“「巡る」旅から「過ごす」旅〜コンテンツは暮らし・交流へ〜”と題した表紙の大タイトル。アクティブシニアの代名詞といわれたロングステイですが、今や、ファミリー層に照準をあわせた国内長期滞在が新たな捉えのときにあります。今日は偶然にも、M国のリタイアメントビザ・ホルダーで在住歴が6年半をお迎えになった方と、久しぶりに都内で再会しました。そして、つくづく感じました。―――ロングステイは、今や言葉のイメージにあらず。休暇制度の云々でお茶を濁すのではなく、日本の将来の観光の在り方、ライフスタイルに布石を打つのが私の使命です。長期滞在型観光は、出来るできないの議論ではなく、泊数延伸で、着実に積んでいくものではないでしょうか。それは一方で、超短傾向が加速、利益率が低下する観光業界にとって、使命感をもって取り組むべき時機にあるように感じます。抄録とはいえ無駄なく的確におまとめいただきました事務局の皆さまに、心より御礼申し上げます。有難うございました。
ラベル:千葉千枝子