投宿した蒲郡クラシックホテルから徒歩でいくことができ(というか、クルマでは橋に入ることができません)、島内巡回所要約40分という、小さな島です。
ここ竹島は、名古屋の繊維問屋・滝兵(たきひょう)五代目が、対岸に常磐館を開業したことに端を発します。大正元年のことだそう。
昭和に入ると、東京の資本が流れてくるようになります。鉄道省によるリゾート開発が本格化するなか、昭和9年には山側に蒲郡観光ホテル(現在の蒲郡クラシックホテルの前々身)が建てられます。昭和9年といえば、今年85歳になる父が生まれた年。歴史を感じさせます。
風が強いなか、ひとり一眼レフを持って島をめざしておりましたら、ボランティアガイドの方が声をかけてくださいました。

この写真は、ご一緒にと帰り道にお願いして撮っていただいた一枚です。
風が強いのがおわかりでしょう。
3月も下旬というのに、風で体温が奪われて、とても寒かったです。ハンドクリーム用に持参した白手袋を持っていって、正解でした。
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