そこで急ぎ、イスタンブールharf-dayのチエコ流おすすめアイティナリーを簡単ですがご紹介しますね。こうしたモデルコースは、かつて旅行会社勤務時代、グループツアーを対象に毎日何本も企画立案していました。
FIT全盛の時代。せっかくなので、私が実際に歩いたコースをお伝えしていきたいと思います。
投宿先のホテルから近いタクスィム広場前の駅から地下ケーブルとトラムヴァイを乗り継ぎ、ガラタ橋のふもとエミノニュ駅まで約25分。ガイドブックにあるとおり、店が立ち並ぶ地下道を抜けると桟橋に着きます。2番乗り場から乗船したのはアジア側の街【カドゥキョイ】。お茶目な雰囲気の名前のとおり、街も実際、可愛かったですよ。
通勤の足にも使われる船。モトルというのだそう。他の交通機関と同様、1.50リラでジェトンといわれる切符がわりのコインを購入。90円でボスポラス海峡を渡るってわけです。海も景色も綺麗でしょ!?乗船時間は約35分。15〜20分おきに出航。早くに並ばないと、ヨーロッパ側を見渡せる船尾に座れないから要注意です。ちなみに私は、前から二番目にすばやく並んでみました。
そして、カドゥキョイに着いて、最初に目に留まったのが、有名なサバサンド!本当にサバを切り身にして焼いていて、サブウェイみたいに大きなバゲットに野菜と一緒に挟んでくれるの。今でも唾が出そうなほど美味しかった一品です。ちなみにケチャップよろしく、レモン汁を大量に降りかけるそうで、地元の若い男の子が教えてくれた通りにやってみました。美味!
街を散策。のちほど画像を整理したら、あらためますが、トルココーヒーを軒先で飲んで一服しました。路地裏をくまなく歩くこと小一時間。八百屋や魚屋、レストランが絵になる光景です。紀元前からある街なのです。
さて、ホテルを発って約2時間半。夕方からハマムの予約が入っていたので、当初の予定通り、奮発してタクシーでボスポラス大橋を渡ることに。交渉した結果、45トルコリラで合意。約50分ほどのドライブでした。この大橋は、アジアとヨーロッパを結ぶ架け橋・高速道路橋で、正式にはファティフ・メフメット大橋と言うのだそう。難しい名前ですね。日本の円借款により建設されたもの。窓全開で爽快。ドライバーさんは英語を話せませんが、トルコ語で一生懸命なのを「うん、うん」と聞きながら、ホテルまでドライブしました。トータルで3時間半の行程。ちなみにタクシーを利用したのは、橋の通行は徒歩は×とのことだから。タクシーも、数人で乗れば、高くは感じないと思います。町並みも、スーパーの光景なんかも車窓から撮影しましたが、風を感じてのドライブ、気持ちよかったです。トルコのタクシーは黄色。値段の交渉は、英語が喋れる警察官が近寄ってきて、通訳してくれました。
ラベル:トルコ