2008年06月04日

スイス連邦鉄道【SBB/CFF/FFS】

欧州取材の画像整理や執筆も一段落しましたので、今日は、お気に入りの車窓風景をご紹介します。とりわけスイスでの撮影は、どれも絵画のように美しく、あらためてみると、本当にため息が出ます。。

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156alps.jpgサンモリッツを発ち、帰国の途となるチューリッヒ空港駅へと向かう道中。車窓に広がる、朝日を浴びたアルプスの絶景と、朝もやの降りる田舎町の風景に、後ろ髪をひかれました。

鉄道国スイスには、国鉄のほか、大小さまざまな私鉄が走っています。スイス国鉄(スイス連邦鉄道)は、SBB(独語)、CFF(仏語)、FFS(伊語)の3つの略語を持っています。車内アナウンスも、英語のほかにドイツ語、フランス語…。時計をつくる国だけあって、時刻も正確。


114st.JPGとくに標高差のある路線が多いスイスでは、窓外の景色はどんどん変わるのですが、やはり忘れられないのは、前日の雪景色。

サンモリッツ周辺は、雪解け水で水かさが増す河川が随所にみられ、その景色がまた、素晴らしい。

まるで水墨画のようでしょ。。
窓の外で、ごうごうと音を立てて流れる川は、春が近いことを物語っているかのようで、雪景色にもちょっとした風情があります。

こうした感動の場面を、少しずつ絵に描いて残しておきたいものです。
日本では遭遇できない大自然、それがスイス旅の醍醐味といえます。

近ごろ思うのです。自分にできることをコツコツやっていこう、できることから始めようと。旅に出るたび、自分がターンオーバーしていくのがわかります。心に残る"よい旅"を、これからの人生、していきたいなと想うのです。




■番外編です
ラベル:スイス 鉄道
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする