「新たな需要を掘り起こす」。全日空の伊藤社長とエアアジアgroup CEOのトニー・フェルナンデス氏は、二人、口を揃えました。日本の空に、新しい時代の幕開けです。
記者会見場となったニューオータニの宴会場名は“鶴”の間。全日空さんからお声かけいただいたこともあり、Bフロアで青い色を探しましたが、アプローチから受付までが全面「赤」一色。これはギャグかと思いましたが、これこそ21世紀の空の現実です。
全日空とエアアジアの共同出資会社【エアアジア・ジャパン】の設立に合意がなされ、成田拠点のLCCが本格始動することが、正式発表されました。トニーは、「日本からのアウトバウンドだけでない。アジアの民が日本へやってくるだろう」と、メディカル・ツーリズムにも触れていました。
2012年8月、日本の空が変わります。