東京オペラシティ・コンサートホールで開催されましたハンガリー【ソルノク市立交響楽団】の最終公演。約60名からなる混声合唱団が、バルトークやチェミツキ、ゴダーイの名曲を美しく唱いあげ、会場はアンコールの嵐に包まれました。
一昨日に引き続き、駆け付けました会場には、今回の日本ツアーの千秋楽をひと目みようと、多くのファンや関係者が詰めかけました。鳥肌が立つほど美しいソプラノでオペラファンを魅了したロスト・アンドレアは、この日、降板。とはいえ、先の井ア正浩さんが指揮し、リスト音楽院出身の干野宜大さんが素晴らしいピアノを披露。ソルノク市立交響楽団の一糸乱れぬ演奏。さらには混声合唱団が迫力ある歌声を披露して、終演後は、何とも言い得ぬ爽涼感に包まれました。
ドナウの真珠・ブダペストの芸術宮殿国立コンサートホールで、素晴らしいクラシックの祭典を鑑賞したのは、わずか半年前のこと(そのときの模様は、こちら)。「またハンガリーの地を踏みたい」と強く感じた一夜でした。