海外視察旅行のヒヤリングが目的でして、事前に渡されましたのが「旅のしおり」です。
思わず受け取った瞬間、「わ〜、懐かしい〜」と叫んでしまいました。と申しますのも、昔とほとんど体裁が変わらないままだったからです。取材の当日は、1993年の日付で"千葉(千)"と社判が押してありますボロボロの旅のしおり「信用金庫オーストラリア実地踏査ツアー」を持参。ご覧いただくと、巻末の参加者頁に、ご存知の方も数名いらしたようで、嬉しくなりました。
かつて添乗員として随行したご旅行でして、都内有数の信金役員さんが横のつながりでご参集された、珍しい催しでした。処女作です拙著「悠々パース暮らし」に、当ツアーの集合写真をモノクロで掲載させてもいただきました。
あれから17年。私が退職したあとは信用金庫の合従連衡が進み、ほとんどが名称を変えられましたが、こうして脈々と受け継がれていることに喜びを感じます。取材ご協力を、誠に有難う存じます。
ラベル:旅行作家