「小京都」と呼ばれることほど、(ご当地の方々にとって不愉快なものはないのでは?)と感じる私ですが、おそらく金沢(や、角館ほかetc)の皆さんも同様ではないでしょうか。これもガイドブック用語の一つ、昭和に普及した言葉の副産物ですが、今の時代、観光地の未来を考えたとき、喜ばしくない表現であるような気がしています。京都や銀座という地名がブランドとしての形容しやすさをもっているのは事実ですが、海外におけるリトルトーキョーと小京都では、意味合いも違います。
月刊北國【ACTUS(アクタス)】7月号の第一特集「新幹線開業でにわかに脚光「京都VS金沢」のフシギ」に取材協力、コメントを寄せました。
金沢から帰りの新幹線のなかで読んでいました北國新聞の下5段に、
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