2009年01月22日

JTBグループ【2009年新春経営講演会】榊原英資氏ご講演&交流文化賞贈呈式

JTBグループ主催【2009年新春経営講演会】ならびに交流文化賞贈呈式・懇親会が、新宿の京王プラザホテルで開催されました。
IMG_4755tagawamr.JPGJTBグループ各社の代表と箇所長、そしてJTBとお取引のある日本全国の旅館経営者やホテル支配人、そしてJR各社、バス会社など運輸関係者、官庁・団体の役職者らが一堂に集い、今年の結束を誓いあいました。

まずはJTB代表取締役社長・田川博己氏による新年のご挨拶。年初に聴講したコンソーシアムでも語っておられましたが、「旅のチカラ」をツーリズム業界一丸となって培ってまいりましょうとの所信表明。09年は「観光元年」であり「環境元年」、そして「ホスピタリティー」「ライフスタイル」「エンターテイメント」がキーワードです。

この日、最も楽しみにしておりましたのが、「ミスター円」こと榊原英資氏による約90分の基調講演。榊原氏のご講演は依頼するにも人気で容易ではないと伺っておりましたし、ましてや未曾有の金融危機、真っ只中というタイミング。撮影・録音は禁止でしたから、筆録しましたが、実に勉強になりました。心に留まりましたのは「これからが日本の時代」という一言。米ドルがさらに下がり、米国不動産価額はさらに下落すると榊原氏。対円でのクロスレートも同様、「円独歩高」の時代に入ると予測します。市場原理主義の崩壊に及んでは、新聞を読むよりも数倍わかり易く、面白いご講演でした。詳しいことは、また、あらためて。。

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IMG_4784ritsudai.JPG同日、「第4回JTB交流文化賞」の贈呈式も行われました。受賞作品のプロモーションビデオは、どれも惹かれるものばかり。選考委員には、過日、長野での学会大会でもお世話になりました立大観光学部の安島博幸教授(画像右)やTIJ舩山龍二会長らが名を連ねます。とりわけ地方発の観光まちづくりに、大きな評点がついたように感じます。交流文化体験賞では、最優秀賞に、カナート(地下水路)を通じたイランの人々との交流記が。仏でのホームステイを若々しく描いた受賞作にも、個人的には惹かれました。

会場を、エミネンスホールからコンコードボールルームに移し、立食の懇親会にも顔を出しました。懐かしいお方、昨年お世話になった皆さまとの再会やご挨拶が続き、とても晴れやかでした。
posted by 千葉千枝子 at 23:24| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行業 運輸・観光業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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