このところ、北東北のコースづくりに、毎日、旅行会社各社のツアーパンフレットと睨めっこ。そこで、ふと取り出したのが【JTB時刻表】999号(09年4月号)です。**銀河鉄道スリーナインの著者・松本零士さんが表紙を飾りました!
時刻表には歴史があります。拙著でも紹介しましたが、JTB時刻表は1932年に鉄道省(現在のJR)「汽車時刻表」を編纂したのが始まりです。独占的な版権を失ったことから、現在は、JRが出版する「JR時刻表」と人気を二分します。私が旅行会社で営業マンをしていた時代は、いつも必ず、このJTB時刻表が、セールス鞄のなかに入っていました。
「えきねっと」。そうです、今ではインターネットで列車時刻を検索します。それでも記事を書くときに、アナログ志向は重要です。ときの気分で、JRかJTB、どちらかを購入するのですが、何しろアナログな時刻表は座右の一冊。想像力・創造力を働かせるとき、アナログは役立ちます(そんなエッセイを、JRさんの連載で、書いたことがありました〜)。ダイヤも変わり、消耗品な時刻表ですが、999号、捨てられないでいます。そんな一冊です。
■「JTB時刻表1000号ありがとうキャンペーン」ホームページは、http://www.rurubu.com/1000/
ラベル:鉄道
【関連する記事】