息子たちがまだ、小学生のころでしたから14、5年は経ったでしょうか。あのときは鬼怒川温泉に泊まり、翌日、私の運転で日光東照宮を見学しました。その帰り路の専門店で購入した益子焼の茶碗です。
同じ絵柄が2つしか揃わないと言われたので、息子たち用にと買い求め、長年、食卓に乗りました。1つがのちに割れてしまったので、残る1つによそいました。今が旬の筍を米ぬかで茹で、油揚げと一緒に炊きました。山椒はベランダで育てているのですが、青々として香りたっています。
長男が巣立ったこともあり、想い出の器なので、食器棚に大切にしまったままでした。
素朴な味わいの益子焼は、筍ごはんによく合います。
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