【筑紫哲也さん、ご冥福をお祈りします】
九州は大分のご出身と伺いました、ジャーナリスト・筑紫哲也さんの訃報を、出張に発つ直前に知らされました。地域振興にも積極的だった筑紫さんとは、2004年春、NPOスローライフ・ジャパンが主催した岐阜県多治見市での町おこしイベントでご一緒させていただいたのがご縁です。私の「旅行作家」という肩書の出帆にも、笑顔でエールを送ってくださりました。海外だけではなく、国内長期滞在の振興も活動の一端とする、その契機ともなりました。ご一緒に撮らせていただいた写真を同封し、自著を献本した折りには、多忙を極めるポストにあられながら、ご丁寧に、自筆で礼状をお送りくださりました。その奢らない人柄に、すっかりファンになりました。
緩急自在のスローライフをご提唱された筑紫さん。どうかこれから、ゆっくり、ゆったり、お休みください。ご冥福をお祈りいたします。
■鹿児島・ドルフィンポート【篤姫館】
鹿児島で期間開催されております、【篤姫館】を見学しました。
場所は、天文館からタクシーでワンメーター、桜島はもちろん、屋久島や種子島へのフェリーが出港するウォーターフロントに佇む商業施設【ドルフィンポート】の一角に位置します。
島津家から江戸・徳川に嫁いだ篤姫は、家定の死後、天璋院と名をあらため、王政復古の激動期を駆け抜けた女性。実家・薩摩の討幕の動きに板挟みにあうも故郷に二度と帰ることはなく、徳川家の一員として江戸に留まり、江戸城無血開城を導きました。ここ篤姫館には、NHK大河ドラマの名シーンとともに、篤姫の足跡や登場人物、衣装・小道具類が展示されています。設置期間は2009年3月末日まで。入館料は、大人500円です。
■【篤姫館】のホームページは、、こちら。