台湾 列車の旅<続編>をお届けします。先日、現地から【台湾高鉄】すなわち台湾新幹線の記事をお届けしました(そのときの記事は、こちら)が、今日は在来線【台湾鉄道】、略してタイテツを利用して、映画のロケ地でも知られる九分(正しくは、ニンベンに分の字)の街へと行きました。
台北駅から、東部幹線の急行列車で目指したのは「瑞芳」Rueifans という小さな駅。乗車時間は43分(台鉄は、もとは日本の省線だったせいか、定刻通りの運行です)。列車も駅舎も、昭和初期の時代さながらなレトロな雰囲気です。下車後、駅プラットホームで撮影をしていると「べんとー、べんとー」と弁当売りの女のコ(画像下の左)が、1個60元の肉弁当を売りにきました。
瑞芳駅から九分までは、ローカルバス(「金瓜石」行きで片道21元)を利用します(九分観光の様子は、またあらためて…)。ちなみに復路は、人気の特急列車【自強號】(画像上の右)に運よく乗車でき、快適でした。台北-瑞芳間の指定特急券は、急行が62元、特急・自強號は80元。新交通システムMRTもよいけれど、次回訪台では、ぜひタイテツを試してみて!
■【台湾鉄道】のホームページは、http://www.railway.gov.tw/
これが瑞芳駅のホームで売られていた、1個60元の駅弁です。かつてゴールドラッシュで沸いた金鉱の町・九分が描かれています。「月台弁当」とありますが、月台とはプラットフォームのこと。
気になる中身とお味ですが…。
お肉の下にはキャベツや高菜風の味付け野菜がしいてあり、意外と美味しい。煮玉子や沢庵が添えられてあります。
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