2010年01月28日

よしもと若手芸人も【エースJTB 40周年】新戦略・新商品発表会

昨日27日は、どうしたものかプリンス新高輪での商品発表会のあと、お隣・高輪で上手い具合の時間帯に、【エースJTB 40周年】新戦略・新商品発表会がありまして、〆切り前の月末に、通算6時間もプリンスに滞留してしまいました。国内ブランド【エースJTB】は、1971年、大阪万博の翌年に誕生しました。大量輸送時代の産声以降も、時代、時代にあわせ、さまざまに姿・形を変化したさまを、私自身、つぶさに見てきた商品です。このエースが40周年を記念して、大きく舵を切りました。

個人旅行主流の時代に入り、「十人十色ではなく、今は一人十色です」と語られるのも解る気がいたします。09年度、エースは取扱累計が1億6千万を数えたといいます。そして2010年度の新たなテーマは「日本に、もっと恋しよう」。…はい。恋します。

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特筆すべきは、"着地型旅行商品の完全導入"という、時代の節目にあるということ。例えば、関西。現地参加型ガイドツアー「関西まち歩き100選」が一例として発表されましたが、ほとんどが無料であったり、ワンコイン。←と言っても100円玉です。(ちょうど前日、連載中のニューツーリズム記事が脱稿となり、着地型旅行商品のあるべき姿について綴っていたところでしたから、なんとも感無量でした)。

その代表選手、大阪をめいっぱい楽しめる、乗り降り自由な無料バス「こてこて号」。エース参加者はフリータイムに、こうした着地型の商品を選んで、町をてくてくできるのです。そこで紹介された「こてこて号」ですが、よしもとの若手芸人が同乗して、面白トークを聞きながら市内見物ができるというもの。しかし私は、新大阪駅の中央改札で、ド派手に「いらっしゃ〜〜い」と芸人が出迎えてくれる「いらっしゃ〜い号」を選びたいな…と思いました。(隣席の男性は、「地元女子大生がご案内 ハイカラ旧居留地とロマンの神戸港ガイドツアー」のほうがよい!と叫んでいました。現役女子大生が、旗を持って案内してくれるのですって)。

最後になりました。よしもと若手芸人さんが記者会見場に駆けつけてくれました。コンビ名は”モスグリーン”さんと、あともう一組(コンビ名不明、ごめんなさい)。こうした記者発表はJTBとしても初めての取り組み。プロモーション形態も、徐々に海外の政観並みになってきているようです。


■【エースJTB】のサイトは、http://www.jtb.co.jp/ace/

モスグリーンさんは芸が磨けるし、参加者は笑えるしで、さすが大阪。観光のスタイルが、どんどん変わっていきますね。

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ラベル:旅行業
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 観光業界ニュース・最新事情 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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