3月下旬から始まった新型コロナウイルス感染症拡大に伴う外出自粛も、長期化が予想されます。
とにかくずっと家にいる。例年にない黄金週間となりました。
ただ、2日土曜日に、20年来、通っている光林寺近くの歯科医院で応急診療してもらいに、久しぶりに車で外出をしました。ハンドルを握った帰り道、ザ・ペニンシュラ東京が皇居の方角へ向けてハートのかたちの客室照明をしていたのが印象的でした。少し、もの悲しくなりました。
コロナ収束の出口はまだ、みえていませんが、今年の末ごろから始動する【いわて観光立県推進会議委員】に内定のご通知を、今日、いただきました。
これまでコロナ感染者が唯一ゼロの岩手県は、私の生まれ故郷でもあり、両親の出身地です。
連日の報道で、世界の感染者数の推移を発表する米国ジョンズ・ホプキンズ大学は、世界最古の公衆衛生学専門の大学院を有する権威。あの新渡戸稲造氏も明治時代に留学している大学です。現・岩手県知事の達増拓也氏も、同大学の卒業生です。感染者ゼロの理由がわかるような気がします。
今回のコロナの影響は計り知れず、とりわけ観光の復興は長い月日を要するでしょう。私たちの生活様式や行動における価値観も少しずつ変わってきているのがわかります。そうした場所から、観光は少しずつ回復していくのかもしれません。
季節が少し早いですが、今日は紫陽花をお届けします。
3年前、瀬戸内寂聴さんが住職をおつとめになる天台寺(岩手・二戸)でいただいたものを、自宅で飾りましたときの画像です。