タイ国政府観光庁副総裁のジュタポーン・ルーンローンアーサー女史が来日、日比谷・帝国ホテルで来日記者会見と懇親会が開催されました。
テーマは「タイランド・イン・タッチ」。
昨年来の空港閉鎖やアセアン首脳国会議の中止など、イメージの回復に躍起のタイでは、さまざまなリカバリープランを発表して参りましたが、リーマンショックや新型インフルに追い討ちをかけられ、今年(2009年)の日本人渡航者数は、見込みで約85万人。昨年の116万人を大きく下回る公算です。
「日本は重要なマーケット(ルーンローンアーサー氏)」と語るだけに、財政的な支援にも積極的。タイ一国で40億バーツ(日本円にして120億円)の予算をさいて、信頼回復に努めます。着陸料の減額やビザ申請料免除など、業界ニュースでご存じな方も多いはず。今年12月5日(予定)には、スワンナプーム国際空港とバンコク市内を15分で結ぶ直通電車エアポート・レイル・リンクが開通の予定です。ロングステイも引き続き推し進めます。タイの復権を祈ります!