先般入会しました日本旅行業女性の会JWTCでは、こうしたホテル見学会や講演会など、会員のための勉強会を定期的に開催。会員は、ホテルや旅行会社など観光の現場で管理職クラスのポジションにいらっしゃる方が中心なので、キャリアウーマン同志波長があい、ご質問もプロ目線です。
さて、日本上陸のペニンシュラやマンダリンへは、すでに伺ったことがあるのですが、シャングリ・ラ東京は私も初めて。7月にフィリピン・マクタン島で施設をひと通り見学しましたが、さすがトーキョー。リゾートとはひと味違う、大人の空間であることを知らされました。
総客室数202、全室スイート、ラックレートで1泊7万円超というお値段の豪奢なホテルですが、それも頷けます。
おすすめなのは婚礼挙式。1日午前・午後の2組のみ、しかもフロアーの都合から、各回1組だけの、いわば貸切状態になるのだそう。教会の十字架はじめ、床にも天井にも、ドアノブにもスワロフスキーがちりばめられ、天空挙式さながらです。
お父様との最後のお別れに専用の小部屋(「新婦房」といいます)がしつらえてあるほか、最大50名の正餐が可能なボールルーム(やはり「多功能庁」と、マンダリン併記!)はシックな色調で、螺鈿細工やテーブルクロスの縁を飾るレース刺繍etc…。チャイナイズムの贅を尽くしたものばかりです。
また、客室にはロクシタンやVOSSが常備。ボウズのミニ・スピーカーに液晶アクオス、シャワーブースも広めです。皇居側の客室からは、晴れた日に富士山が望めるのだそう。
世界に65のホテルを展開するシャングリ・ラでは、2012年までに、その数を109に広げる計画です。ウィーンやパリ、ロンドンなどにお目見えする新シャングリ・ラは、日本と同じくタワー型のスモール・ラグジュアリーだそう。
ちなみに、こちら東京の人気のハイティーは、3900円のサ別(於「ザ・ロビーラウンジ」)。土日は混み合うので、ご予約をとのことです。