奪戦"は、このところ熾烈を極めておりますが、シートの機能性ばかりでなく、ミールの点でもサービス向上はかなり進んでいるのがうかがえます。
一流シェフによる機内食サービスを取り入れるルフトハンザドイツ航空の場合、ビジネスクラスのミールは、グランドハイアット東京のジョセフ総料理長(洋食)と根笹料理長(和食)による美食の饗宴。ドイツビールやワインも楽しめて、機内でのお食事も、ちょっとした至福のときです。

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この日の昼食(洋食)は、オードブルにスズキのパンフライを選び、主菜にはテンダーロインステーキを頼みました(画像左と中)。
また、夕食では和食(画像右)をチョイス。前菜(くらげ寿司や新生姜の酢漬けなど)、御椀、台の物(焼き物は鮭の粕漬け、そして"しらすご飯")、香の物、デザートと続き、緑茶には茶たく、箸置きも陶製です。

muc 001ua.jpg機内ショッピングでは、私も愛用している、日本未入荷の【ルフトハンザ・リモワ】が、円建てで販売されていました。機内持込みサイズで11万円ちょうど。
>>私のルフトハンザ・リモワは、こちら
創業80年を誇るルフトハンザドイツ航空は、現在、スターアライアンスのメンバーです。成田空港では、ANAやUAのラウンジを使用することができます。
**成田空港第一ターミナルにあるUAのラウンジを、今回利用しました。広々としていて、デザインも落ち着いています。

【ミュンヘン国際空港】フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港
lhaaj.jpgドイツ・バイエルン地方の空の玄関口【ミュンヘン国際空港】、正式名称フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港は、ターミナル建設にルフトハンザドイツ航空が参画したこともあって、ミニマムコネクティングタイムがたったの30分という、機能性にすぐれた空港。ヨーロッパのベスト・エアポートに2年連続で選ばれるほど。ちなみに第2位は、チューリッヒ国際空港だそう。(今回、チューリッヒからoutしたので、あらためて、またお伝えしますね)

muc 047lf.jpg成田・中部・関空とミュンヘン間を、現在、週28便結んでいるルフトですが、1961年の日本初就航時は、カラチ経由(懐かしい〜、南回り、カラチで給油。待たされましたね〜)で、丸一日がかりだったそう。それに何より、アンカレッジやモスクワの免税店に立ち寄ったときのことが、想い出されます。モスクワ上空の飛行ルートで、欧州ダイレクトが当たり前となった今。技術の進歩、世界の平和を感じます。**MUCには、巨大なBMWの"顔"が壁面に飾られていました

ちなみにミュンヘン国際空港は、施設内でビールを醸造する空港としても知られています。
>>エアブロイ。そうです、その記事は、こちら

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2008年06月06日

池袋【六方】

ブログを開設して2年余月。
気持ちがふさいだときなど日々の更新も辛くて、途中で断念しようと思ったこともありました。それが今春あたりから、ヒット数が急増。ご愛読に支えられ、やりがいを感じながら、毎日いそいそ書いています。ありがとうございます。

先日、私も出展しております絵画展の会場に、実父が訪ねてくれました。
夕刻4時、まだ陽が高い時間帯でしたが、「一杯、飲んで帰ろう!」という話になりまして、池袋・東京芸術劇場近くの銀座ライオンに立ち寄り、父娘で仲よくカンパ〜イ。血は争えない酒豪の娘ですが、老いてすっかりお酒も弱くなった父の姿をみていると、つくづく(親不孝をしているなあ)と反省しきり。娘は、「いつかドイツへ、二人で旅しよう」と口約束を繰り返しますが、…なぜドイツかと申しますと、父が現役時代、長らく滞在していた思い出の地なのです…、(早くに果たさなくては)と内心焦るようになりました。

で、先日のドイツ取材などを酒の肴に一杯飲み干したあと、「もう一軒、行こうか」ということになり、向かった先が、立教通りにある"旬菜酒楽【六方】"(ロッポー)です。
話を聞けば、さかのぼること20年前。父が現役時代に、会社の仲間たちとよく通った飲み屋さんだそう。マスターとママに、「千葉ちゃん、お久しぶり〜」と声をかけられ、(ああ、お父さんも"千葉ちゃん"って、呼ばれてたのね)と私。20年前。どうも、私が神田あたりの赤提灯でくだを巻いていたとき、父も池袋でいい気分で酔っ払っていたようです。

ちょっとした酒肴が美味しく、盛り付けも丁寧で、小料理屋さんっぽいお店。ジョッキで3杯目は私もさすがに我慢して、それぞれの家路につくことにしました。お父さん、ご馳走様でした!

■旬菜酒楽【六方】
**豊島区西池袋3-29-9 C3ビル地下1階
TEL 03-3984-3120
**池袋駅西口・立教通りを立大方面へ。サンクスの2軒手前にあるビル地階です
posted by 千葉千枝子 at 09:55| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のグルメ・レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月05日

【日本観光研究学会】

学術の世界では、「観光」がどのようにとらえられ、研究がなされているのか。学問としての観光は、私にとりまして聞きかじっただけの未知の世界ゆえ、先日、縁あって、【日本観光研究学会】シンポジウムを聴講させていただくことになりました。

立教大学新座キャンパスで開かれた年次総会後のシンポジウムでは、景観研究の第一人者・中村良夫先生による基調講演が。また、"観光研究のフロンティア"といわれる先生方によるパネルディスカッションにも、興味津々、熱心に耳を傾けてまいりました。

文化人類学や地理学といった、オーソドックスなジャンルからみた「観光」は、切り口としても、また、論理的にも納得のいくところが多く、学問としての厚みを感じさせます。
日本社会のなかで「観光」が学問として認知されるようになり久しいですが、それでもまだ、先駆の分野とでもいいましょうか。社会学やエコツーリズム、はたまた観光計画学という文理を超えた取り組みがなされていることも知って、"広さ"と同時に、"難しさ"も感じました。

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聴講者のなかには、経済学の観点から、はたまた業に従事しているお立場・視点から、さまざまな質問が投げかけられ、答えが出ないまま散会となりました。モノづくりの世界でも、産学連携が進んでいますが、日本では未だ新興とみられるサービス産業の分野で、学問と商いとが、今後どのように交わっていくかは、とても未知数で無限大のように感じます。

**シンポジウムのあと、同学内の太刀川記念交流会館で開催された懇親会にも顔を出し、しばし交流をはからせていただきました。
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2008年06月04日

スイス連邦鉄道【SBB/CFF/FFS】

欧州取材の画像整理や執筆も一段落しましたので、今日は、お気に入りの車窓風景をご紹介します。とりわけスイスでの撮影は、どれも絵画のように美しく、あらためてみると、本当にため息が出ます。。

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156alps.jpgサンモリッツを発ち、帰国の途となるチューリッヒ空港駅へと向かう道中。車窓に広がる、朝日を浴びたアルプスの絶景と、朝もやの降りる田舎町の風景に、後ろ髪をひかれました。

鉄道国スイスには、国鉄のほか、大小さまざまな私鉄が走っています。スイス国鉄(スイス連邦鉄道)は、SBB(独語)、CFF(仏語)、FFS(伊語)の3つの略語を持っています。車内アナウンスも、英語のほかにドイツ語、フランス語…。時計をつくる国だけあって、時刻も正確。


114st.JPGとくに標高差のある路線が多いスイスでは、窓外の景色はどんどん変わるのですが、やはり忘れられないのは、前日の雪景色。

サンモリッツ周辺は、雪解け水で水かさが増す河川が随所にみられ、その景色がまた、素晴らしい。

まるで水墨画のようでしょ。。
窓の外で、ごうごうと音を立てて流れる川は、春が近いことを物語っているかのようで、雪景色にもちょっとした風情があります。

こうした感動の場面を、少しずつ絵に描いて残しておきたいものです。
日本では遭遇できない大自然、それがスイス旅の醍醐味といえます。

近ごろ思うのです。自分にできることをコツコツやっていこう、できることから始めようと。旅に出るたび、自分がターンオーバーしていくのがわかります。心に残る"よい旅"を、これからの人生、していきたいなと想うのです。




■番外編です
ラベル:スイス 鉄道
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月03日

池袋・東京芸術劇場【東美会】

【東美会】(東京美術学院研究会)グループ展に、趣味の油絵、自作の2品を出展しています。
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**主題「バンクーバーの桜」

池袋にある【東京芸術劇場】展示室1で、会期は6月2日〜8日(10〜19時)。
今日は雨降りの中、会場へ赴き、受付のお手伝いをしました。

絵を描くと、とっても心が落ち着くのですが、…わかっているのですが、時間を別なことに費やしてしまう毎日。他の方が描いた入魂の一品を鑑賞すると、もっと心(と、時間)を込めて描かなくては…と、奮い立たされます。

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会期中、残念ながら、私は明日(4日)午後しか立ち会えません。…最終日の搬出も、収録と重なり立ち会えないことになりました、ごめんなさい。。池袋がお近くで、お時間が許すようでしたら、ぜひ、お立ち寄りください。


■バリ島でチャボを売る…
posted by 千葉千枝子 at 20:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・伝統芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月02日

インスブルック【lichtblick 360°】

inschieko.jpgついに梅雨の季節がやってきましたね。
6月に入ると同時に、関東も梅雨入り宣言。
時の流れ、季節の移り変わりが、今年はことのほか速く感じられ、あらためて自分のこれまでを振り返っています。

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今日お伝えする欧州取材のご報告記事、おおむね原稿執筆も一段落したので、インスブルック・チロルの魅力と壮大な自然を、再度、お伝えしたくおもいます。
(6月10日発売の「羅針」(イカロス出版)にも、ユーロのお話と、今回のアルペンルート記事が掲載されます。ぜひ、ご覧ください!)

**「向こうの車両で撮れば??」なんて、車掌さんが言ってくださるものだから、カメラを片手に車両を行き来しました。鉄道ファンならずとも、前方・後方からレールを撮るのは、何か嬉しいもの。
で、鉄子しているところを、撮って頂きました…、私、とっても嬉しそうでしょ。。

tirol 126ins.jpg■インスブルック【lichtblick360°】

"360°"という名の通り、市内全景を見渡せるカフェに上がって、遠く冬季五輪のジャンプ台やイン川の流れを堪能しました。
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マリア・テレジア通り沿いにあるショッピングモールの7階に位置する、円筒状のカフェレストランテラスで、【lichtblick 360°】というネーミング。たくさんのカップルが、景色を眺めてまどろんでいました。(室内だけでなく、360°ぐるりと外にもベンチがあって、クッションも置いてあり、ドリンクを片手に、景色を眺められる趣向。

インスブルックの魅力は、都会なのに少し田舎町っぽさ、素朴さがある、地方都市ならではの雰囲気。きっと山河に囲まれているせい。
tirol 069ins.jpgそれにしても街中にある店には、それぞれ、特徴ある看板が掲げられていて、趣があります。その建物の合間、看板の隙間に、雪が残るアルプスがみえるのです。

旧市街の一角にマクドナルドがありましたが、それは控えめな看板で、Mマークも小さい。美観を大切にするお国柄、欧州人の誇りが、こうしたところに表れています。

インスブルックはじめオーストリアとその都市の詳しい情報は、オーストリア政府観光局のサイトをご覧ください。
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界の名所・旧跡・お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年06月01日

ハル・イン・チロル【リッタークーヘル】で中世料理

インスブルック市街から東へ車で10キロ。中世そのままの街並みが残るハル・イン・チロルで、思いもかけない食体験をしました。
レストランの名前は【リッタークーヘル Ritterkuchl】。

tirol 181ins.jpgふれこみは「手で食べる中世の料理」!!
このあたりは、岩塩が採れたことで、その昔、大変栄えたそうで、石畳のハルの町全体が、そのまま映画に出てきそうな、中世の雰囲気。
**レストラン入口には、中世の騎士がお出迎え

レストランに入ると、大きなナプキンを前掛けのように装着。「ナイフやフォークを使ってはだめ。手をふくときは、隣のひとのナプキンを使ってもよい」と、驚きのご説明が。
いわゆる、個人経営的なアミューズメント・レストランで、音響がもの凄い(大音響)。穴ぐら風の店内で、古めかしい祈りのような音楽が流れるなか、テンションの高い店主が、大上段に台詞を述べます。
「みなのもの、これから料理が運ばれてくるので、よく聞け…ナイフで切ってはいかんぞ。さぁ、美味しく召し上がりたまえ、云々」

これ、6コースのメニューが運ばれる間、ずっと続きまして、しまいに寸劇をやらされます。

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お役は、騎士とお姫様、それに奴隷…。奴隷に扮した裸の写真をお載せできず、スミマセン(実は、画像紛失)。中世の時代、民は手で料理を食べたというのですが、、スープもズルズル音を立てて飲まなくてはいけません。メインは、仔豚と鶏肉のグリル。ハプスブルグ帝国伝来のハーブ入りスープや"卵とチーズのパイ、玉ねぎソース付き(画像)"というのも美味しかったです。

tirol 207ins.jpg**"メート酒"という蜂蜜のワイン…、しかし味は養命酒に限りなく近い…を、騎士はイッキ飲みさせられていました。ちなみに、隣りの部屋の白人団体、子どもが奴隷に扮し、ママはお姫様。大盛り上がりでした。

日本人の利用者はごく少ないという、穴場的なレストラン。ぜひ、トライしてみてください。

■ハル・イン・チロルの中世料理レストラン【リッタークーヘル】Ritterkuchl のホームページは、http://www.ritterkuchl.at


posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外のグルメ・レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする