2009年10月19日

スイスの料理家ローナー・ルートゥ先生のキッチンスタジオ【ラ・クチーナ・デラ・パシオーネ】で伝統的家庭料理を手習い

今回の取材で、「ぜひに」とリクエストさせていただきましたのが、スイス料理の手習いです。ユングフラウ地方にはローカル料理とインターナショナル・キュイジーヌ併せて130以上ものレストランがありますが、グリンデルワルトに限ってはホテルレストランが一般的で、自炊をしながらバカンスを楽しむというのがポピュラー。だって、ホテル5338ベッドに対して、今回滞在したホリデー・アパートメント(シャレー風の貸別荘など)は6741(ユングフラウ地方全体の数字です)もあるのです!いかにヨーロピアンのバカンス・スタイルが滞在型であることが、おわかりでしょう。

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ヴァール肉をシャンピニオン・ソースで"チューリッヒ・ゲシュネツェルテス"


さて、楽しみに伺いましたのが、料理教室【ラ・クチーナ・デラ・パシオーネ】la cucina della passione。スイス・グリンデルワルトの山合いの一軒家で、料理教室をご趣味で営むローナー夫妻のお宅です。山小屋風の外観からは想像ができないほど、1階内部が瀟洒なキッチンスタジオで、テーブルセッティングと出来たてのお食事が楽しめるようにダイニングもしつらえてあります。高台ですから、アイガーはもちろん、アルプスの山々と麓の村々が見渡せて、庭には自家菜園が。ミントやパセリ、スイスの国花・エーデルワイスもありました。

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料理教室を主宰する料理家のローナー・ルートゥーさん


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山々のきのこや秋の実がすべてリアルにセッティングされています


今回は、二組のスイス人ご夫婦も生徒さんとしてjoin。食前酒をいただきながらスイスの伝統料理をつくり、ワインを赤白あけてお喋りも弾むお食事会。なんと5時間以上も滞留、お邪魔してしまいました!

この日、教わりましたのは、仔牛肉をシャンピニオン・ソースであえる"チューリッヒ・ゲシュネツェルテス"とじゃが芋料理"ロスティー"です。調理用具も日本では珍しいものもあって(ロスティー専用のじゃが芋おろしがねや水道水を炭酸入りにさせる器械など…私、ガス入りの水、好きなんです。スイスの水道水は美味しいですから、手ごろでよいですよね)興味津々、勉強になりました。

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ローナー夫妻はもとより、ご一緒した皆さん、愉快でお優しい方々ばかり。よい思い出になりました。簡単に、レシピを以下にご紹介しますね。


■グリンデルワルトの料理教室【ラ・クチーナ・デラ・パシオーネ】la cucina della passione
お教室の開催日は金・土・日のウィークエンドが基本。お1人様もご相談次第、6〜10名程度の少人数制で要予約です。メールはこちらへ、英語でご連絡ください。

chalet Sandra,Wuhr
3818 Grindelwald
Switzerland
TEL 033-853-3860
http://www.ruthlohner.ch/

■ローナーさん直伝スイス家庭料理のレシピです…
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 世界の料理教室・レシピ・器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする