一昨日のことです。私が著述の世界にデビューしたてのころから、本当によくしてくださってお世話になっている、ある出版社の女性の方と、麻布十番の行きつけの店"蛍(ほたる)"で一献しました。
ロングステイというマーケットを、ともに掘り起こし、情報をカタチにしてきた同志であり、仕事の上、女性として母としての大先輩でもあります。処女作を出す以前に縁あって知り合い、以降、たっくさん面倒をみていただきました。
久し振りでしたから話は尽きることなく、しかも彼女がロングステイ・マーケットの第一線を退いたことを受けての再会でしたから、本当に寂しい感を受けました。とはいえ、時間の流れのなかで、この私も脱皮を繰り返していますから、自分への想いもこめて「お疲れ様でした」と心底、語りかけたつもりでおります。
【ガラスの天井】という言葉を、近ごろ、よく耳にします。サラリーマンを離れ幾年月の私ですら、たくさんのガラスの天井にぶち当たっています。女性が活躍する舞台には、出世欲、名誉欲の有る無しにかかわらず、目には見えない障害=obstacle がつきものです。理不尽な行為、嫌がらせなどを同性から受けることも、男性以上に頻繁かもしれません。そうしたなかで、彼女のように、傍で励ましを続けてくれる"同性"の有り難さを、切に感じた一夜でした。
翌朝、届いたメールです。
「千葉さんがこれから、どんな道を切り拓くのか、超期待!

猪木も、『健康なら、何でもできる、ダアー

ラベル:女性のキャリア