舞台はカリフォルニアから移民政策のひずみが問題化するフランス・パリへ。あらすじを、ちょっとだけ…##LAで、離婚した妻とともに離れて暮らす愛娘が、友だちと二人でパリへ旅行したいという。未成年だけの渡航を不安がり、一度は反対したものの、彼女の喜ぶ顔がみたく、それを許諾してしまう。父役リーアム・二ーソンは、米国政府の元工作員。引退して、やもめの暮らしをする一方で、元妻は資産家と再婚。愛娘と会う時間も限られたものだった。期待に胸ふくらませた娘が訪ねたばかりのパリで、アルバニア系の人身売買組織に拉致されてしまう。麻薬漬けにされ、売り飛ばされるまでのリミットは96時間。娘を救出しようと一路パリを目指し、単独で犯罪集団に挑む。##キーワードは、"スキルを身につけた"男。主演リーアムの類稀なる身体能力とアクションシーンに気を抜くことができない展開。それに加え、父の娘に寄せる愛情が伝わるストーリーで、彼のヒューマンチックな演技も見どころです。
全米チャート初登場で第1位、9週連続でトップテン入りのロングランを果たしたうえ、仏・韓国でも大ヒットとなった映画。パリのフーケやセーヌ川、それにシャルルドゴールが映し出され、ついつい旅情を誘います。今夏の公開、娘さんを持つパパ、ぜひご覧になってみてください。鑑賞後、とってもスッキリできる映画です。
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