2009年10月04日
佐渡・農家ワーキングホリデイ【おっちゃ猫の手隊】出陣です!
佐渡観光協会が実施する地方の元気再生事業のひとつ、「秋の佐渡を訪ねる」〜農家ワーキングホリデイ【おっちゃ猫の手隊】が、いよいよ出陣です!モニター公募が正式に発表された途端、ひとりで往復はがきを買いにいき、自筆で熱〜いピーアール文を書いた中学1年生の彼。それは私の息子です。
この夏以降、"ひとり旅"を所望していた彼が、自らの強い意志で選んだのが、佐渡での農家ワーキングホリデイとは…。親の私も正直、びっくり。しかし先日、表参道で開催した「佐渡の秋を楽しむセミナー」に彼も駆けつけ、"本気"を見せつけました。
今日は念願のひとり旅、旅立ちの日です。東京駅まで見送りました。(シンガポール航空さんから以前いただきましたトロリー。大活躍です!)
新潟駅まで、上越新幹線で約2時間。降車後、新潟港へタクシーで行き、佐渡汽船のフェリーで両津港まで約2時間半の船旅と、計8時間もの旅程です(行程表は、昨夜、私が作りました!)。途中、船上から携帯メールで日本海の画像を送ってくれました。このあとの、沈む夕陽に、きっと感動したことでしょう…。
幼いときからグアムやハワイ、プーケット、沖縄…etcと、私に連れられ家族旅行を経験した彼が、ついに"ひとり旅"デビュー。その舞台が、近ごろ吉永小百合さんもTVCMで紹介、話題をよぶ佐渡ヶ島です。
ティーンエイジャーのこの時期に、自立と発見、好奇心に冒険心、そして農漁業への関心を寄せるための貴重な機会と判断、許可いたしました。とはいえ学校を休んでの1週間滞在には、良心が痛みました。学校長と担任教諭の寛大なるご配慮に、ただただ感謝するばかりです。
しかしこれは、昨今業界が推進する「旅育」の、いわば実地でもあります。というのも、先般手がけた「若者の海外離れリポート」で知ったことに、幼少のころから親に連れられ海外旅行を経験した大学生のなかには、「海外旅行は親と行くもの」という衝撃のコメントが少なくなかったからです。経済的にも精神的にも自立できないお子さんが増えているのだと危惧しました。そして、現在、佐渡観光協会が推し進める教育ツーリズムに、何らかのヒントが得られるかもしれません。
失敗も喜びもあるのが「旅」。彼からの佐渡リポート、今からとても楽しみです。
佐渡ロングステイモニターには、日にちを違えて数多くの方がご応募くださいまして、共催の側として、あらためて御礼申し上げます。「おっちゃ猫の手隊」にも、老若男女、お申し込みをいただいておりますが、まだ余裕があります。ぜひ、ご検討ください。詳しくは、佐渡観光協会のホームページをご覧ください。また、次回「冬の佐渡を楽しむセミナー」を、来る11月29日(日)14時〜表参道・新潟館ネスパスにて開催の予定です。
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