暮れに訪ねた岡山・倉敷で、特筆したかったのが【大原美術館】です。初訪は19歳のときでしたでしょうか。子供のころから絵を描くのが好きでしたから、念願叶って見学したときの感動を今でも覚えています。当時、私は印象派が好みで、ルノワールは油で模写をしたほど(高校時代の力作でした「イレーヌ・カーン・ダンヴェルス嬢」は今でも実家に飾ってあります)。それにモネの「睡蓮」を観たときは、いたく感激したものです。
人生も折り返し地点を過ぎると、違った感動、見方を持つのかもしれません。今回の衝撃は、エル・グレコの「受胎告知」。過去に数回、鑑賞しているのに、どうしてなのかは分かりません。とにかく、美しいな…と感じました。
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