3月11日東日本大震災では、多くのお悔みや励ましを頂戴しまして、ここにあらためて御礼申し上げます。あの日から私もまた、格別な思いで仕事に打ち込んでまいりました。使命感というのでしょうか、自分にできることに、ただただ猛進し続けて、一年が暮れようとしています。それもすべて、多くの皆さまからのご支援あってのことです。本当に有難うございました。
大晦日の今日は、車のハンドルを握って首都高をひた走り、練馬の実家に帰りました。午後からは台所に立ってお煮しめなどを作りました。例年のような充実感や節目、区切りといった感覚ではない、何か旅の途中にいるような年の瀬を感じます。来年もきっと、全身全霊で仕事に打ち込むことでしょう。健康にも留意したいとおもいます。
昨年に倣い、2011年の活動トピックスをお届けさせていただきますね。
▼2011年春 久しぶりに新著「観光ビジネスの新潮流」(学芸出版社)を出版しました。校了に、最終ゲラを戻す日に自宅で震災に遭いました。津波で命を落とした岩手・釜石の祖父の追悼記事を綴らせていただきました。
▼2011年夏 講演などで国内出張の多い夏でした。東北の観光復興には、所属する会等で、さまざまな支援の活動を行いました。この活動は、現在も継続中です。
▼2011年秋 城西国際大学観光学部で教壇に立つことになり、また一つ、若いチカラの応援者になりました。安房鴨川キャンパスへ週一回、そして東京成徳短期大学十条台キャンパスにも週一回のスケジュールで後期がスタート。忙しくも充実した毎日が始まりました。
▼2011年冬 東日本大震災特別研究の中間報告を含め3本の論文を書き上げました。新年から新たな連載もスタートします(政策研究フォーラム「改革者」)。お楽しみに。
教育のフィールドにおける観光人材育成や国内の観光振興のお手伝いには、来年度もより一層、注力する構えでおります。変わらぬご支援のほど、宜しくお願い申し上げます。末筆となりましたが、皆さまどうぞ、佳いお年をお迎えください。御礼にかえまして。
ラベル:千葉千枝子