大いに頷きたくなるご意見が会場から上がりました。「(観光における)被害状況を正確に把握することが、私たちの第一義…」。支援や復興を研究対象にする以前の、今にある被災地の現状の把握。こうしたご意見に共鳴すると同時に、自分にできること、使命感を感じます。
このたび学会としてできうる行動、貢献をという考えのもと創設された【東日本大震災特別研究】の募集に、研究チームの代表者として応募いたしまして、この日、理事会で承認を賜りました。この大震災にかかる観光という見地での貢献、これは私の人生後半に与えられた使命であり宿題です。被害が甚大でした岩手県陸前高田市と釜石市を、今後、本格調査の予定でおります。
■日本観光研究学会のホームページは、http://www.jitr.jp/
ラベル:観光学