スイス政府観光局本局ユルグ・シュミッド局長ならびに、スイス・インターナショナル・エアラインズ LX 国際線旅客事業担当副社長マーセル・ビーダーマン氏が会見に臨み、スイスと日本の観光交流における関係やあらたな施策、空をとりまく状況や今後について、共同で声明を発表。先進事例を学ぶ、よい機会となりました。
スイス政観では、このたび「ティピカリー・スイス・ホテル」と銘打って、249ヵ所の主要ホテルを厳選。グリーンツーリズム、ネイチャートラベルの先進国として、自然とハードプロパティの両者共存を実現させること、すなわち持続可能な観光に本格的に取り組んでいます。
空を取り巻く環境は依然厳しく「業界のパラダイムシフトがおきている」とビーダーマン氏。日本のアウトバウンドが減少している点を危惧しながらも、日本をアジアのなかの重要なマーケットとして位置付け、今後もプロモーション展開をしていくことを宣言されました。
スイスの観光施策には、日本が大きく見習うべき点が幾つもあります。観光列車で唯一、世界遺産の認定を受けたベルニナ特急(来年で100周年を迎えるのだそう)をひとつの入口に、多くの日本人にスイスの良さを知ってもらいたいとするシュミッド局長の話には、ベルニナを知るだけに心打たれるものがあります。日瑞の観光交流は半世紀近くに及び、その間、のべ780万人もの日本人観光客がスイスを訪れました。今後の伸びを期待すべく、私自身、スイスの魅力をさらに情報発信したいと考えています。
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