インバウンド関連の記事を来月発表するため、連日、取材を重ねています。今日は、箱崎のロイヤルパークホテルで開催された【国際観光セミナー2010】に少しだけお邪魔しました。
冒頭、溝畑観光庁長官が、休暇分散についての協力要請をご挨拶のなかで述べられておりました。以前、東京新聞さんから休暇分散についてのコメントを求められましたが、出張で東京を不在していた折りでしたので手控えました。すでに一部の自治体で実証実験が始まっていますが、業界内では観光格差を逆に招くのでは?という不思議の声が上がっているのも事実。安易な発言ができないシリアスなこと柄です。
500名収容の盛大なるセミナー会場の様子です。サブタイトルは「アジア富裕層のお買い物パワーが訪日観光を変える」。今回のタイ出張―――。ベトナム航空機内でも実感いたしましたが、アジア大交流時代をついに迎えつつある今。業界外からも熱い視線が注がれるアジア訪日客。日本の行く末がかかる、重要な経済の担い手たちを、私たちは上手に呼び込むことができるのでしょうか。