2009年12月13日

おすすめの一冊 小説【沈まぬ太陽】

映画公開以降、「もう観た?」と業界関係者に会うたびに尋ねられ(…映画は、まだ観ていません)、積ん読でした山崎豊子さんの【沈まぬ太陽】アフリカ編を、ちらと読み始めたら止まらなくなり、ここ数日、寝不足が続きました。

企業における労働組合の在り方――、女流作家による企業小説の取材や著し方、そして"国民航空"の現在ある姿と企業体質、これからの企業広報。すべてを一から紐解きたい、ヒントが隠されているのではないか…という衝動にかられ、ナナメ読みだった原作を一巻から読みあらためています。

作者の偉業に畏怖の念を覚えます。作品発表から十余年。550万部を超えるベストセラー。それが今、クローズアップされるには、商業主義だけにない、何かがあるように感じます。


沈まぬ太陽(新潮文庫)




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posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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