夏ともなればサッパ船が行き交う北山崎は、震災から初めて迎えた冬に、人影もまばらだったと聞きます。とはいえ北山崎ビジターセンターには、NPOの皆さんが常時、詰めており、さまざまな活動を行っていると知らされました。代表的なものが、津波語り部の養成です。震災後、わずか7ヵ月間で3000名ものツアー送客を成し遂げたクラブツーリズム。いわゆる「絆ツアー」です。そこで津波語り部をされている皆さんこそ、このNPO法人が養成した地元ガイドの方々。2月初旬には首都圏教育旅行での利用もありました。2012年、学生さんはじめ多くの方々がサッパ船を楽しむ光景を。そして時代の生き証人・津波語り部の話に耳を傾ける旅人が、たくさん行き交う田野畑村に。皆さまも大いなる応援をお願いします。
■NPO法人 体験村・たのはたネットワークのホームページは、http://www.tanohata-taiken.jp/
ラベル:岩手県