2009年01月12日

【地域振興と観光ビジネス】

旅の現場力を追いかけていましたら、「現場教授」という言葉が目に飛びこんできました。その教授から、「学べ」との勅命です。

img029chiiki.jpg―――観光には、人々を楽しませ、幸せな気持ちにさせる、また観光をとおして住みよい、魅力的な地域をつくりあげていくという「理念」追求の部分と、ビジネスとして、産業として興していくという「経済性」追求の部分とがある。―――(「地域振興と観光ビジネス」(JTB能力開発)-はじめに-より抜粋)

観光を学ぶひとの道標となる一冊の冒頭に、著された一文です。理念と経済性。そのひとつを、もしくは双方を、われわれは何時も追いかけています。この本に記される「セールスプロモーション」SPや「セグメンテド・マーケティング」という言葉は、90年代の前半、私が旅行会社に籍を置いていた時代、業の現場では多用されなかった語彙、当時からすれば"新語"です。ところが現在では、現場の先端を行く人たちが、日常的に用いる業界用語となりました。インダストリアルな風が、ここにも吹いています。
ラベル:観光学 ビジネス
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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