今日ご紹介するのは巨大な三つ頭象が目印、グランドオープン予定が3年後という【エラワン・ミュージアム】 Erawan Museum です。「双頭の鷲」ならぬ、頭が三つの巨大「象」。総重量250トン。タイの人たちが象を大切にしているのは知っておりますが、これを創ったのは在泰のドイツ人で、レック・ウィリヤパン氏。私財を投じてのことで、ほか二つのモニュメントパークとあわせ、タイ観光の新名所として注目される"アンシエント・シティ・グループ"の創始者です。
地階も含め三層構造の内部は、それぞれミュージアムになっています。まずは、二層目にあたる"人間界"の様子をご覧ください。タイ特有のベンジャロン焼を細かく砕いて、タイル貼りのように仔細に埋め込んでいるのが特徴で、天上界へと続くステンドグラスも目を見張ります。
■【エラワン・ミュージアム】 Erawan Museum のホームページは、http://www.erawan-museum.com
一部公開されているので、見学は可能です。入場料は大人ひとり150バーツ。エラワン・ミュージアムがあるのは、バンコク南部のガルフ(チャオプラヤー川流域・タイ湾のこと)に程近い、サムッ・プラカーン県です(エビの養殖場が広がる西部でなく、東部流域に位置します)。