ソウル景福宮の近くにある韓国料理教室【フード&カルチャー・コリア・アカデミー】で、韓国家庭料理を習いました。お教室を主宰する金秀珍(キム・スジン)院長(画像下左、緑のご衣裳)は、韓国の料理研究家として著名なかたで、韓国映画「王の男」、人気の「食客」(画像下中央、お教室内にポスターが…)などの料理監督も務めます。
ピンクのチマチョゴリを着ているのは日本担当のチェ・ヨンミ先生。豚肉の首の部位(モクサル)を使った味噌味の炒めを作りました。つけあわせは、ニラとパイン。特製ダレにお肉を漬けて、手で揉んで味をしみこませてから、焦げないようによく焼きます。たったそれだけですが、とても美味しくできました。
【特製ダレの作り方】
韓国みそ・大さじ1 *水あめ・大さじ1 *みりん・大さじ1 *唐辛子(パウダー)・小さじ1 *にんにく(パウダー)・小さじ1 *だし醤油・小さじ1/2 *砂糖・小さじ1 *ごま油・小さじ1/2 *白ゴマ・小さじ1 *こしょう・小さじ1/4 *お水・大さじ5
***これらをよく混ぜて、そこに2〜3センチの角切りにした豚肉を入れ、揉み込みます。コーティングしてあるフライパンで焦げ目がつくまで、じっくり焼きます***
近ごろ韓国では、伝統的な韓国食文化を見直そうとする動きがあります。韓国映画などに料理のシーンが頻出するのも頷けますね。すっかりチャングム気分です。
■韓国料理教室【フード&カルチャー・コリア・アカデミー】のホームページは、http://www.fnckorea.com
ご覧ください、美味しそうなトッポギと奥はチヂミ。お料理のあとは、自分たちが作った料理だけでなく、厨房でお弟子さんたちが、サイドメニューを用意してくださいます。
修了証の授与式で記念の一枚。美人でやさしいキム先生、才色兼備です。
こちらのアカデミーには修学旅行の生徒さんも多く訪れるとか。そうです、日本からの修学旅行で海外ナンバー1の訪問地は韓国。食は世界共通語。日本人男子学生も、旅先では楽しく料理をするようです。さまざまな国や地域でクッキング教室を経験しましたが、韓国料理は実に美味しいですね。
年内、広めのスタジオに移転する予定だそう。
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