梅雨の合間の晴れた瞬間は、とても気持ちがよいものですね。
6月10日発売の【羅針】夏号vol.21(イカロス出版)に、「1ユーロ160円時代の羅針盤 お得にヨーロッパを旅するためのアドバイス」と題して、マネー(ユーロ)の話と、先日の欧州取材記事が掲載されています。
帰国後早々の締切で、私は二夜連続の完徹でしたが、編集部の方も泊まり込みでの作業でご対応してくださいましたから、今回の仕上がりは格別のおもいです。お世話になりました。
今、日本ではガソリン高、消費税の問題がクローズアップされていますが、今回訪ねた欧州の場合、例えばドイツではガソリンがリッター230円超、オーストリアの消費税は20%と、日本の比ではありません。
日本の消費税5%という税率は、世界的にみて低いほうですが、今後、増税したからといって確たる高福祉が保障されるわけではない…、そうした将来不安をはらんでいるのが、今の日本の姿でしょう。現在の"強いユーロ"も、政治的、経済的背景があっての産物です。欧州人の生き抜く知恵、温故知新を感じたままを、今回はファイナンシャルプランナーという視点で綴らせていただきました。
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