2009年08月26日

カナダロイヤル銀行東京支店で来日中のRBCドミニオン証券クリスさんと

昨年暮れのリーマンショックから、早や10ヵ月が経ちました。景気は底をつき再生の兆しとの報道にも、ビジネスのフィールドでは実感もわかないうちに、季節も変わろうとしています。猛暑が去り涼しい風が吹き始めた昨日、ホテルオークラ前にあるカナダロイヤル銀行東京支店を訪ねました。カナダから来日中の【RBCドミニオン証券】日本マーケット担当クリス氏とお会いするためです。

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「米ドルの代替通貨」と呼ばれるカナダドルですが、リーマンショック後は、やはり一部の米国人らがカナダへ預金を移すなど、リスクヘッジのための行為がみられたようです。海外の銀行口座開設は、今や、珍しいことではありませんが、銀行選びは容易ではありません。いかに安心・安全に資産運用ができるか、その信頼性やシステムの点で、「わからないから」という理由だけで、邦銀に任せているひとが大半なのではないでしょうか。

カナダにおいて証券会社 Securities が優位なのは、代理制度が徹底し、さまざまな銀行への預金ができるという点です。銀行によって金利も異なるため、利回りの高い順に銀行を選び、政府保障の範囲(1行につき10万カナダドル)を上限に分散して預金するGIC手法をとることができるというメリットがあります(ちなみにカナダ国内の銀行では1年定期で1.55%、5年物で3.35%、昨日時点のハイアーレートです)。

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オークラ前のRBC東京支店


クリスさんに最新のグローバルファイナンス・ニュースリリースをいただきました。世界の銀行ランキングでRBCは世界第7位。カナダの銀行としては最上位に位置します。シティグループが上位30位から姿を消し、グローバルバンクにも変化がみてとれます。

カナダでの資産運用を真剣に考えていらっしゃるのであれば、バンクーバーに本部を置く【RBCドミニオン証券】日本マーケット担当に、まずは日本語で相談されてみてはいかがでしょう。電話はカナダ(604)257−7291(ショウコさん、もしくはクリスさん宛て)。最低取扱額は10万カナダドル〜。場合によっては東京支店での取次も可能とのこと。日加の違いがみてとれます。
posted by 千葉千枝子 at 13:06| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | フィナンシャル・観光と経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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