大会初日の柔道女子48キロ級、「ママでも金」を期待されたヤワラちゃんこと谷亮子さん。銅メダルという結果は残念でしたが、母となっても世界の舞台に挑戦しつづける姿に、心を打たれました。乙女のころのふくよかで無邪気な面影はなく、しっかり「母」の顔になっていましたね。

香港・マカオ、深セン以外で、大陸に初めて私が訪ねたのは、17年ほど前のこと。北京・天安門付近でも、公共トイレにはドアがない時代でした。日本人旅行者への団体招へいビザが解禁されたころで、石畳には天安門事件(1989年)の傷痕もなまなましく、「これからどうやって、日本人旅行者を中国へ呼び込もうか」というテーマで組まれた視察研修の旅でした。法人営業はじめルックなどのパッケージ商品企画担当者らが参加、兌換券が流通していた時代です。
**1991年に撮影、「万里の長城」初訪問時のスナップです(左の青いマフラーが私)。
日進月歩の時代。
「ひとが遊んでいるときに働こう!」とばかり、この夏は酷暑のなか外出も頻繁に、いそいそ仕事をしています。先週、かねてより尊敬申し上げているお方に、折り入って、仕事上の相談を願い出ました。そこで、かけていただきました心温まるお言葉が、「努力は必ず報われます」。
変貌を遂げた中国、母となっても挑戦を続けるヤワラちゃん…etc。五輪をTVで観ながら、そのお言葉を反芻しています。