2010年01月20日

旅程保証制度について

2010年1月20日、日本航空がついに会社更生法の適用を申請。負債総額は過去最大の2兆3200億円。「ついにこの日が来た」という気持ちで、朝刊をみ入りました。この日、私は、新連載の打ち合わせに原宿へ。偶然乗り合わせた山手線が、全車両、ルックJTBのラッピングトレインでした。

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旅程保証制度が新設されたのは1996年のこと。パッケージツアーなどの主催旅行において、旅行の内容(旅程)が変更されたとき、それを補償しようとする消費者保護の制度で、変更原因が旅行会社側にあった場合には損賠責任を負うことになります。先日お伝えした「ルックJTBの決心。」とは、主に、この変更補償金のパーセンテージを社独自の高い率に引き上げ、消費者目線の旅の行程を確証するとしたものです。

しかし、さらに正しく解説するならば、いわば「低価格競争への決別」であり、王者復活への挑戦です。商品の質が向上するだけに、当然、料金にも反映されます。厳しい時代を乗り切るための知恵や勇気、そして再生が、そこここで見受けられる2010年。旅程保証や新生ルックについてはもっと詳しく述べたいところですが、続きは別の媒体で。。
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光業界ニュース・最新事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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