都道府県会館で開催された【YOKOSO!JAPAN シンポジウムin関東】に、取材を兼ね出席。インバウンドの最前線を伺ってきました。
国交省総合観光政策審議官・本保芳明氏の基調講演のなかでは、10月1日に新設される観光庁についての組織概略やVJCの基本戦略について、詳しい説明がなされました。
また、今回楽しみにしておりましたのが、"YOKOSO!JAPAN大使!"による2部構成の講演です。
第1部では、先月宿泊利用しました【鬼怒川グランドホテル】(そのときの記事は、こちら)の女将、波木恵美氏による、栃木県のインバウンド取り組み事例が紹介され、大陸や香港、台湾に向けての地道な活動と、その具体策に思わず感嘆。訪日FITが今後の課題という点も頷けます。
そして第2部は、【ジャパンガイド】の代表シャウエッカー氏によるビデオメッセージ(ジャパンガイドの紹介ページは、こちら)と、彼のビジネスパートナーでもあるエクスポートジャパン社長・高岡謙二氏によるITのインバウンド・ビジネスの現状を講和いただき、目からうろこの感でした。「ネット上のロンリープラネットをめざす」。そうです、情報社会は紙の時代からネットへと、傾斜を強める昨今。この日本の観光魅力を紹介するサイトの作り手が、在日外国人の起業という点も魅力です。
2部ともに、大変興味ある面白い内容で、取材を超えた成果を得ることができました。
最後のパネルディスカッションでは、JNTOがモデレーター役をおつとめになり、山梨県観光部、日光江戸村、そして日本旅行・国際旅行事業部のインバウンド取り組み事例などを伺いました。
会場内では、偶然ながらお懐かしいお顔も数名。。観光業は、新時代の幕開けを迎えようとしています。VJCが後半戦に突入したのを契機に、インアウトの逆転現象を、ほうぼうで耳にするようになりましたから、筆ものります。皆さん、頑張ってください!